« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月29日 (土)

技研公開2010

Giken2010 東京・砧のNHK放送技術研究所の恒例行事である「技研公開」へ行ってみました。過去にも行ったことがありますが、普段は入れない施設内を公開して最先端の技術や研究成果を発表する場ということで、なかなか興味深いものです。入場も無料だし(^^; 土曜日ということで、館内は大賑わい。

 展示で目立ったのが放送と通信の融合でしたね。放送中の番組にツイッターのような感じで視聴者からコメントを入れてもらい、それを即座に集計してどのような感じで見られているのかをグラフ表示する、なんてことも考えてるみたいです。技術的に面白いと思いますが、ソフト(運営面)は大丈夫なのかなあ・・・たとえば「炎上」したときどうするんだろう、とか。

 面白いところでは、視聴者の考えていることを汲み取って、おすすめの番組を示したりするユーザインタフェースの提案なんてのがありました。自分であれこれ操作せずにテレビのほうが気を利かせて色々やってくれるというのですが、そこまでテレビ任せでいいのかなんて思ったり(笑)

 あとはスーパーハイビジョン。専用シアターで見ましたがこれは本当に綺麗。音響も22.1chというとてつもないもので大迫力でしたが、家庭用じゃないですね(笑)。映像といえばいま3Dが何かと話題ですが、インテグラル立体テレビというのもデモがありました。裸眼で立体映像が見えるテレビですが、まだまだ画素が荒いし立体感がもう一つだったような・・・自然な立体感ではあるのですが。

 以前見たぺらぺらの紙のような有機ELディスプレイは、随分と画質が向上しているように見えました。でも薄暗いところでデモをしていたので明るさがまだまだなのかもしれません。

 地味な研究も発表されてましたが、会話を自動翻訳してCGの手話にするとか、会話に自動で生字幕をつけるなんて技術はバリアフリーのためにも大いにやって欲しいと思います。

 なんてずっと文章で綴ってますが、何しろ基本的に撮影禁止なので(^^;
 でも写真がないと淋しいので、撮影の問題のない過去の技術を・・・放送博物館が出張展示してました。

 最初に実用化された撮像管であるアイコノスコープと、それを利用した戦前製のアイコノスコープカメラ。感度が悪いため強い照明が必要で、スタジオが灼熱地獄になった、なんて逸話が残ってます。
Giken2010_is

Giken2010_iscamera

 次に実用化された撮像管であるイメージオルシコンと、それを利用したTKO3型カメラ。放送開始時にはこれが使われたようです。まだズームレンズがなく、倍率切り替えは顕微鏡のようにレンズを切り替えます。
Giken2010_io

Giken2010_tko3camera


 ちょうど昼時だったので7Fの職員食堂へ。ここも「公開」されてます(笑)。ランチ500円はいわゆる社食としては平均的でしょうか。
Giken2010_lunch


 今年は技研が誕生して80年ということで、記念行事的に何かシンボルになるような打ち出しがあるのかなと思っていたら、案外淡々とした展示でした。まあ研究は地道に、ということでしょうかね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月26日 (水)

週刊女性の記事から

 「週刊女性」2010年6月8日号(5月25日発売)に『80年代アイドルたちの今』という記事があり、出版社のHPを見る限り河合奈保子さんについても取り上げられているようなので、入手して確認しました。

 奈保子さんは記事の最後で取り上げられていました。
 音楽活動については、新味のある情報はありません。しかし、2006年の自作ピアノインストアルバム「nahoko音」発売(記事では「ヒーリングミュージックのピアノCD」と紹介)と、一番ホットな話題である今年5月からの池田泉州銀行CMへの楽曲提供が紹介されており、落としているものがない点は好感が持てます。
 ただし、記事で奈保子さんが「引退」扱いになっているのはどうかと。確かに、はた目にみれば引退に近い状態なのでしょうが、ご本人が公式サイトでも「~芸能活動を休止して10年という長い月日を経て~」と綴っている以上、ここは休業扱いにしていただきたいところです。

