chaner et chanter! 15
昨7月9日の夜は東京・南青山のライブハウスMANDALAで藤田朋子さんのライブ「chaner et chanter! 15」を観てきました。前回のライブが4月10日でしたが、そのときにすでに切符を買っておりましたので準備は万全(笑)。
出演は藤田朋子(Vo&おしゃべり)、桑山哲也(Acc&おしゃべり)、黒木千波留(Pf)といういつものメンバーに加えて、ゲストでサカイレイコ(Vo)という素敵な構成。なお藤田さんについては以下tokoさんと表記します。
今回は巴里祭(7/14・フランス革命記念日)を意識して、オリジナルからシャンソンっぽいものを選曲、かつゲストにサカイレイコさんを呼んだとのこと。tokoさんはレイコさんのことをシャンソン歌手と紹介していましたが、もともとはシンガーソングライターでありシャンソンは箸休めということで、本人は恐縮していました(笑)。
とはいえtokoさんのライブですから、やっぱり大爆笑のステージになるわけで、今回もはじけたMCが多かったですねえ。桑山さんもいいところで突っ込んできて笑いを取ってました。この漫談を聴くだけでも大いに価値があります、tokoさんのライブは(笑)
歌のほうは、前回ハプニングがいくつかあり凹み気味だったのを取り返すかのような歌唱(笑)。お客さんの入りが良くてご機嫌だったせいか実に楽しそうに歌っていて良かったです。そんななか前回日本語詞で歌った「夢やぶれて」を今回は英語詞で。これは鬼気迫るものがありました。
そしてサカイレイコさんですが、いつのまにケバさが抜けていて(失礼!)大変驚きました。日本ではフランス語で歌うのは好まれないですが、と言いつつシャンソンはフランス語で。でもレイコさんはフランス語のほうがしっくりくるんだなあ。エディット・ピアフを思い起こさせるような歌唱ですから。素敵です。
というわけで、素敵な歌と大爆笑トークのステージはあっという間に過ぎていったのでした。次回は11月1日だそうです。
<曲目>
◆一部
・相合傘
・それぞれのテーブル
・愛のかけら
・時には昔の話を
・シェルブールの雨傘
・夢やぶれて
・いつものように
・ラストダンスは私に
◆二部
・風便り
・バラ色の人生 (サカイレイコ)
・パリの空の下 (サカイレイコ)
・シャンソン、で私を (サカイレイコ)
・アコーディオン弾き (サカイレイコ)
・君の誕生日に (藤田朋子&サカイレイコ)
・恋のシーズン
・しあわせのリズム
◆アンコール
・オー・シャンゼリゼ (藤田朋子&サカイレイコ)
・おやすみ
<主なトーク>
・痩せたのに「太ったでしょ?」と聞かれる桑山さん
・看護師役は段取りが多くて大変でした
・アニメのストーリーが理解できないtokoさん
・バンドマンの誰よりも男らしかった鳳蘭さん
・鳳蘭さんを「おばさん」と呼んだ伝説のレミゼ
・桑山さんがミュージカル出演、稽古の大切さを力説するtokoさん
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 亜美さんの45周年ライブ映像作品発売!(2022.07.07)
- 銀座deシャンソン 6月の巻(2022.06.27)
- Petit MOA3周年ライブ(2022.06.14)
- 亜美さんの今年初単独ライブ!(2022.06.06)
- エスムとソワレの80年代アイドル大好きナイト!(2022.05.30)
「藤田朋子」カテゴリの記事
- 藤田朋子さんのブログを読んで(2021.02.07)
- 1週遅れでセ・ノエル(2021.01.01)
- 藤田朋子さんのとっても長いライブ(2019.05.29)
- 藤田朋子バースデーライブ2017(2017.08.04)
- 藤田朋子さんのバースデーライブ(2015.08.05)
コメント
私にとってtokoさんは、やっぱりミュージカルのイメージが強いのは、初めて見たシーンが、舞台なのか、TVなのかによる違いなのでしょうかね。
ところで、tokoさんは、来年のレミゼラブルに鳳蘭さんが超久しぶりにスペシャルゲストとして復活することをご存知で、MCネタにしていたのでしょうか?
www.tohostage.com/lesmiserables/top.html
ちなみに鳳蘭さんは初演のパンフレットの女優対談シリーズで、斉藤由貴ちゃんに向かって「コゼット役替わってやろうか」と無茶振りしてました(笑)。
投稿: ギムリン | 2010年7月25日 (日) 17:21
■ギムリンさん
いらっしゃいませ。
以前も綴りましたが、私は最初に見たのがNHKテレビの「音楽・夢コレクション」だったので歌手の印象が強いんです。まあ異端でしょうね(^^;
今考えるとあの番組はレギュラーの島田歌穂さん、森久美子さん、中島啓江さん始めほぼミュージカルの活躍者で固められてました。由紀さおりさんの上品だけどキッチュさんの突っ込みにも対応する司会ぶりが懐かしい(笑)
MCの件は、そういう背景はないと思います。「夢やぶれて」からレミゼの思い出話になり、鳳蘭さんが宝塚時代から好きだったのでカッコいいなあと思っていたという話をtokoさんがしたら、桑山さんが鳳蘭さんと共演したときの話しでバンドの誰よりもかっこよかったとすかさず話題に乗ってきたと。
それよりも、来年1月に安蘭けいさん主演のエディット・ピアフの生涯を取り上げたミュージカルに桑山さんがバンド兼役者で出るということを大プッシュしてました。
投稿: MARU | 2010年7月25日 (日) 23:48