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2007年5月28日 (月)

宮崎フォークジャンボリー

 ということで、前の記事の写真でもお分かりの通り宮崎に行ってきました。目的は「第3回宮崎フォークジャンボリー 南こうせつコンサート」。まあ、早く言えば、ゲスト出演の尾崎亜美さんの追っかけです。
 かなりの遠征になりましたが、宮崎といえば“いま話題”ですし、まだ行ったことのない土地なのでこの機会に観光がてら行ってみようかなという次第。青島とか私立動物園とか平和台公園など見つつ、宮崎市民文化ホールへ。道中、あちこちで東国原知事の等身大看板を見かけました。存在感は絶大ですね(笑)。

 今回はこうせつさんのコンサートであって亜美さんはゲスト。ということでいつもの亜美さんのコンサートよりもさらに客層が・・・(以下自粛)。でもこうせつさんのファンは熱心ですよね。切符なんかSS席があっという間に売り切れでしたもん。ということで私は初めて2階席から観ました。遠い・・・。
 で、コンサートなんですが楽しかったですよ。去年の合歓の郷のときも思いましたが、やっぱこうせつさんはトークが達者。落語のような話をするさだまさしさんとは系統が違いますが、曲間のトークが長くて面白いです(笑)。終盤なんかは大いに盛り上がって、場内は半分立ち。アンコールなんか4曲もやりましたからねえ。
 ただ、亜美ファンの私としては、正味30分程度と出番が少なかったのとアンコールに呼び込まれなかったことが少々残念。いつもと変わらぬ歌声を披露してくれましたが、この一年、お腹いっぱいのコンサートを何度も観てきた私にとっては、腹3分目といったところか。それでも「天使のウィンク」ではこうせつさんのファンも手拍子などしてくれたのは有難かったですね。
 ちなみに演奏はこうせつさんのバックをつとめる「とんとん拍子」がそのまま担当。去年の合歓の郷でも一緒だった方々ですね。亜美さんは何度も合わせている方々だそうですし、シンセ担当が「三重マル」コンサートの矢嶋マキさんということもあってか息ぴったりでした。ちなみにマキさん、ピアノとシンセを担当していたのですが、双方直角に配置して忙しく演奏してました。時には左手でピアノ、右手でシンセを演奏したりなんかして。

 うーん、楽しかったけどもっと聴きたかったなあ。次のスケジュールを組むか(笑)

<亜美さん出演部分のセットリスト>
 マイ・ピュア・レディ
 銀座の恋の物語 (さわりだけ) with 南こうせつ
 なごり雪 with 南こうせつ
 シーソー (with とんとん拍子)
 天使のウィンク (同上)
 オリビアを聴きながら

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ハニワだョ!全員集合

Haniwa_garden

 コサキンネタをそのまま使わせてもらいました。
 宮崎市平和台のはにわ園にて2007年5月27日撮影

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青島ダァ~

Aoshima_miyazaki

 タイトルは、ただ、言ってみたかっただけです。Hi
 2007年5月27日撮影

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2007年5月25日 (金)

ラジオNIKKEI用のラジオを新調

 時々話題にしているラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)ですが、使っていたラジオの調子が悪くなってきたので大型連休前に思い切って新調しました。で、結果が良かったのでご紹介。

 その前に、そもそもラジオNIKKEIが使用している短波放送というものをご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、ちょこっと補足しておきましょうか。短波放送はAMラジオ(中波放送)よりも高い周波数を使っています。その特長は、地表と上空の電離層との反射により遠くまで電波が届くことで、ラジオNIKKEIでは送信所2箇所で日本全国をエリアにしています。ただ、悲しいかな一般的に家庭に転がってるラジオでは短波は受信できません。その昔、据え置きラジオが茶の間に鎮座していたころは短波が受信できるラジオは珍しくなかったそうですが。そんなわけで、現在短波を聴こうとすると、気合を入れて短波対応ラジオを購入しなければなりません。

