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2009年6月 6日 (土)

国宝・阿修羅展

 入場1時間待ちとかで話題になっていた、東京国立博物館での「国宝・阿修羅展」。あす7日が最終日ということで、行ってきました。
 話に聞いたとおり、大盛況。比較的空いている時間帯と思われる夜間延長開館の時間帯を狙って18時過ぎに行ったのですが、それでも入場まで30分ほど待ちました。

 この展覧会は奈良・興福寺の創建1300年記念という冠が付いてますが、要するに中金堂の再建費用の一部にするということですよね、きっと。
 会場は3コーナーに分かれていて、第1コーナーは興福寺の中金堂基壇から発見された文物(お皿とか水晶とか・・)だったのですが、ブツが小さいので皆さんガラスケースにびったり寄っていて大混雑。「当日中は後から何回でも入りなおすことがができます」という係員の誘導に従い、軽くパス(笑)
 第2コーナーは八部衆像、十大弟子像で、国宝がずらり並んでます。八部衆はもとインドの神だそうですが、頭が鶏とか角が生えてるとか、考えようによっては化け物のようなものも(笑)。そういえば古代エジプトの神にも頭が動物ってありますね。

 そしてその第2コーナーの出口に阿修羅像が。阿修羅も八部衆の一つなのですが、さすがメインを張るだけあって別室での特別扱いです(笑)。しかも、こういった仏像は通常壁際に置かれるものですが、部屋の真ん中に置いてあって、360度あらゆる角度から眺められるようになってました。つまり後姿が拝めるというわけ。
 阿修羅像の部屋は大変な込みようで、観客が像をドーナッツ状に幾重にも取り囲んでなかなか動きません。その輪の中に入って近づいてみましたが、通勤ラッシュの電車並みの押し合いへし合いでした(笑)
 この阿修羅像、戦いの神なんだそうですが、それにしてはなんと穏やかな表情。特に正面がね。左と右の顔は正面よりもきりっとした感じでしたが、それでも戦いのイメージとは離れた感じ。これを作った人は、どういう思いでこの顔立ちにしたんでしょうかね。。。
 そうそう、私は阿修羅像の手(6本あります)を見て金井克子さんの「他人の関係」を連想してしまったのですが、近くにいた若い女性は「EXILEみたい」って言ってました(笑)。なるほどね。

 第3コーナーは、鎌倉期に作られた薬王・薬上菩薩立像とか四天王像とか。第2コーナーと比べると圧倒的に像が大きくて、また躍動感があります。

 なかなか見ごたえのある展覧会で、長蛇の列もわかるような気がしました。
 ただ、どうなんでしょう。仏像というのは、やはり寺院の伽藍の中で見るのが本来の姿なんだろうなあと。強い信仰心のない私でも、お堂に入って仏像を見るとなんとなくピーンとした空気で自然と手を合わせてしまいますが、博物館の中に置かれると「美術品」になってしまうのですよね。中金堂が落慶したら、行って見たいと思います。

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