 音楽活動以外の動静で注目されるのが、現在は国内に居住しているとされている点。奈保子さんのパートは「レコード会社関係者」なる人のコメントだけで構成されており、ウラ取りの形跡がない点で信ぴょう性としてどうなのかという部分はあります(たとえば、他の歌手のパートでは、近所の人の目撃証言があったりする)。しかしコメントで「nahoko音」が「自宅で録音した」アルバムであることに触れており、そこまで知っている人なら、その当時オーストラリア在住である話は承知しているのが自然と思われ、国内居住を口にするからにはそれなりの根拠を持っているのではないか、なんて思ったりします。
 ま、以上は私の個人的予想であり、本当のところは分かりません。あまりこの手の雑誌の情報に振り回されないほうが良いとは思いつつも、もし国内居住であれば音楽活動の次の展開が期待できるのではないか、なんて淡い期待を抱いてしまいますね。池田泉州銀行への楽曲提供がその一歩であったなら、なんて。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年5月23日 (日)

須坂さんぽ

 前回綴ったとおり5月16日は長野県の須坂にいたのですが、写真が上ってきたのでちょこっと紹介します。ええ、デジカメじゃなくてRollei35 LED+ネガフィルムで撮ったんです。それをスキャンしてみました。安物スキャナーなので本来の実力は出てませんが。。。

 始まりは長野駅(長野電鉄)から。ここから3つ先の善光寺下までは地方私鉄としてはハイグレードな地下鉄となってます。元営団地下鉄日比谷線の車両(俗にマッコウクジラ)と、元小田急ロマンスカーが第二のお役目で長野に来て、仲良く並んでます。
Nagano_eki


 須坂駅。人通りがまばら、というか見かけません(^^;。まあ車社会が進んだ地方だとこんなもんでしょうか。
Suzak_eki


 墨坂(芝宮)神社。境内入口に太鼓橋が掛かってますが、なんとも渡りようのない造作(笑)
Suzaka_shibamiya


 蔵の街ということで、旧街道沿いを中心に多くの蔵が残っています。
Suzaka_kura1

Suzaka_kura2


 蔵のまちに突如現れる洋風建築は旧上高井郡役所。内部は市民交流の場として開放されてます。
Suzaka_gun_yakusho

 住宅地の火の見櫓。隣の幼稚園のこいのぼりがいい感じです。街なか散策中、火の見櫓は何本も見かけました。
Suzaka_street


 目的地の須坂市文化会館メセナホール。閑散としているように見えますが、みなさんクルマで奥の駐車場に乗りつけているのでここを人が通りません。コンサートはほぼ満席の盛況でした。
Suzaka_mesenahall


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月20日 (木)

フォーエバーヤング

 5月16日(日)は長野県須坂市へ。「フォーエバーヤング~歌とトーク満載のフォーク・コンサート」へ行ってきました。場所は須坂市文化会館メセナホール。開演前、須坂市内を軽く散策してきましたが、旧街道沿いにはいい感じで蔵が多く残っていました。

 コンサートは、ブレッド&バター、尾崎亜美さん、ばんばひろふみさんのジョイント。さらにプロデュースの富澤一誠さんがMCで出てきてました。富澤さんは須坂市出身だそうで、コンサート後の打ち上げも富澤さんの実家だとか。その様子は亜美さんのブログにも出てました。

 亜美さんは小原礼さんとともに登場。ブレバタさん、バンバンともに仲良しということで、和気あいあいとしたアットホームなコンサートになりました。ジョイントだと曲数が限られることもあり概ね定番曲からの選曲でしたがが、ジョイントならではのコラボもあり楽しめました。「白い色は恋人の色」は、昨年の大阪城ホールでのジョイントライブで、亜美さんが体調不良のなか何度かやり直した曲だそうですが、今回は無事リベンジ成ったようです。(ということにしておきましょう、ね・・・ふふふ)
 亜美さんは京都出身ですが、母で袋物作家の暁美さんが満州生まれの信州育ちということで長野には親族もおり縁があるとのこと。そんなこともあって番外で「信濃の国」を歌ったのですが、客席ほとんど歌える中でアウェイの私は歌えるはずもなく、ちょっと肩身が狭かったです(微笑)

 ブレバタさんは相変わらず透明感のあるハーモニーで、聞くたびにビックリしますね。バンバンは歌ももちろん良かったですがトークも楽しくさすがの存在感でした。それにしても「冷たい雨」はバンバンがオリジナルだとは知らなかった・・・(「いちご白書をもう一度」のB面だったそうです)。ハイファイセットとは違う、ポップで手拍子も出るアレンジはなかなか良かったです。

 この手のコンサートのアンコールは普通全員で「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌ったりするものですが、今回は意表を突いて「上を向いて歩こう」「ふるさと」でした。富澤さんの選曲らしいですが、音楽評論家というのはこういう考え方をするものなのかなあなどと思いながら一緒に歌ったのでした。