Icrn1_1 さて今回新たに購入したのはソニー製のICR-N1というタイプ。いわゆる名刺サイズラジオで、受信できるのはラジオNIKKEIのみ。写真では大きさの比較としてクレジットカード相当の某ポイントカードを並べてみました。このモデルは私が短波を聴き始めた20年ぐらい前には既に発売されていたので、相当のロングセラーです。ラジオNIKKEI専用機なので迷いましたが、内蔵アンテナで受信できる魅力と、ロングセラーであるから評価が高いのだろうと思って決めました。
 で、使ってみたら、思いのほか高感度。実は名刺サイズなので感度はどうかなあと思っていたのですが全く問題ありませんでした。スピーカーも小さいながら十分な音量で、音がビリつくことも殆どありません。早速大型連休の旅行に持ち出して列車内などでも聴いてみたのですが、窓際なら安定して受信できました。さすがロングセラーだけのことはあるなあと感心した次第です。
Icrn1_2 このラジオにはちょっとした工夫がしてあって、ラジオの裏面の最下部にコインを挟めるようになってます。すると写真のように立てて使うことが出来るわけです。こういう細かい芸があるのが機械好きにはたまらんですねー。ソニーの良い時代の製品だと思いました。

 まあ、そうは言っても万人にお勧めできる商品とも言えないですけどね。ラジオNIKKEI専用だとそんなに使用頻度が高くないので割高感が否めませんし(苦笑)。とりあえずラジオNIKKEIを聴いてみたいという入門者には、ポケッタブルタイプで少し大きめですが同じソニーのICR-N20が安くていいと思います。AMも受信できますし、移動しながら聴くのでなければこれで十分。スピーカーもしっかりしてます。

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2007年5月20日 (日)

弦楽四重奏でも盛り上がりたい

 今頃になって第二本館TraroomAmiiに2月8日・東京文化会館での尾崎亜美さんのコンサートレポを書いたりしてます。既にこちらには記事を書いているのですが(→当時の記事)、もろもろあって手がついてませんでした。

 で、書きながら思ったのですが・・・。
 2月のコンサートは「音楽(ポップス)の匠」と名づけられた同会館の企画で弦楽四重奏との共演だったのですが、どうもいまひとつお客さんが乗り切れていないなあ、硬さが残るなあと、現場で取ったメモを読み返しながら思ったのですね。亜美さんはド派手な衣装と笑いを誘うトークでしたし、元気な曲も増やしたし、バンマスの弦一徹さんは手拍子を煽ってるしで、割とステージ上はいつものコンサートに近いリラックスムードだったのですが・・・。

 それは、コンサートを聴いているときから思っていたことではありましたが、今月上旬のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭を経験した今、あらためて強く感じるようになったのです。
 「熱狂の日」では地上広場の無料コンサートなどにフォーク(民族音楽)バンドの「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」や「ムジカーシュ」が登場し、あたり一面を熱狂の渦に巻き込んでいきました。人々は手拍子をし、身体を揺らし、なかには踊ってる人までいたわけです。彼らの演奏楽器は、バイオリンやチェロなどです。つまり、弦楽四重奏で使ってる楽器と大差ないのです。それでもポップでアップテンポな曲では盛り上がりすぎるぐらいに盛り上がったのですよ。

 それを考えれば、亜美さん+弦楽四重奏の組み合わせでも、たとえば「天使のウィンク」なんかはもっと盛り上がっていいはずなのです。クラシックではなくポップスなのですから。
 どうもまだまだ、弦楽→クラシック→おとなしく聴いてなければ、という呪縛から逃げ切れていない人が多いのかなあと。もちろん弦楽でクラシックを演奏するときは静かに聴くべきでしょう。「熱狂の日」でも有料コンサートは皆静かに聴いてました。でもポップスでは手拍子含め盛り上がっていいと思うのですよ。

 もし来年も同じ企画があるなら、元気な曲ではもっと客席も盛り上がりたいなあと思います。とはいっても、静かに聴いていたいという人に手拍子を強制することは出来ませんが・・・。個人的にはスタンディングもアリだと思うのですよ。「東京文化会館で総立ち!」なんて素敵じゃないですか。絶対ニュースになりますよ(笑)。

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2007年5月18日 (金)

ほたるコンサート

 すでに第二本館「TearoomAmii」のトップページで掲載しておりますが、尾崎亜美さんのコンサート情報をひとつ。主催者からもじきじきにメールをいただきましたのでこちらでも紹介いたします。

 2007年6月2日(土)
 ほたるコンサート2007

 [会場]岐阜県美濃加茂市三和町/三和小学校体育館
 [開演]18:00
 [料金]前売1800円,当日2000円 (小中学生600円)
 [出演]尾崎亜美/小原礼/是永巧一/ほたるっ子合唱団
 [特別ゲスト]加藤和彦

