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2008年10月27日 (月)

NAOKO LIVE PREMIUM 発売告知を受けての所感

 河合奈保子さんのライブ音源を集めたBOX「NAOKO LIVE PREMIUM」の発売告知から1週間経ちました。そろそろファンの方には概ね情報が行き届いたころでしょうか。様々感想をお持ちのことと思いますが私も少し綴ってみます。

 昨年発売のオリジナルアルバムBOX「NAOKO PREMIUM」にライブ音源が含まれなかったことから、当然次のステップとしてライブBOXはあってしかるべきだろうと思っていましたし、だからこそ「NAOKO PREMIUM」は成功して欲しいと願っていました。これが成功しなきゃ次はないと思ってましたから。それが実現したのですから、もちろん素直に嬉しいです。私もライブ音源は中古で一通り揃えましたが、初期3枚は(「JEWEL BOX 2」に収録された楽曲を除き)CD化されていなかったわけで、今回のCD化は意義があります。しかも、ミュージックテープのみ収録の楽曲も追加収録されるということでこれも嬉しいですね。

 ただ、ちょっと予想が違っていたのは発売時期と収録内容。
 昨年にBOXが出たばかりなので、実現するとしてももう少し先になるかと思っていました。ですので、これは嬉しい誤算。こんなに早く実現するとは。
 収録内容は・・・映像ソフト、つまりライブビデオもDVD化してセットにするのかな、と思っていましたが、これは外れました。奈保子さんのライブ音源の商品化は、1983年以降はビデオのみ(88年のイースト・ファイナルバースデーライブを除く←今回収録)になっているので、ライブの軌跡をたどるという点ではビデオ素材が揃わないとかなり抜けが発生してしまいます。

 しかしまあ、よくよく考えるとライブビデオはイーストのバースデーライブだけでも6回分。かつ88年のファイナルは3巻構成だったそうですから、すべてBOXに入れようとすると価格に相当跳ね返ることは明白で・・・。
(DVD-BOX「PURE MOMENTS」は3枚組で10500円)
「当然、次にライブDVD-BOXの企画も考えますよね?」という前提であるならば「今回はLP、CT、CD音源に限定しました」というのも悪くはないかなと思いました。へんな話、「次の楽しみが出来た」と考えることもできますしね。
 その代わり、ということでもないのでしょうが、特典DVDとして奈保子さんのミュージカル「THE LOVER in ME」が入ったのは後追いファンとして嬉しいです。

 今回もBOXでのリリースとなることについて。
 リスナーの立場からすれば、必要なものだけ買えたり、予算の都合で少しずつ買い増していきたいというニーズは少なからずあると思います。ただ、ライブ盤の復刻という性格を考えると私はそんなに違和感ないですね。ボーナストラックが入れにくいので、何か特典をつけるとなると外付けにするしかないでしょう。そうなるとBOXのほうが作りやすいのではと。
 そういえば「NAOKO PREMIUM」が発売された際に、岩崎宏美さんのオリジナルアルバム復刻がばら売りであったことと対比されたりもしましたが、その宏美さんもライブ盤の復刻にあたってはBOXでの発売でしたね。

 その他、現時点では未発表の特典CD&DVDの中身が気になるところですね。そういうところも含め発売が大いに楽しみです。

 あ、いまさら何ですが、私は奈保子さんが休業してからの後追いファンであり、手持ちの音源は全部「あーる盤」や中古でこつこつ集めてきました。そんな私の綴る所感でありますのでどうぞご理解くださいね。
 『意見には個人差があります』
 (by フジ本社から放送されたNHK「秋の夜長もさだまさし」・笑)

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2008年10月20日 (月)

奈保子さんのライブアルバムがBOXで復刻!

 取り急ぎ事実関係だけ。
 本館TEAROOM☆NAOKOでも掲示しましたが、河合奈保子さんのライブアルバムがBOXセットで復刻されることが発表されました。
 「NAOKO LIVE PREMIUM」
 2009年1月21日発売
 7CD+2DVD
 売価19800円(税込)

 詳しくは、コロムビアの特設サイト
 http://columbia.jp/kawai/
 もしくは、コロムビアファミリーサイトの特設サイトをご覧ください。

待望のライブ音源の復刻です!所感については、また改めて・・・

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2008年10月18日 (土)

京都市電の残り香を求めて 2

 京都市電全廃30年から始まる京都市電シリーズもついに4回目。すいませんあと1回お付き合いください。前回は京都市電の遺構をたどる粗雑なレポートでしたが、保存車両も見てきましたので紹介します。

Kcg_1 左京区浄土寺。もう少し東へいくと観光客にもおなじみの疏水分線に沿った哲学の道があり、観光シーズンは多くの散策客でにぎわいますが、このあたりは落ち着いた住宅街です。
 その住宅街、もと電車道の白川通からちょっと外れた生活道路を進んでいくと、白茶と緑に塗り分けられたそれは唐突に顔を覗かせます。

Kcg_2 そして現れたのは、2両の京都市電。1800型と2600型です。住宅街のなかでこれを見るとなかなかインパクトありますね~。ただ車両を置いているだけではなくて、レールはもちろん安全地帯(停留場)と架線まで設置されていて、いまにも走り出しそうな勢いです。車両も雨ざらしの割りには綺麗に保たれていてます。ちゃんと手をかけているのでしょう。なお、敷地内には入れません。

 そして特筆すべきは、これが公的機関ではなく、京都コンピュータ学院という民間の保存車であるということ。何故にコンピュータと市電?と思いますが、創立者の強い想いがあったようです。そのあたりも含めてホームページで情報が発信されています。
 京都コンピュータ学院 京都 市電物語
 京都市電保存の意義

Kcg_3 こちらはサイドビュー。車両の広告枠にはご丁寧に京都コンピュータ学院のものがはめ込まれてます。芸が細かいわ(^^)
 ちなみに手前側の2600型電車は京都市電の中でもエポックメイキング的な車両です。そもそもは太平洋戦争前に600型として登場し、流線形の車体とモダンな緑の塗色で、その後の京都市電のスタイルを決定付けています。さらに1964年、ラッシュ時は車掌乗務の連結運転、データイムは単車ワンマンカーという欲張りな仕様に改造され、同じコンセプトで新製された2000型とともに活躍しています。

Kcg_4 これはオマケの写真。塀の掲示板に京都ヒューマンフェスタ2008の告知ポスターが貼ってありました。11月9日には京都会館で尾崎亜美さんのコンサートがあります。無料ですのでお近くのかたはぜひどうぞ。


 さて、民間でここまでやってるのに対して京都市交通局はどうかというと・・・。梅小路公園では北野線の車両が京都電気鉄道時代の姿に復元され、土休日に短い区間ですが実際に運転されていますが、そのほかにも歴代の主だった車両を保管しているそうなのです。これらについても名古屋や仙台のように常設の展示館ができたらいいなあと思います。日本初の電車の栄冠は京都にあるのですから。。
 実は廃止30周年で何か動きがないか期待していたのですが、車両公開もないし記念切符の類もなし。市バスが開業80周年ということで、そちらのほうはカードとか出てるんですけどね。。


 さて、そんなわけで夜行日帰りでしたがいろいろ見て回りました。他に京都市電を感じさせるものというと、市バス車庫になった錦林車庫・九条車庫なんてものもありますが、実は京都の道路そのものが市電の遺産というべきでしょう。京都中心部の主要街路は市電とセットで拡幅されたり新設されたりしたのです。つまり今の街を形作ったのは市電とも言えるわけで、その功績は評価されてしかるべきでしょう。道路拡幅と市電がセットになったのは、道路の費用を市電の収益でまかなおうということだったそうです。ほどんどの公共交通が赤字の現代では考えられない発想ですね(苦笑)

 ***

 交通局には動きがありませんでしたが、代わりに京都新聞社が30年前の書籍を復刻しました。

 思い出のアルバム 京都市電物語

 私も関東における鉄道図書の聖地(笑)である神田神保町の書泉グランデで入手しました。全廃1年前から京都新聞に連載された記事をもとに再構築しアルバムを加えた一冊で、当時私も図書館にあったものを読んだことがあるので懐かしかったです。私の京都市電に関するウンチクはこの本の記憶が元でして・・・。
 活字を組みなおしたのではなく誌面をスキャンして制作されたようで、ページの一部にかすれ気味なところがあったりしますが、それでも大満足です。

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2008年10月15日 (水)

京都市電の残り香を求めて

 というわけで、前回紹介した「想い出の京都市電写真展」を見た後、その京都市電の残り香を求めて街へと出ました。以下粗雑なレポートです。

■伏見稲荷
Inari_1 京阪電車の伏見稲荷駅から伏見稲荷大社へと参道を歩いていくと、途中で琵琶湖疏水を渡ります。その橋の隣に、柵に囲まれたコンクリート打ちの小空間があってベンチなどが置かれています。なぜこんなところにコンクリートの空間が?という怪しさいっぱいの場所こそ、京都市電稲荷線の終点・稲荷停留場の跡です。写真は駅から伏見稲荷を向いたアングルですが、ここで電車が折り返していたそうです。ホームの端にあったタイルの白線がきっちり残っていて、ホームの跡であることが容易にわかります。

Inari_2 これは接近写真。ホーム部分はそのままで、線路部分がコンクリートで埋められている様子がわかります。
 良く見ると、剥がされずに埋められたレールがちょこっと顔を出してます。(赤丸部分)


Inari_3 まだ、イメージわかないなあ・・という方はこちらをどうぞ。これはホーム終端部からくるっと回れ右をして京阪の駅方面を撮った写真です。コの字型のホームが浮かび上がってきませんか?この停留場の部分は単線で、写真の右手が乗り場になっていたそうです。ホームを出ると複線になり、木が茂っている公園部分を西に進んでいたそうです。

Inari_4 この写真は京阪電車の線路の西側部分です。住宅地の中に石垣で一段高くなった公園がありますが、これが線路跡だそうです。稲荷線は道路ではなく、このような築堤上を走っていたとのこと。現在はここを除いて築堤は取り除かれ、道路に転用されています。奥に見える茶色の電柱は、多分市電時代の架線柱ではないかと思います。


■中書島
Chushojima_1 京阪電車の中書島駅にも市電が来ていました。伏見線の終点・中書島停留場は、京阪の駅舎と一体になっていたため良く面影が残っているようです。この写真の中央部分に見える駅のひさしがまさに市電のりばのひさしそのもので、自転車に乗った人のいる部分にレールが敷かれてたそうです。比較的近年まではホームの跡も確認できたようですが、現在は痕跡はなくなってました。

Chushojima_2 駅前には、市電のことを記した高札が掲げられていました。伏見線は市電でもっとも古い路線ですが、開業時の伏見の終点は油掛町であり、のちにここまで延長されたというようなことが地図入りで書かれています。

Chushojima_3_2 この写真は、中書島駅から西を見たもの。左のマンションと右のたこ焼き屋の間の右にカーブした道がかつての線路跡です。廃止後に道路に転用され、電車代替の市バスが乗り入れていましたが、現在バスターミナルは南口に移り、市バスは入ってきません。

Chushojima_4 これは線路跡から中書島駅を見たもの。このゆるいカーブがいかにも線路跡という雰囲気を醸しだしています。


 といった感じで残り香を感じてきました。路面電車は原則、道路上に線路が敷かれるので痕跡が残りにくいのですが、伏見線・稲荷線は新設軌道(道路上でない区間)が多いため、このように痕跡が探せばあるんですね。
 本当は市電があったときの写真と対比させてお見せできればよいのですが、あいにく持ち合わせがありませんのでわかりにくかったかもしれません。当時の写真はKyoto City Trams in Memoryに貴重なものが掲載されているので比較されるとイメージできると思います。
 ・伏見稲荷はこちら
 ・中書島はこちら

さて次回は線路跡でなく保存車両を紹介したいと思います。
 (まだ続くのかっ)

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2008年10月13日 (月)

想い出の京都市電写真展

 9月30日に話題にした京都市電全廃から30年の話ですが、その中で京都市で写真展が開催されていることを付け加えました。最近京都の空気を吸っていないこともあり、自分で書いていてどうしても京都に行きたくなってしまい、この連休を利用して写真展を見て、さらに京都市電の残り香を求めて遺構めぐりなどもしてきました。夜行日帰りだったのですが、とても「濃い」旅行になったので分割して綴っていきたいと思います。

