きのうは一日シャンソン三昧
きょう14日はパリ祭ですが、その前日である13日に「渋谷巴里祭」というライブイベントが東京・渋谷でありまして、行ってきました。ふだんシャンソンを特に聴いているというわけではありませんが、企画にソワレさんが関与しているし、何度かステージを聴いたことがある花木さち子さんも出演するということで・・・。
スタートは14時だったのですが、15分ほど前に行ってみてびっくり。すでに会場の7th floorはバーカウンターも含め椅子席がいっぱいで立ち見も多数。正直、昼間からこんなに人が集まるとは思ってませんでした(汗)。これは出演する側も同じだったようで、みな口々にこんな昼間から大勢~みたいなことをおっしゃってました。そもそも、こんな明るいところで歌ったことないとか。やっぱりシャンソンというと夜のイメージなんですよね。
そんなわけで大盛況のなかスタート。会場は他にも同じビル内に2箇所あり、お客さんは好きな内容を会場を移動しながら楽しむというスタイル。さらに露天コーナーもあったりします。これ、なんかラ・フォル・ジュルネに近いものがありますね。しかも切符1枚(前売3500円)で終日自由に行き来できるのですから、破格のコストパフォーマンスです。
私はソワレさん、花木さん目当てで行ったようなもので、もちろんお二人とも良かったのですが、この日聴いてみておおっ!と思ったのがサカイレイコさん。エディット・ピアフを思い起こさせるような声と歌い方で、しかも、日本でシャンソンを歌う方は殆どが訳詞で歌うのに、この方は原語で歌ってました。なもんで、昨年観たピアフの一生を描いたフランス映画「愛の賛歌」を思い出してしまいました。とても惹きこまれます。
それと、ピエール・バルーさん。O-WESTのトリ(ということは全体のトリ)で出演されましたが、これは貴重なライブだったのではないかなあと。
フィナーレは出演者全員で「パリ祭」を歌い、にぎにぎしく終了。まさにお祭りでした。というわけで私は7th floorを中心に、ちょっとO-nestを覗いて最後はO-WESTと、21時半すぎのエンディングまで会場に居ました。一日にこれだけシャンソンを聴いたのは初めてだなあ。。。知らない曲も多かったのですが、それを含めても楽しいステージでした。来年もあるとしたら、また行ってみたいです。
なお、本場フランスでは「パリ祭」なんて名前ではなくて、Quatorze Juillet すなわち単に「7月14日」だそうです。本来は革命記念日ということで・・・。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 「丸の内ミュージックフェス」を振り返る(2022.05.07)
- 谷山浩子さんのデビュー50周年記念コンサート(2022.04.30)
- 祝・1周年(2022.04.25)
- 大型連休の東京・丸の内の今年は(2022.04.21)
- SKYEの演奏でブレッド&バター(2022.04.10)
コメント