うたを歌おう!みどりをふやそう!
11日は大遠征をしまして、宝山ホール(鹿児島県文化センター)のコンサート「NATURAL Songs~うたを歌おう!みどりをふやそう!」を見てきました。これは南こうせつさんを中核として出演者が少しずつ変わりながら全国各地で行われるジョイントコンサートなのですが、11日のメンバーは出演順に尾崎亜美さん、ムッシュかまやつさん、イルカさん、南こうせつさん。ハイ、亜美さんのおっかけで行ったようなものです。もちろん、鹿児島はいちど観光で行ってみたいなあと思っていたところだったのでそのあたりも抱き合わせで。
このコンサートはサブタイトルのとおりで、チャリティーの側面も持っているのだそうで。したがってセットとか演出はシンプルにして、バックバンドもなしでコストダウンを図り、その分をチャリティーへまわすと、こうせつさんが説明してました。でもいちうおうセットとして大きな木が舞台に鎮座してました。
この手のジョイントコンサートだと亜美さんは大抵トップバッターになるのですが、今回もご多分にもれず。メンバーのなかで最若手ということもあるのですが(^^)、セッティングの関係もあるというがMCで明らかに。つまり亜美さんはキーボードを弾くのでその辺の準備に時間がかかるからということなんでしょう。他のいわゆるフォーク・ロック系の方はギター1本ですからねえ。
亜美さんは春っぽいメドレー3曲を含め実質5曲を披露。曲紹介がいつになく丁寧だったのは「初心者」を意識してのことでしょうか(笑)。トップバッターはいつもそうなのですが、会場全体がまだあったまってない、というか和んでない段階なので反応がおとなしいのが残念といえば残念ですね。でも手拍子もちゃんと出ましたし、雰囲気は悪くなかったです。
今回はみな3曲づつという取り決めにしたらしいのですが、イルカさんとこうせつさんはメドレーを組み込まなかったので本当に3曲だけの披露でした。うーん、腹八分目というか五分目というか(笑)。あ、歌の方は全般にしっとり聞かせるものが多かったです。そんな中かまやつさんはメンバー最年長とは思えぬエネルギッシュなステージでしたね。トークはとぼけていますが。
トークといえば、イルカさんとこうせつさんに亜美さんまで揃うと話が弾むし脱線するしでこれが結構受けてましたね。どういうわけかおならの話で盛り上がったりとか。んでなかなか曲に行かなかったり(^^; なんかゆるーい感じの進行で、ほんわかと楽しかったです。
しかしこうせつさんも“口が悪い”とまでは言わないけど、イルカさんのことを「座敷童子みたい」と紹介したのはどうなんでしょう(笑)。まあ、それを受けて出てきたイルカさんも「こんばんわ。座敷童子です」って挨拶するぐらいのノリなのでいいんですけど。そしてすかさず、こうせつさんのことを「こなきじじい」と返すことも忘れてないのがいいですね。
アンコールはこの手のコンサート定番の「翼をください」。さらに拍手が鳴り止まずダブルアンコールとなって、これまた定番の「あの素晴らしい愛をもう一度」で締めました。アンコールでは客席も合唱するのはこれまた定番ですが、「参加してる」感があって私は結構好きです。
約2時間半のステージで全21曲。やっぱり曲数は腹八分目かな(笑)。でもトークや雰囲気を含め楽しめました。「NATURAL Songs」はまだ各地で公演がありますので、お近くのものがあればぜひどうぞ。なお亜美さんが出演する回の予定については第二本館TearoomAmiiをどうぞ。
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