開催趣旨やチケット予約その他詳細については
 公式サイト http://www2.ocn.ne.jp/~nakama/
をご覧いただければと思います。TearoomAmiiもリンクいただいていますが、果たしてお役に立てるサイトなのかどうか(汗)。
 交通手段が事実上クルマに限られるのですが、行動範囲の方はぜひどうぞ。きっと手作り感溢れる楽しいコンサートになるでしょうし、何よりこの料金で特別ゲストまで参加しちゃうのですから、大変お値打ちです。
 料金2000円といえば、2004年9月に町田市民ホールで行われた「こころ・ふれあいステージ2004 尾崎亜美コンサート」が2000円だったのを思い出します(→当時の記事)。そのときは満員御礼だったのですが、ほたるコンサートも同じように盛況だといいなと思います。

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2007年5月14日 (月)

熱狂の日・備忘録(5)

 ということでしぶとく続けているラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007の備忘録ですが、いよいよ大詰め。

 前回につづき5月5日の公演から。

◆17:40~ 地上広場(ミュージック・キオスク)
 ムジカーシュのハンガリー民族音楽

 地上広場の無料公演といえば5月3日のロマ音楽、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの異様な盛り上がりを以前書きましたが、このフォークバンドもものすごかったです。
Lfj070705_1Lfj070505_2 たいへんな人だかりでステージ正面には入り込めず、とりあえず横から観ることに。演奏曲はタラフに似ているわけではないのですが、やはりアップテンポのノリのよいものが多く、観客からは手拍子が出て盛り上がっています。で、どうもステージ前が異様に盛り上がっているらしく、私の前にいる人もしきりにステージ正面のほうを覗き込んでいるんですね。で、私も覗いてみたら・・・なんと観客がステージ前に出てきて、演奏に合わせて踊り狂っているではありませんか!それをはやし立ててまた観客が盛り上がってるという構図です。ついに日本もここまで来たか・・・。その熱狂ぶりに驚きと同時に感慨深かったです。そしてこのバンドに共演していたフォーク(民謡)歌手のマリヤ・ペトラーシュさんの声は、にぎやかなバンドの音と対比して澄み切った綺麗な声で印象深かったです。

 ※公式レポートで5月4日の様子が出ています→こちら


◆21:30~ ホールA (#416)
 ラヴェル:亡き王女のためのバヴァーヌ
 ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲
 ラヴェル:ボレロ

 これはボレロを聴きたくて取りました。今回の熱狂の日のスケジュールを組み立てるにあたって、どの公演で締めようかと悩みました。で、熱狂の日にふさわしく高揚した気分でそのまま家路につけるのが良いだろうとか、早い時間に終わって何か後ろ髪引かれるような形よりも夜の公演で締めたほうがいいだろうとか考えて、ホールAの最終公演で、曲目が盛り上がりそうなボレロが目に留まったわけです。結果は大正解。
 演奏はスペインのビルバオ交響楽団ですが、入場から何かラテンなノリが感じられる展開。楽団員は時間になるとまとまって入場してきます。このとき当然客席は拍手で迎えます。で、ひとしきり入りきって拍手が止んだあとで、一人で入ってきた人がいまして、きっとえらい人なんだろうと思って拍手したらヴァイオリンの一番後ろの席に座っちゃった。。。なんだ~って感じで客席から思わず笑いが。これ狙ってやってたらすごいです。続いてまた一人入ってきたので、指揮者かなと思って拍手したらコンサートマスターだった(笑)。ま、えらい人ではあります。よく考えたら、チューニングが終わるまで指揮者は登場しないのですよね。チューニングが終わって指揮者のフアンホ・メナさんが入場してきて客席から大拍手。なんだかとても和んでしまいました。
 1曲目は聴いて驚きました。なんとたおやかな、美しい曲よ。ボレロと同じ作者ですが、あの勇ましい感じのイメージはかけらもありません。とにかく音が美しい。今年私が聴いた公演のなかでは一番美しい演奏だったと思います。
 続く2曲目もとても美しかった・・・途中までは。会場配布のプログラムでは「夜明け」「無言劇」「全員の踊り」の3曲からなる・・・と解説されていましたが、たぶん「全員の踊り」からでしょう、俄然情熱的な演奏に。メナさんの指揮も動きが激しい!明らかにジャンプしてます(笑)。盛り上がりたい気持ちを抑えて静かに席に座って聴いているのはある意味つらいです(笑)。
 そして3曲目のボレロ。ちいさなちいさな、スネアドラムの音が聞こえてきて、少しずつ大きくなっていきます。お馴染みのメロディーを様々な管楽器のソロで聴かせ、まるで楽器の見本市のよう。中盤からは少しずつ弦楽器が重なってきて厚みが加わり、音量も上がってだんだん盛り上がっていきます。当然、聴いているこちらも気分が高揚。やがてフル編成で迫力ある演奏に。指揮も熱が入りまたまたジャンプしています(笑)。そして最終盤、楽団のパワーが炸裂。これでもかという大音量で弾きまくり、シンバルやドラ(とは言わないのだろうが・・・)が大爆発!圧倒的迫力で押しまくり、クレッシェンドしてジ・エンド。
 客席からは割れんばかりの拍手で続々スタンディング。私も尾崎亜美さんのコンサートでは毎度のように立っていますが、初めてクラシックのコンサートで立ちました!さらに客席にいた女性から指揮のメナさんに花束が渡されたのですが、こんな光景初めてです。5000人収容のホールAはまさに大熱狂。指揮のメナさん、何度も舞台に戻ってきてくれましたが、4回目ぐらいだったかな、最後に戻ってきたときに手首を指差して「もう時間が・・」というジェスチャーをして茶目っ気も見せてくれたり。楽団員が引き上げ始めてようやく拍手が止みましたが、その楽団員もステージ上で記念写真を撮っていたりしてなんとも陽気な感じで、そんな光景にまた拍手が沸いたり。
 昼のラプソディー・イン・ブルーも大いに盛り上がったのですが、個人的見解では興奮度合いではボレロが上回っていたんじゃないかなと思えるぐらいでしたね。これを自分自身の最終公演に選んでよかった・・・。盛り上がった気分のまま、気持ちよく帰宅できました。


