再び万葉線に乗る
2004年に富山県高岡の万葉線に乗車したことを書きましたが、9月の大型連休で富山を再訪する機会を得ましたので、再び乗車してみました。
驚いたのが、車両がほとんど新型の超低床車「アイトラム」に変わっていたこと。5年前に訪れたときはまだ数が少なくて、これに乗ろうと思ったら点検整備で運休だったのですが(笑)、いまや来る電車は殆どアイトラムでした。
また、電車停留場についても「末広町」が新設されたり、一部の停留場ではアイトラムとの組み合わせで車椅子でも乗降容易なようにかさ上げ&拡幅の整備がされているところも確認できました。
末広町電停は既存の道路の車線を削って新設されたようで、よく出来たなあと思います。一方で、いまだに安全地帯のない「平面電停」も存在します。
このペンキで塗っただけの電停は何とかならんもんでしょうかねえ。クルマが殆ど来ない田舎道ならこれでも構わないですが、ここはクルマがびゅんびゅん来ますので。。
とはいえ比較的に車両・施設ともにレベルアップしているのは間違いなく、第3セクターながらがんばっているなあという感じです。
それから、車内アナウンスが立川志の輔さんでした。志の輔さんは電車沿線の新湊出身のようで、その縁での出演みたいです。沿線の案内も兼ねて次の電停のアナウンスをしているのですが、途中「もうすぐ見えるのが私の母校」なんてやってたり、結構笑えました。土休日のみのサービスだそうです。
で、がんばってはいますし、実際に乗客数は上向いているということなんですが、実際乗った感じは「お客さん少ないなあ」というものでした。この日、沿線の海王丸パークではイベントがあり、海の貴婦人と言われる海王丸が帆を全て広げて美しい姿を見せていました。
会場は結構な人出だったのですが、どうやら皆さんクルマで来場のようで電車の乗客増にあまり結びつかない感じ。行きも帰りも余裕で座って行けました。休日と平日では状況が違うのかもしれませんが。。。クルマ社会の中で鉄軌道を維持していくのは大変なことですが、温室効果ガス削減のためにも、ぜひ市民・観光客の「環境にやさしい足」として定着して欲しいと思います。
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