引退の季節
3月24日は名古屋ブルーノートで尾崎亜美さんのライブを聴いてきた訳ですが、翌25日は豊橋で途中下車して豊橋鉄道に乗ってきました。東田本線(市内線)のマスコット、レトロ電車こと3702号車が現役引退することになり、25日が最終運転だったのです。元名古屋市電の3702号車は1927年製ですから、実に御年80歳です。存在は知っていたのですがなかなか近くへ寄る機会がなく、この日を迎えることに。
運転するとはいっても、乗れるのは事前に抽選に当たった人だけということで、まあ眺めるだけしかできないと思っていたのですが、駅前電停で休憩中はドアが開放されていて、中に入らせてもらいました。丸いカバーのかかった温かみのある照明器具や、よろい戸のような窓の日よけが印象的ですが、冷房が付いてないので夏場は苦しいですね。
絵になると思われる豊橋公会堂前に移動して記念の写真を一枚。

11時30分ごろから駅前電停で引退セレモニーがありましたが、電停は人で溢れていました。外野では何をやっているかわからず、一般車で終点・赤岩口へ向かい、ラストランを待ち構えることに。まるで涙雨のような天気の中を、トコトコとやってきた3702号車を見届けました。
この写真は車庫に収まってから撮ったもの。左側が3702号車です。撮影会が開かれていて、これまたたいそうな人だかりでしたが、地元の方は少なかったような・・・NHKテレビが取材に来てましたが、インタビューを始める前に必ず「地元の方ですか」と聞いていましたね。テレビ局としては「地元に愛されてた車両が・・・」という感じにしたいでしょうから、外来者のいわゆる「てっちゃん」にコメントもらっても意味がないということでしょう。
そんなこんなで一般車両も結構な混みようだったのですが、おっきなカメラバックやらデカいレンズやら三脚やら脚立やらと、皆さんまあ重装備ですね。そういう人がどやどや乗ってくるのですから地元の利用者にしてみればいい迷惑でしょう。え、私?・・・単なる旅行者ですから、ちっちゃなRollei35Bだけですもん、人様に迷惑は掛けておりません(笑)。なお、3702号車はこんど建設される児童館のようなところで屋内展示が決まっているそうで幸せものです。
そして、明日3月30日限りで、以前にも触れたとおり東京・日比谷の名建築・三信ビルディング内の名物喫茶「ニューワールドサービス」が閉店しビルは閉鎖されます。ネットを拾い読みしていると、どうも連日ニューワールドは大入りのようで、夕方には食事系があらかた品切れになってしまっていたようです。これもネット上の伝聞ですが、あすの営業はいつもより早終いになるらしいということなのですので、どうしても行ってみたいというかたはお気をつけて。
私は結局、閉店のニュースを知ってから一度も立ち寄ることが出来ませんでした。東京は遠いですからねえ、そう平日に都合よく行けるものではありませんから。でも悔いはないです。去年の3月から、入店するたびに「これが最後かもしれない」と思って味わってきましたから。。。最後に入店したのは今年の1月某日でした。ニューワールドさん、57年間お疲れ様でした。
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