 というわけで長々と熱狂の日の記事にお付き合いいただきました。河合奈保子と尾崎亜美のファンサイトの雑記帖がなぜここまで熱く語るのか解せないという常連の方もいらっしゃるかもしれませんが、そうさせるに足るものが熱狂の日にはあるのです。ぜひ、来年会場に足を踏み入れていただければと思います。

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2007年5月13日 (日)

熱狂の日・備忘録(4)

 食傷気味かもしれませんが、まだまだ続きます!ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007の備忘録。

 今回は私にとっての最終日である5月5日の公演から。

◆10:00~ ホールD7 (#451)
 ヤナーチェク:霧の中で
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

 児玉桃さんのピアノソロということと、2曲目が「初心者でも絶対知ってる曲」という公式HPの宣伝文句で取りました。児玉さんのお名前だけは聞いていましたが生演奏は初めて。しかも席数200あまりの小さなホールで、期待が高まります。
 1曲目は何か不安を感じさせるような旋律。なるほど「霧の中」だ・・・。第3楽章で少し霧が晴れたような感じがしたのですが、第4楽章ではまた深い霧の中に。。。(笑)
 2曲目は聴いてみたら、なーんだあの曲なんだ・・・。テレビ東京系「たけしの誰でもピカソ」のオープニングのアレでした。そんなことも知らずに取った私ですが、つまりクラシック音楽はふだんの生活の中に入り込んでいるのに、曲名は知らないということの典型ですね。旋律は流れてきても曲名のクレジットなんて出ませんから。
 この曲、オーケストラ版でしか耳にしたことがないのですが、今回はピアノソロ。でも公式ガイドブックによると、元々はピアノ曲として作られて、後にラヴェルがオーケストラ用に編曲したのだとか。
 とても力強く濃厚な演奏で、たぶんこの展覧会に飾られていた絵は陰影の濃い作品なんだろうなあ、などと聴きながら思ったりしました。

◆14:30~ ホールA (#413)
 ガーシュウィン:ヘ長のピアノ協奏曲
 ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー

 私が個人的に、今年の「熱狂の日」音楽祭最大の目玉公演と思って取ったもの。同じプログラムが5月3日にもあった(#213)のですが、どちらも早々に切符が完売していた人気公演です。
 人気のわけは間違いなくソリストの小曽根真さんでしょう。ジャズピアニストがクラシック音楽祭に出演、しかも演目はアメリカ生まれのジャズの要素を含むものとくれば期待は高まりますね。昨年のモーツァルトではホールCで「ジュノーム」をやり、カデンツァ(アドリブ)の部分でのジャジーな演奏が拍手喝采だったそうですが、私は聴いていなかったんですよね。
 1曲目は初めて聴きましたが、もう曲そのものがスウィングジャズの風味もあって、何だか身体を揺らしたくなるような感じ。そもそも指揮者の井上道義さんが腰をくねくねとさせて踊ってるんですもん(笑)。こっちも踊りたいぐらいのノリなのですが、クラシックの演奏会ということでみなさん静かにしてらっしゃいます。
 そしてお待ちかねは2曲目。テレビ版「のだめカンタービレ」でも話題になった曲だそうですが私は見ていないのでねえ・・・でも曲は知ってます。いや楽しかったです。お馴染みの旋律もいいのですが途中小曽根さんのソロがありましてね、もうその部分は完全にジャズなんですよ。何たってバックではドラムで「チーチキチーチキ」ってやってるんですから。もう手拍子入れたくなる気分なんですが、みなさん静かなんでそこはグッと我慢。小曽根さんも楽しそうに演奏してましたね。指揮の井上さんもノリノリ。とにかく大熱演。こんなにノリが良いのにおとなしくしてなきゃいけないなんて・・・。
 そんなわけで、終演後の客席は拍手が大爆発、さらにパラパラとスタンディングも。それに応えて井上さんと小曽根さんは何度も舞台に戻ってきましたが、実に楽しそう。井上さんなんか、小曽根さんにひっぱられるように出てきたりしてお茶目です。きっと相性がいいのでしょうね。来年もこのペアで何かやってくれないか、期待してしまいます。

※公式レポートに5/3の様子が載っています→こちら
※公式カメラマンチームのブログで5/5の舞台裏が覗けます→こちら

5月5日は書きたいものが残ってるので、まだ続けます!

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2007年5月12日 (土)

熱狂の日・備忘録(3)

 まだまだ行きます、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007の備忘録の続きを。

 今回は5月4日に観た公演から。

◆19:45~ ホールC (#347)
 バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「結婚」

 この公演はハプニングがありまして。開演前にこんなアナウンスが出たんです。
 「出演者より衣装について説明させていただきます。アクシデントがあり、公演用の衣装が届いておりません。衣装は現在、ロンドン空港にあります。今日の衣装は急遽、準備したものです。軽装ですがご了承ください」
 客席からは暖かい拍手が。

 1曲目のバルトークは、ピアノと打楽器だけという珍しい編成。楽曲はクラシックというよりは、ニューエイジの趣たっぷりで、実に熱い演奏。特に打楽器がノリノリ。演奏はムジーク・ファブリーク。
 2曲目のストラヴィンスキーはバレエ音楽ということで、歌手4人が入場。続いて合唱団のカペラ・アムステルダムが入場したのですが、みなさんラ・フォル・ジュルネのTシャツを着ています。なるほど急遽用意した軽装とはこのことか。。。客席からは若干のどよめきと暖かい拍手が。
 この楽曲は大迫力。ピアノ4台に打楽器という構成は1曲目を上回る珍しさで、それだけでも迫力ありますが、合唱の方も大迫力。とにかく歌詞が膨大で切れ目なく早口。したがって譜面のボリュームも相当なもので、ものすごい勢いで譜面がめくられていきます。メロディーはどこか民謡的でもあり、メリハリのある熱い演奏&歌唱でした。これでかの国の言葉がわかればさらに楽しめるのでしょうけどね、まあ無理だな(笑)。
 最後はチューブラーベルのようなものが鳴って、その音がすーっと消えていって。そして指揮者の手の動きが止まってしばらく、客席は息をのむような静寂の時間が流れたのですが、指揮者が手を降ろしてから万来の拍手。さらにはスタンディングも。指揮者と歌手が拍手に応えて何度も舞台に戻ってきましたが、拍手は客席が明るくなってもまだ続くほどの熱狂ぶりでした。
 余談ですが指揮のダニエル・ロイスさんは、ロボットのようなカクカクした動きの指揮が印象的でした。