 富澤さんのMCはギャグが少々すべり気味ではありましたが、歌は皆さん素晴らしく約2時間しっかり楽しめました。この企画、須坂以外での開催も検討しているということですので、機会あれば足を伸ばしてみたいなと思います。

【曲目】

<ブレッド&バター>
 ・HOTEL PACIFIC
 ・夏の音符
 ・SHONAN GIRL
 ・あの頃のまま
 ・ピンク・シャドウ
 ・FINE LINE

<ブレッド&バター&尾崎亜美>
 ・特別な気持ちで
  (I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU)

<尾崎亜美>
 (番外・信濃の国)
 ・マイ・ピュア・レディ
 ・あなたの空を翔びたい
 ・シーソー
 ・天使のウィンク
 ・オリビアを聴きながら

<ばんばひろふみ&尾崎亜美>
 ・白い色は恋人の色

<ばんばひろふみ>
 ・SACHIKO
 ・冷たい雨
 ・イムジン河
 ・胸が痛い
 ・いちご白書をもう一度

<全員:アンコール>
 ・上を向いて歩こう
 ・ふるさと

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年5月15日 (土)

夏ソングのコンピ盤

 ネット検索していたら河合奈保子さんの曲が収録されたコンピ盤の発売情報が入ったので、ちょっろっと紹介してみます。

 『アイドル・サマー’80』
 規格番号 MHCL-1764
 売価2520円,2010年6月23日発売予定
 (山野楽器での情報はこちら

 タイトルどおり、夏向きのアイドルポップスを集めた盤で、まあ別にどうっていうほどの企画ではないのですが、奈保子さんの収録曲が「エスカレーション」というのがちょっと珍しいかなと思って。。。この手のテーマの収録候補曲としては「夏のヒロイン」が筆頭でしょうから。ちなみに妹分・石川秀美さんは「ゆ・れ・て湘南」が入選してます。これは順当というところでしょうか。

 そういえば「エスカレーション」は数字上での最大ヒット曲ではありますが、意外とコンピ盤ではお目にかかることが少なくて、大体が「スマイル・フォー・ミー」とか「けんかをやめて」あたりに落ち着くことが多いんですよね。しかし歌唱のダイナミックさ、伸びやかさという点では83年頃から一段と上昇していってますので、「スマイル・フォー・ミー」のイメージしかない人にも「エスカレーション」での吼え系歌唱を認識してもらえればファンとしては嬉しいなあと思います。


 そうそう、この盤で意外なのが、太田裕美女史の「南風」の収録。あれだけアイドル扱いされるのがお嫌い(というかアイドルという存在そのものに対してネガティブ)な方なのに、よくこんなコンピへの収録を認めたものだなあと。ん、もしかして同じソニーの制作なのでアーティストの許諾はいらないってことなんですかね。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 9日 (日)

熱狂の日2010備忘録

 さて、今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日音楽祭」も盛況のうちに終わりました。
 私が今年いろいろ聴いたり見たりしたなかで特に印象深かったのは、2日目のCホール「No.242」公演でした。
 この公演はオーケストラとしてシンフォニア・ヴァルソヴィア、ソリストとして小菅優さん(pf)、竹澤恭子さん(vl)の出演が予定されていたのですが、Cホールの改札脇には「小菅優さんが体調不良のため出演できなくなりました。このため演目を変更します・・・」という掲示が。。。あらら~、そんなこともあるのかと思いつつとにかく場内へ。この公演で小菅さんはメンデルスゾーンを弾くことになっていて、これを楽しみにしていたお客さんも多く、場内は微妙・・・というか少々重い雰囲気。ステージにピアノがセッティングされていないところをみると代演もなさそう。。。
 さらに、開演予定の11時15分を過ぎても前ベルが鳴らず、場内は「一体どうなっているのか」という雰囲気。15分過ぎた頃にようやく場内アナウンスが入ったものの「開演が遅れていますが、今しばらくお待ちください」という説明になってない内容(苦笑)。
 いい加減いらいらしだしたころにステージに登場したのは、演奏者ではなくこの音楽祭のディレクターであるルネ・マルタンさん。通訳を伴って事情説明を始めたのでした。
 「大変残念なお知らせがあります。小菅優さんが急に体調を崩し入院しました。このため小菅さんのメンデルスゾーンの演奏は出来なくなりました。」
 入院の発表に場内どよめきます。
 「しかし、この音楽祭には素晴らしいピアニストがたくさん集まっています」
 お、これは代演があるのか?
 マルタンさんはフランス語でアナウンスしているので通訳が話し出さないと内容が分からないのですが、しかしマルタンさんの説明の中に「・・・・・・MAKOTO OZONE・・・・」の言葉が聞えた途端、場内歓声と拍手が!
 メンデルスゾーンは別の曲に差し替え、竹澤さんのモーツァルトは予定どおり、そのあと、小曽根さんに何曲か即興演奏してもらうのでどうぞご理解ください、そして一緒に小菅さんの回復を祈りましょう。そういう説明でした。

