恵方巻に垣間見えるもの
きょうは節分。2年前の2005年でも書きましたが、スーパーなんかはどこに行っても「恵方巻」であふれていましたね。しかし、関東育ちだからという面もあるのですが、やっぱり違和感を感じてしまいます。
ある地域の民間の風習が人の移動に伴ってじわじわ広がっていくというよりは、どうしても小売業界主導の展開に見えるのですよね。自分の考えではなく煽られて、という。。。まあ、元々日本人にはキリシタンでもないのにクリスマスで盛り上がるような「おおらかさ」があり、良く捉えれば争いを好まず温和というわけですが・・・煽りに弱いという点で近年の恵方巻の現象には某社情報バラエティ番組の放送を契機とした納豆品薄騒ぎとも相通ずるものが垣間見えるような気がします。
この機会に自分の郷土の風習を見つめなおすのもいいのではないでしょうかね。そして「同じにすること」ではなく「違いを認め互いに尊重する」ことが実は大事なのではないかなあと思います。
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コメント
私のブログにお越しいただき、ありがとうございました。
「恵方巻」私は関西(滋賀)の生まれですが、20数年前、東京で始めて知りました。
しかも、なんと河合奈保子さんから聞いたのです。
(河合奈保子さんのラジオ「幸せにハミング」などを作っておりました。)
河合奈保子さんが、恵方巻の話をしたとき、みんな信用しませんでした。
私も、聞いたことがなくたぶんその頃(20数年前)海苔のメーカーか、すし屋さんが考えたんでしょうね。
投稿: Mashi☆Toshi | 2007年2月 4日 (日) 10:15
奈保子さんの闘病記である、「わたぼうしとんだ」
でもせつぶんの日にある方向を向いて家族で無言で
太巻きを食べる風習が河合家にあると記載がされて
いたような記憶がありますよ。
投稿: ダックリン | 2007年2月 5日 (月) 02:34
■Mashi☆Toshiさん
いらっしゃいませ。そちらには奈保子さんのことを検索していてヒットしましたのでお邪魔しました。取り上げていただいて嬉しいです。
ラジオ制作に携わっていらしたのですね。貴重なエピソードを紹介くださりありがとうございました♪
■ダックリンさん
いらっしゃいませ。
そのとおりです。「わたぼうし翔んだ」に綴られていますね。そのことを2005年2月23日のブログ(本文リンク済)で紹介しておりますよ。
投稿: MARU | 2007年2月 5日 (月) 20:01