 ※公式レポートで写真とレポが見られます→こちら

◆21:15~ ホールA (#316)
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23

 これはソリストに注目して取った公演でした。ただし、1Fの後ろのほうで見たので姿は豆粒だったのが残念ですが。
 1曲目のヴァイオリン協奏曲のソリストは庄司紗矢香さん。見た目は可憐な感じですが、弾く音は太くて濃い感じ。というか、5000人収容の巨大ホールを、PAなしにソロのヴァイオリンの響きで満たしてしまうという事実に驚き。庄司さんは初めて聴きましたが、今度はもう少し近くで聴いてみたいですね。もちろん、場内は大拍手。
 2曲目のピアノ協奏曲のソリストはボリス・ベレゾフスキーさん。去年も聴いてそのテクに驚いたクチですが、今年もやっぱりすごいなあと聴いてしまいました。この曲は迫力あるホルンで始まりピアノが力強く入ってくる第1楽章が有名で私もそこしか知らなかったのですが、第2楽章が甘くてメロディアスなんですね。ベレゾフスキーさんは見た目はごつい大男ですがその辺も気持ちよく聞かせてくれます。終演後の拍手は大きく長く、指揮者とともに4回ぐらい戻ってきました。

 ※公式カメラマンチームのブログで写真をどうぞ→こちら

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熱狂の日・備忘録(2)

 少し間が空いてしまったけど、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007の備忘録の続きを。

今回は5月3日に観た公演から。

◆16:10~ 地上広場(ミュージック・キオスク)
 タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのロマ音楽

 いきなり無料公演から始まるところが何ですが(^^;
Lfj070503_1 でもこれ、ものすごいインパクトあったんですよ。東京国際フォーラムに着いたのが16:30頃だったのですが、行ってみると地上広場がものすごい人だかりになっていて、ミュージック・キオスク(無料ステージ)の前には回り込めないほど。しょうがないので横から覗き込んだのですが、そのとき演奏していたのがタラフだったのです。この方々、ロマ音楽(ジプシー音楽)をやるバンドなのですが、とにかく演奏が超絶。ものすごいスピードでバリバリ弾いていきます。当然お客さんもノリノリで、手拍子で応えたり口笛が飛んだりで「ここは本当にクラシック音楽祭の会場なのか?」という異様な盛り上がり。ま、彼らの演奏は民族音楽であっていわゆるクラシックではないのですけれど。。。ステージを降りてからも、広場の隅っこのほうでゲリラ的に演奏を始めてまた盛り上がったり。いきなりの「熱狂の日」にとにかくびっくりだったのでした。

※別角度からの写真が公式レポートに載っています→こちら

◆21:30~ ホールA (#216)
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

 なんとなく曲名を聞いたことがある「悲愴」だったのですが実は聴いたことがなくて、名前からして陰気な曲なんだろうなあ、と思っていたのです。で、確かに出だしはそんな感じだったのが、あらま、第3楽章になったらなんだかノリノリの演奏じゃあないですか!えっ本当に?って感じの、熱い、アグレッシブな演奏です。その熱演ゆえか、第3楽章の終わりで場内から拍手が・・・(通常、楽章と楽章の間では拍手しない)。そして第4楽章はまた元に戻ってしっとりと。葬送曲のような感じですかね。最後は消え入るように音がゆっくりと小さくなってゆきます。そして音が消えて静寂がしばらく続いた後に、客席から割れんばかりの大拍手。3楽章と4楽章のギャップが印象に残った公演でした。

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2007年5月 7日 (月)

熱狂の日・備忘録(1)

 というわけで、予告どおりラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007の備忘録です。第1回は個別の公演の話ではなく、全般的な雑感を。

○ミュージック・キオスクは良かった
 「地下展示ホールで無料コンサート実施中」とはいうものの、実際には有料公演のチケット又は半券がないと入場できず、本当の意味で無料で聴けるライブステージではありません。(周辺ビルでのミニコンサートは無料で聴けましたが)
 しかし、今年は地上広場に出現したライブステージ「ミュージック・キオスク」のおかげで「なんか話題になってるから来てはみたものの、滞在可能時間帯の公演が売り切れていた」という方でもライブを聴くことができるようになりましたし、地上広場が大いに盛り上がったと思います。来年も続けて欲しいですね。

○チケット売場は時間帯によって混雑
 昨年は前売券の購入が浸透し、かつ完売公演の続出でチケットがあまり残っておらず、したがってチケット売場の混雑はさしたるものではありませんでした。今年は昨年に比べれば当日券が残っていたと思いますが、そのためか時間帯によっては15分待ちぐらいになっていました。やはり、チケットは事前に買うのがモアベターよ(笑)。当日の場合は現地ではなく自宅最寄のコンビニ等で購入するのが吉です。まあ、一番のおすすめは、早めに公演内容を調べて前売券を買うことですが。
 ちなみに、最終公演を聴き終わったあと、翌日のチケットを買っていた方も多かったですよ。