 いやあ、まさかこんな形で小曽根さんの演奏が聞けると思わなかったので、それはそれで嬉しいサプライズでした。多くのお客さんも同じ思いだったのではないでしょうか。
 演奏開始が遅れたのも、きっとマルタンさんがそういう出演調整をされていたのだと思えば納得です。とにかくこれで場内が一気に和んで演奏開始。
 シンフォニア・ヴァルソヴィアは急遽の曲目変更にもかかわらず素晴らしい演奏でしたし、竹澤さんのバイオリン協奏曲も良かったです。
 そして最後の小曽根さん。いかにも急遽駆けつけましたというような軽装で、マイクを手に登場。
 「もう事情は聞いてるんですかね、何曲か演奏してくれと言われたので・・・」
 「業務連絡です。このあとAホールの公演聴かれる方はいます?・・・時間が気になってると思いますが、どうぞ気にせず出ていただいて結構です。これらはアンコールということで気楽にやりますから。」
 そんなMCのあと、子犬のワルツなど即興演奏を2曲披露。場内大拍手でした。

 小菅さんを聞けなかったのは残念という思いはゼロではないにせよ、なんかね、もういかにも「熱狂の日」的な展開に、あらためてこの音楽祭の魅力を感じてしまいました。お客さんに喜んでもらうためぎりぎりまで調整をしてくれたマルタンさん、突然の代役依頼を受けてくれた小曽根さん、そしてその小曽根さんの細やかな気遣いに感動してしまいました。

 で、話しはここで終わるつもりだったのですが、な、なんと、公式ブログの記事によると、入院したはずの小菅さんが何と午後の公演には復帰して演奏をしたというのです。(→こちら
 これはこれでまた驚きです。これもこの音楽祭の「チカラ」なのでしょうか。

 また来年も楽しい音楽祭になることを期待します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 3日 (月)

東京国際フォーラム「熱狂中」

 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日音楽祭」で東京国際フォーラム、盛り上がっております!何といっても天気がいい!絶好のラ・フォル・ジュルネ日和です。
 なんでクラシックの音楽フェスに天気が関係あるの・・・という向きもあるでしょうが、このフェスの魅力は地上広場のお祭りのような喧騒を眺めつ心地よい風に吹かれて飲む生ビールです(笑)。お前は音楽を聴きに来てるのかと言われそうですが、これがなきゃ、ラ・フォル・ジュルネじゃない、と個人的には思っとります。このお祭り気分、何も身構えず、素人丸出しでも楽しめるのがラ・フォル・ジュルネだと、断言したいです。

 切符のほうはもうあらかた売れていて、取れる公演も少なくなってますが、協賛して実施されている国際フォーラム周辺のエリアコンサート(無料)もなかなか充実の充実ぶりで、切符なしでも結構楽しめると思います。ふらっと立ち寄ってみませんか。そうそう、公式サイトでは触れてませんが、早朝は好田タクトさん(会場ではクラシックソムリエ担当)の指揮者パフォーマンスがあって抜群に面白いです。

 遠くてちょっと、と言う方はこちらの公式速報(ブログ)を見つつ、きょう5月3日はNHK-衛星ハイビジョンとNHK-FMで午後は夜まで丸々会場から中継ですので、雰囲気を感じていただければと思います。地上広場の生ビールまではお届けできませんが(笑)

***

 河合奈保子さんのCM楽曲提供情報(池田泉州銀行)への情報を多数いただきましてありがとうございました。ピアノインストだと思ったら管弦楽で編曲されてますね。新たな音が生まれつつあることが何より嬉しかったですが、これが新しい動きにつながっていて欲しいなあと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »