« 今こそ公共交通復権の好機! | トップページ | 去年と同じですが »

2008年8月 5日 (火)

学研の付録シンセは遊べる!

 学研から「大人の科学マガジン」という、付録つきの雑誌(MOOK?)が不定期に出ています。イメージとしては「科学と学習」の大人版といったところでしょうか。このシリーズ、面白い付録を付けて来るので注目ですが、最近発売された「シンセサイザークロニクル」は、そのタイトルどおり付録が何とアナログシンセサイザー。面白そうなので購入、組み立ててみました。

Sx150_1
雑誌の外観と付録を取り出したところです。「大人の科学」は誰でも簡単に組み立てられるように考慮している結果、このような電子工作系のものはすでに回路基板が完成済になっていて、組み立てはケースへの組み込みがメインになるので、部品はごくわずかです。元・ラジオ少年としては物足りないですが、半田ゴテが必要となるとそれはそれで万人向けではなくなってしまうのでやむをえないのでしょうね。

Sx150_2
これがメインの回路基板。ものすごく部品が少ないように見えますが、実は大型部品だけが表側についていて、ICや抵抗器などは全部裏側についてます。

Sx150_3
裏側です。ICも表面実装だし、他も全てチップ部品なのが今の時代らしいですね。こういう部品ばかりになってしまうと自作はやりにくいな。。。

さて、組み立て説明書では20分ぐらいで完成すると書いてあったので気楽に組み立て始めたのですが、なんとスタートからつまづきました。回路基板がケースの所定位置に組み込めないのです。何かがぶつかってるみたいです。で、よくよく見てみたら、外部入力ジャックの基板への取り付けが曲がっていて、ケースの穴と合わないことが判明。

Sx150_4
このとおり(手前の黒い部品)。基板にジャックの足をきちんと挿さずに半田付けしてあるため、その分だけ傾いてます。ということで、思いもかけず半田ごて出動!半田付けしなおしてリカバリーしました。

Sx150_5
こちらがリカバリー後。いやあ、半田付けがなくて淋しいなあと思っていましたが、思わぬトラブルで楽しめました(笑)。でも電子工作やったことない人だとお手上げだろうなあ。。

あとはさくさくと行くか、と思ったのですが、取り付け用のタッピングビスのねじ山が弱い、というか十字の切り込みが浅くてドライバーとしっかり合わず、力を入れるとねじ山をなめてしまう勢い。
私はもともとタッピングビスが嫌いなので(ナットで締める普通のビスと違い、プラスティックに直接溝を刻んでいくのでどうしても弱いし、締めたり緩めたりを繰り返すと溝がなくなってしまう)、どうでもいい裏蓋は取り付けずに終了しました。裏蓋つけると電池の交換のたびにビスを外さなければならないし、だいいちその裏蓋は付録の入っていた箱を切り取った厚紙ですから(笑)。
あと、ボリュームツマミは差し込むだけですので、ものによってはちょっと緩めなのはいまいち。

ということで、完成したのがこちら。
Sx150_6

早速乾電池をセットして鳴らしてみましたが、見かけによらず結構力強くいい音が出ます。
シンセのことはよくわからずに買ったのですが、ツマミ(パラメータっていうんですか?)をあれこれいじると音色が変わっていきます。音は単音です。キーボードはなく、音階はタッチペンの触る位置で決めますから、西洋音階できちんと演奏するのはかなり難しいでしょう。もっとも私はキーボードがあったって演奏できませんけど(笑)。でも、インベーダーゲームの効果音みたいなの出して面白がってみたり(笑)音の出るおもちゃとして結構遊べますし、シンセサイザーってこういう動作をするんだなあというのが初めてわかりました。

少々残念なのは、スピーカーを内蔵しているのは便利なのですが、音量が2段階しか変えられないこと。夜に遊ぶのはちょっと気が引けるかな。外部出力ジャックもあるのですが、ラインレベルなのでイヤホンを挿して聴くとかなり音が小さいです。

正直なところ、製作過程まで入れて評価すると、いつもの大人の科学マガジンよりも完成度が低いかなあと思います。検査が甘いというか。。。裏蓋が厚紙というのもねえ。いかにコストを下げるかということで頭を悩ませた結果だとはわかるんですが・・・。まあ必要なら百円ショップでプラ板とか下敷きとか買って加工すればいいのですが。
でも、組み上げてしまえば思った以上に完成度が高い付録です。これが3360円ですから大したものだと思います。でも6石トランジスタラジオキットも3000円ぐらいで市販されているので、価格的な驚きはそれほどでもないかも。。。あ、シンセをラジオと比較するなんて!なんて思わないでね。ラジオのキーパーツであるバリコン、高周波コイルや低周波トランスは、結構高いのです。。。

ということでシンセに興味があるかた、結構遊べますよ。演奏なんて考えずに、遊びましょう(笑)

|

« 今こそ公共交通復権の好機! | トップページ | 去年と同じですが »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

子供の頃、旧くなったラジオを分解して
遊んだことがあります。
中身を全部取り出して、カラッポにしただけでしたが、それでも当時の私は
「すごいことをしている!」という感覚だったことを覚えています。

そんなことを思い出しました。
なつかしい!


投稿: NAYA | 2008年8月 5日 (火) 09:18

■NAYAさん
いらっしゃいませ。
あらま、ラジオ分解してしまったのですね。
古いラジオは思わぬ価値が出ることもありますので、大切にしましょう。。。
って、子供のころではそんなことわからないですよね(笑)

大人の科学マガジンは、その名の通り大人がターゲットの商品なんですが、本当は子供たちにこういうものに触れて欲しいなと思います。
出来合いのゲームで遊ぶだけでなく、ちょっとでもいいから「作る楽しみ」を体験して欲しいのです。でないとこの先の日本は危ういのではと。。

投稿: MARU | 2008年8月 6日 (水) 01:40

こんにちは。

>古いラジオは思わぬ価値が出ることもありますので、大切にしましょう。。。

そっ、そうだったんですか!
知りませんでした!
たぶん、その当時は小学校初めか、
幼稚園の終わりくらいだったと思います。
そして、そのラジオは父が持ってたずいぶん旧い型だったはずなので・・・。
昭和40年前後か、30年代のものだったのかもしれません。
定かではありませんが・・・。

投稿: NAYA | 2008年8月 8日 (金) 08:46

■NAYAさん
いらっしゃいませ。
古いラジオは単なる中古品の扱いになってしまうケースがほとんどですが、なぜかものによって高値がつくことがあるんですよね。どんなものが高値になるのか基準がわからないのですが。。秋葉原で古いラジオが結構な値段で売ってたりします。

投稿: MARU | 2008年8月 9日 (土) 22:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7234/42065202

この記事へのトラックバック一覧です: 学研の付録シンセは遊べる!:

« 今こそ公共交通復権の好機! | トップページ | 去年と同じですが »