○当日券ねらいなら夜の公演
 チケット売場を通りすがるたびに壁に張り出された残りチケットの状況を見ていたのですが、昼の公演がバンバン売切れていく一方、夜の公演は比較的チケットが残っていました。まあ最終公演ともなると終電間際なので買いにくいのも事実ですけど。

○ホールB7は、どうなんでしょう。。。
 ホールB7はオールフラットの床に椅子を並べただけのもの。その割に820席と比較的大きめのホールなので、少し後ろに下がると舞台の演奏者が見づらいです。ライブハウス並みに舞台が高ければよいのでしょうがそうでもなく。音響的にもどうなのかなあ。もう少し工夫できないものでしょうか。具体的な提案はできませんが。

○余韻を楽しみませんか
 私は有料公演を9本聴いたのですが、ちょっと気になったことが。ほぼ毎回、演奏が終わった直後に立ち上がって出口へ駆ける人を多数見かけました。指揮者の1回目の挨拶も終わらないうちにですよ。たぶん、次の公演時間が迫っているのでしょうが、いかに「お祭り」といえどこればっかりはちょっとどうかなあと。せめて指揮者が一度舞台袖に入るまで待ちませんか。
 ちなみに私は客席の明かりが点いてアーティストが退場するまでは席を離れません。あの拍手の渦のなかにいるのは実に気持ち良いものですよ。

○地下展示ホールの「席とり」行為はやめてほしい
 地下展示ホールでは無料コンサートが行われていたのですが、舞台を取り囲むように設けられていた観覧席がとにかく空かないんです。公演が終わった直後に近寄ってみても椅子には軒並みチラシやパンフレットやらが置いてあって・・・。つまり、一度座った人が「次の無料コンサートも座って見たいけど他も見て回りたいし」という魂胆でやってる行為です。はっきりいってずるいと思います。他を見て回るか、次を座って見るか二者択一で行動してほしいです。ずっと座り続けて次の1時間後の公演を待ってるなら何も文句は言いません。
 ま、さすがに目に余る行為だったのか、クレームが主催者に多数入ったのか、5月5日からは「席とり禁止」の立て札が出現し、スタッフも注意し始めましたが・・・。
 来年は今年の状況を踏まえ上手くやってほしいですね。いっそのこと、観覧席は柵で仕切り各回入替制で開場は開演10分前、みたいにしたらなんて思いますが。

○もっと座って休めるスペースが欲しいなあ
 地下展示ホールやミュージック・キオスクのコンサートは立ち見を余儀なくされることが殆どで、また地上広場に多数設けられた椅子も常にいっぱい。つまり有料公演のとき以外はほぼ立ってることになって、一日いると体力勝負といった感がありました。人出に対して、座って休めるところが圧倒的に少ないので、何とかならないかなあと思います。混雑といえば、地上広場の屋台村からは食欲をそそるいい香りが漂ってくるのですが、食べてみたいと思っても椅子にありつけないのでどうしても二の足を踏んでしまうのですよね。といって、適当なスペースもないのでしょうが。

○CD売場の縮小は痛い
 地上1Fのイベントホールに「ごはんミュージアム」と「ごはんcafe」が入居したため、去年まではそこにあった物販スペースが地下ロビーと地下展示ホールに分散移動したのですが・・・。2箇所合わせても去年までのスペースには遠く及ばす。みやげ物などどうでもよいのですが(笑)CD売場がかなり縮小されたのは痛いと思います。いい公演を聴いたあとに出演者や演奏曲のCDを買いたくなることってあるじゃないですか。各ホールにも即売場はありましたが、5000人収容のホールAなど終演直後はものすごい混み方なので買う気が失せるのですよね。


 まあ、細かい話含めいろいろ綴りましたが、基本的に大変魅力的なお祭りです。クラシックのイベントでここまで盛り上がれるのか!こんなに楽しいのか!というところを、ぜひ多くの方に体験していただきたいです。

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2007年5月 6日 (日)

「熱狂の日」終わる

 5月2日から始まったラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭もついに終幕。この記事をアップしているころはもう最終公演が終わっているはずです。私は結局、3日から5日まで2泊3日行程で楽しんできました。いやー熱かった。気温じゃなくて会場の東京国際フォーラムの盛り上がりが、です。最終日の6日はあいにくの雨模様でしたが、それでも熱かったでしょう。公式レポートによると、期間中の有料コンサートのチケット販売枚数はついに20万枚の大台を突破したそうです。

 第1回、第2回のときは各コンサートの簡単な感想をつらつらと綴ったのでしたが、今回は有料だけでも9公演も聴いてしまったのでその全てを書くのは骨が折れる(笑)。ということで、特に印象深かった公演のみを、のちのち備忘録的に綴ってみようかと思います。とにかく、ライブの音楽って素晴らしい、と感じた3日間でした。

Lfj07_kiosk_ichimujin 今年はますますお祭り感覚が大きくなったような気がします。その立役者は何といっても地上広場に設けられた無料コンサートステージ「ミュージック・キオスク」とその出演者たちでしょう。ここ、アマチュアだけが演奏するのかなと思っていたのですが何とプロも登場!児玉桃&麻里さんが野外でピアノ弾いちゃったんですよ(電子ピアノでしたが・・・なお写真は児玉姉妹ではなくギターデュオの“いちむじん”)。そしてルーマニアとハンガリーのフォークミュージシャンが広場を熱狂の渦に。これはインパクトが強かったので追々。そんなわけで地上広場は終日混雑。屋台村も大繁盛で、広場には丸テーブルと椅子が相当数用意されているのですが、まず空きがありません。立ち食いを余儀なくされる人が続出しているのは嬉しいことではありませんが、この混雑ぶりがお祭り気分を盛り上げる面もあるわけで・・・逆に閑散としてたら、ねえ。

Lfj07_nodame 去年はモーツァルトのコスプレをした人が歩き回って会場を盛り上げていましたが、今年のテーマには特定のキャラクターが存在しなかったのでそういったものは無し。代わりに「のだめカンタービレ」のCD紹介ブースが地下展示ホールに出来ていて、マングースさんが愛嬌を振りまいていました。
 その地下展示ホールには高嶋ちさ子さんプロデュースの“12人のヴァイオリニスト”が出演して(ただし高嶋さんは欠席)「ラプソディー・イン・ブルー」を鍵盤ハーモニカも使って演奏したりと、「のだめ」の影響を感じた音楽祭でもありました。それだけ「のだめ~」がクラシックの裾野を広げるのに貢献したということでしょうか。裾野を広げるのが目的の「熱狂の日」とはきっと相性がいいんでしょう。

 終わった途端に来年のことを話すのもどうかと思いますが、前述の公式レポートのとおりテーマは「シューベルトと同時代の作曲家たち」ということです。来年も・・・行くんだろうなあ、きっと。クラシックを聴きにいく、というよりはお祭りに行く感覚なんですよ。私にとっては。

 そんなこんなで、ここは河合奈保子ファンサイトと尾崎亜美ファンサイトの雑記帖という位置づけですが、しばらくは「熱狂の日」関連記事が続きます、たぶん。

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2007年5月 2日 (水)

「熱狂の日」音楽祭・開幕!

 当店で再三お伝えしている“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭”ですが、本日2日、東京国際フォーラム全館を舞台に開幕しました。
 昨日は前夜祭があって、朝のフジ系「とくダネ」で様子をちょっとやってたのですが、さっそく盛り上がってるようです。公式レポート(ブログ速報)も本格始動し、1時間に数本の記事がアップされ臨場感たっぷりに会場の様子を伝えています。
 熱狂の日音楽祭2007公式レポート
 これ必見ですよ。単に公演の様子だけでなく、残りチケットとか、おすすめスポットとか、グルメなどの情報も随時出てきますので。こうなればもう私がごちゃごちゃ書くことはないので、とりあえず終幕まではここの更新をお休み。っていうか会場に居ますので更新できません!
 そうそう、5月4日(金)は、午後1時からNHK-FMで「きょうは一日クラシック三昧」が放送され、この中で「熱狂の日」会場から中継も入るそうです。行きたいけど行けない!という方はブログ速報と合わせて聴いていただければ雰囲気をお楽しみいただけるのではないかと思われます。お試しください!

他に参考になるサイトをご紹介。
山尾好奇堂
 以前もご紹介した、音楽ライター山尾敦史さんのブログ。実は公式レポートの仕掛け人で、クラシックソムリエも担当されてます。会期中は裏話的な記事もアップされる予感。
熱狂の日音楽祭 裏話
 こちらは公式フォトグラファー三浦興一さんのチームが綴るブログ。その名の通りの記事が出てくる予感。イラストがかわいい!

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