20年目の手紙
きのう3月8日の夜は、平松愛理さんの20周年記念ライブ「20年目の手紙」を観てきました。場所は東京・赤坂BLITZ。TBS放送センターに隣接しています。一応ライブハウスということになるんでしょうか。
赤坂BLITZは私にとって初めてのハコ。整理番号順での入場で、だいぶ後ろのほう(取材者席の前あたり)に座りましたが、こじんまりとしたハコなので後ろでも十分見やすかったです。
舞台にはソファが置いてあったり玄関がしつらえてあったりしたので、あれっと思ったのですが、平松さんの部屋でのホームパーティをイメージしたセットのようです。MCによるとソファは実際に使っているものを運び込んだようで。。やがて、ドアを開けてバンドメンバーが、続いて平松さんが・・・。びっくりしました。衣装が!青いドレスだったのですが、これ、80年代初頭のアイドルの衣装みたいです(笑)。いやあ、実に可愛らしい。
今回の選曲は20周年記念ということで大変悩んだそうで、1曲1曲、こころを込めて選んだとのこと。また、手紙を歌でつづってみたとのことでした。そして、MCもたっぷりと。ライブは約3時間でしたが、曲数はアンコール含め21曲。尾崎亜美さんのライブならメドレー込みで30曲ぐらいいけそうな時間です(笑)
衣装も意外だったのですが、ハンドマイクを使って立って歌う曲が多かったのも意外でした。どちらかというとキーボードで弾き語りがメインのようなイメージがあって、実際これまで見たライブはそうだったのですが、今回は右に左によく動く!また用意したソファにバンドメンバーと一緒に座って、本当にホームコンサートのような感じで歌ったりと、アットホームな感じも良くでていました。
ライブは終盤にかけてアップテンポの曲で盛り上がり、「もう笑うしかない」では振り付けの指導も入り客席一体で「せかいいーち」とやってました。「マイセレナーデ」ではおなじみの手拍子、そして本編ラスト前の「最後の音符」では、平松さんが煽ったこともあり総立ちに。本編ラストは「YOU ARE MINE」。私の大好きな曲ですが「この曲を作ったとき、この日を迎えられるとは思わなかった」と語っていたにのはドキッとしました。そういう思いで曲を作っていたのか。。。
長い手拍子のあとのアンコールでは、最後になんと新曲披露。昨年の南青山MANDALAでのマンスリーライブでは毎回新曲を発表することを課題としてましたが、今回も自ら課してしまったそうです。これまでの20年間の思いをすべて詰め込んだという曲のタイトルは「20年目の手紙」。『そのままやんか~』と自分でツッコミを入れてました。
そして曲に入ろうというそのとき、ドアを開けて入ってきた方が持ってきたのがバースデーケーキ。8日は平松さんの誕生日だったんですね。それまでも万感の思いにちょっと危ないかな、という感じの平松さんでしたが、これでついに感極まって大泣き。「こんなに泣かして・・・歌えなくなる」と言ってましたが、なんとか体制を立て直し最後の曲を歌いきりました。
私はファンといえるほどのものではないし、そもそもライブを聴いたりCD買ったりしたのは休業からの復帰後、2004年からという立場なので、多分客席に多くいらしたであろう長年のファンの方ほど思いを共有できていないと思います。それでも、このライブを観て良かった、立ち会えて良かったと思いました。これからも、無理をせずマイペースで音楽活動を続けて欲しいなと思います。秋には記念アルバムも発表予定ということで、こちらも楽しみです。
<曲目>
1.青春のアルバム
2.素敵なルネッサンス
3.虹がきらい
4.あなたに出逢えてよかった
5.戻れない道
6.あの日の忘れ物
7.Single is Best!?
8.待ってもいいよ
9.(曲名取れず・・・)⇒Roseの花束
10.須磨海岸 (マンスリーライブでの新曲)
11.シングルマザー (同上)
12.花と太陽 (同上)
13.(曲名取れず・・・)⇒Miss Very Well
14.月のランプ
15.もう笑うしかない
16.マイセレナーデ
17.最後の音符
18.YOU ARE MINE
E1.部屋とYシャツと私
E2.Crescent Moonshine
E3.20年目の手紙 (新曲)
※ファイサイトのレポを参考に曲名を追記補足しました。
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