 まずは写真展。場所は地下鉄烏丸御池駅のギャラリーです。烏丸御池といえばイノダコーヒ本店のすぐ近く。ということで、夜行バスで上洛してイノダに7時の開店時間に飛びこんで朝食、その後写真展を見るスケジュールとしました。この朝食が私にとっては至福の時間(^^)。昨今の経済事情で朝食が1200円に値上がりしていたのはちょっと痛いですが。それにしてもイノダ本店は相変わらず大繁盛ですね。7時を少し過ぎるともう満席。8時前に店を出る頃には、店の外まで行列が出来ていました。

 あ、脱線しましたが写真展。
Mkctp_kokuchi
 「懐かしい電車道がよみがえります。」ということですが、当時を知らない私としてはなつかしさよりむしろ新鮮です。

 主催した鉄道友の会京都支部のあいさつ文です。
Mkctp_massage

 展示されている写真は路線ごとに整理されて並べられ、いずれも日常の足として活躍していたころの市電と町並みを切り取っていました。年代が年代なのでモノクロ写真が多かったですね。京都ならではの、祇園祭との出会いとか、珍しいところではスト当日の錦林車庫なんてのもありました。私のなかで「懐かしい」と思えるのは先代の京都駅かな。2階の京都駅観光デパートでお土産を良く買ったものです。今の京都駅、大きすぎていまだに馴染めませんわ。
 本当は写真を一点ずつ紹介したいくらいなのですが、撮影者の権利とかあるでしょうから自粛。代わりに全体の雰囲気をどうぞ。
Mkctp_1

 写真だけでなくグッズの展示もありました。
Mkctp_2 これは市電の横に掲げられた経由地を示す側板と、市電正面に掲示された系統板。18番は伏見線の系統ですね。側板のほうはワンマン化の進展に伴い掲示が取りやめられたそうです。きっと行き先ごとの架け替えは車掌がやっていたのでしょう。

Mkctp_3 続いてこれは行き先表示(方向幕)。この頃は運転手が手でくるくると回して変えていたそうです。しかも京都市電の運転系統は環状だったり「の」の字だったり「α」字だったりと複雑だったため、走行位置によって行き先表示を変えていたそうですから面倒だったでしょう。

Nkctp_4
 これは停留場の標識。尾崎亜美さんの生まれ育ったところの近所のものでした(^^)

 鉄道友の会京都支部が総力をあげて実施したというだけあって、展示点数も多くて見ごたえがあり、各写真を食い入るように見入り、写真もバシバシ撮って、結局1時間以上滞在してしまいました。この後、残り香を求めて街へ出たのですが、その話はまた別の機会に。

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2008年10月11日 (土)

猫森集会2008・後日談

 えー、いろいろと書きたい出来事はあるのですが、いかんせん思うように時間がとれず・・・。減力営業中のためこんなこともあります、ご容赦を。

 さて、9月に行ってきた谷山浩子さんのシリーズコンサート「猫森集会2008」ですが、その後日談を。谷山さんのコンサートに行くと、必ずアンケート用紙が配られます。もちろん、尾崎亜美さんのコンサートでもアンケートは配られることはありますが、基本的には会場(主催者)の実施するアンケートです。谷山さんの場合は、どこのコンサートに行っても同じ用紙が配られており、つまりは谷山さん本人が読むためのアンケートなんですね。したがって、コンサートでのアンケート回収率は極めて高いそうです。実際、終演後のホワイエはアンケートを記入する人で溢れかえります。客席で書かせてくれればいいのに、大体すぐ追い出されちゃうんだよね。。。

 で、そのコンサートアンケートの一部が谷山さんのプライベートページに掲載されるのですが、なんと今回、私の書いた内容の一部が掲載されてました!しかも、ネタ的な文章だったので大文字にされてました(笑)。ちょっと驚き、ちょっと嬉しい・・・。新アルバム「タマで弾き語り」でカバーされた「こわれたオルゴール」への思いも綴っていたので(その部分は掲載されてませんが)、それが谷山さんに届いていると思うとね。

 谷山さんのコンサートにはこういう楽しみもあります。機会があればぜひどうぞ。

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