「熱狂の日」迫る
5月の大型連休中の風物詩になりつつある、クラシックの一大イベント「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日音楽祭』」が今年も迫ってきました。東京のテーマは「ショパンと宇宙」、コンサートの会期は5月2日から4日までの3日間です。会期が3日間というのは昨年と同じ。ただ、曜日の配列のせいか、4日を千秋楽としたのは「熱狂の日」始まって以来ですね。
きょう、会場となる東京国際フォーラムへ寄ってみましたが、例年ならある地上広場の特設ボックスオフィスが、今年はありませんでした。立て看板が出ていて、チケットを買う方は敷地内のチケットぴあ店舗へとのことでした。さらに、例年なら用意されている公演スケジュールや解説つきのパンフレットも今年は見当たらず、「読売新聞PR版」の扱いで、タブロイド版4ページでスケジュールだけの簡素なものがあるだけ。このあたり、不況の影響(=コスト削減)なんでしょうか。その代わりといっては何ですが、フリーペーパーのぴあクラシックで熱狂の日の特集が組まれてます。
とはいえ、1週間後に迫ってますので、熱狂の日の香りはあります。敷地内あちこちにドでかいサインが出ていますし、無料で演奏が楽しめる「ミュージック・キオスク」の舞台も組みあがっていてスタンバイOK。1週間後は人で溢れかえっていることでしょう。
さて、チケットの方はといえば、既に終盤戦。敷地内チケットぴあの掲示によれば、ホールA・C以外の、収容力の小さい会場は3日間とも全公演完売。さらにホールCも2日目、3日目は完売の公演が多数。5000人収容のホールAですら、公演によっては完売になってますので、チケットをお求めの方はお早めに。なお今年は、福袋コンサートと称して、当日券のみで内容も当日発表という公演があります。きっと早朝から争奪戦になると思いますが、ご参考までに。
今年は東京、金沢に加え、新潟やびわ湖(大津)でも開催される熱狂の日。気軽にクラシックを聞くことができる「お祭り」ですので、クラシックは興味あるけどちょっと敷居が高いなあと言う方、ぜひどうぞ。楽しいですよ。
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