都電の路面電車の日イベントを見る
6月10日は路面電車の日ということで、これにあわせてこの週末は各地の電車事業者でイベントがあった模様ですが、7日の東京都交通局(都電)のイベントに行ってきました。
場所は荒川車庫。ふだんは入れない場所が開放され、記念写真が撮れるように電車が引っ張り出されています。結構な人出ですが、圧倒的に男性が多いですね。あ、子供連れの家族も多いです。
とはいえ日中の営業中なので、時々営業線上に電車が出入りします。そのたびに人をどかして、最徐行で進んでいきます。
工場のなかにも入れました。モーターが並んでいますが、左の新型車のものは在来車よりもかなり小さくなってます。それまでの直流モーターから交流モーターに変わったためだそうです。
これは、今はなき6000型電車についていたドア脇の経由地表示板。狭いスペースで視認性を良くするためか、独特の書体です。
車庫の一番奥にも入れました。ゼブラマークのある装置はトラバーサーといって、これに電車を乗せて横方向に移動させ目的の線路に送り込みます。
これは架線修理のときなどに出動する車だそうです。自動車ですが、鉄車輪も持っていて線路上も走れるようになってます。
左の電車は、雪かきを取り付けて展示中。これは初めてみました。札幌や函館には、茶せんの化け物みたいなものをぐるぐる回して豪快に雪を吹き飛ばす除雪車がありますが、東京ではこんなもので十分なんでしょう。
ということで、ふだん見られないものが色々と見ることができて興味深かったです。そうそう、史絵さんという方がモデルよろしく車両前でお客さんの撮影に応じていましたが、帰ってきてから調べたら「鉄道映画女優」なんだそうで。私もミーハーなので写真を撮りましたが、肖像権処理が不明なので写真アップは自粛。
会場も大賑わいで、安全確保や警備など大変そうでしたが、まあ年に1回のファン感謝イベントのようなものなんでしょう。こういったイベントで、公共交通を身近に感じてもらえればよいと思います。
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