« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »

2006年9月30日 (土)

「Music Cafe いいおとな」最終回を聴く

 2006年4月から始まったラジオ大阪の「MusicCafeいいおとな」。金曜日は尾崎亜美さんが担当しており毎週楽しく聴いていたのですが、残念ながら昨夜(9月29日)が最終回でした。

 最終回といっても冒頭と最後のトーク以外はいつもどおりの進行。ただ、番組後半のテーマを決めて語るコーナーは、やはりというか、最新アルバム「三重マル」にまつわるあれこれと曲でして、そのあたりに最終回らしさが・・・。それまでは30周年を振り返って、思い出深いアルバムにまつわる話でした。
 そうそう、「オリビアを聴きながら」にちなんで、その歌詞に出てくるオリビアニュートンジョンの「Making good things better」が流れたのは貴重だったかも。私も初めて聴きましたです。

 亜美さんは現役バリバリのアーティストですが、流行のオフィシャルホームページやブログなどは無いので、普段着の?情報が伝わってくることが少ないんですよね。そんな中、仕事やプライベートのちょこっとした話題も織り交ぜて話しかけてくれたこのラジオ番組は貴重な存在でした。うーん、なんとも残念ですが、今は「半年間お疲れ様でした」という気持ちです。またラジオに帰ってきてくれたら嬉しいな。

 あ、残念といえば昨夜は北関東某所において受信状態がいつになく悪く、聴取に難儀しました。なんか外国の放送のかぶりがひどくて時々つぶされてしまうんですよね。最終回はクリアに聴きたかったなー。ま、こればっかりは自然現象なのでどうしようもなんですが・・・残念でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月24日 (日)

今年も楽しい猫森集会

 昨年、初めて谷山浩子さんの企画ライブ「猫森集会」を観てとても面白かったので、今年もまた行ってきました。例年どおり4プログラムが2日ずつの8日間の公演ですが、今年はCプロとDプロを1日ずつ見てきました。

Cプログラム2日目(2006年9月20日)
 Cプロは昨年も見たオールリクエスト。やっぱりこれは外せないなーということで、平日ですが参加しました。セットリストと進行はこんな感じ。

(浩子さん選曲のオープニング)
 うさぎ
(座席抽選によるリクエスト)
 まっくら森の歌
 バザール
 仇
(ゲドを探せ!で絞り込んだ人によるリクエスト)
 テルーの唄
(三択クイズ連続正解者によるリクエスト)
 記憶喪失
 不思議なアリス
 さかなの言葉
(じゃんけん勝ち残りによるリクエスト)
 悪魔の絵本の歌
 よその子
 すずかけ通り三丁目
(浩子さん選曲のエンディング)
 ポプラポプラ
(アンコール)
 袋井市歌

 最初と最後を除いて全編客席からのリクエストなので、トークも含めて展開が面白い!今回は「記憶喪失」が難物だったようで、結構てこずってましたが、そういうことも含め会場全体で楽しんでる感じがとてもいい感じです。また「テルーの唄」はバイオリンの斉藤ネコさんが実演したことのない曲だったそうで譜面もなく、1コーラス目を聴きながらその場でコードをメモして間奏から弾き始めるという技を披露・・・ナイスプレーでした。今日のリクエスト曲は、なかなか締まりのあるいい構成だったそうです(本人談)。そして、アンコールが袋井市歌というありえない展開に場内爆笑。新市誕生にあわせて制定した市歌を浩子さんが作詞したんだそうですが「持ち歌になりました」って言ってました(笑)。で、歌唱指導のあと、さびの部分を場内で合唱。
 「ふくろいー、ここがふるさと、わたしたちのーまちー」
しばらく頭から離れそうにありません。
 そうそう、Cプログラムでは歌う前に詳しい曲の解説があって初心者の私にはありがたいのですが、どうやらこれ、客席に対してではなくて音響係と照明係に対しての説明だったみたいです。


Dプログラム1日目(2006年9月23日)
 リクエストデーじゃなくて、「ちゃんと台本のある」ライブもどんなものか観ておきたいなあ・・・。ということでどれにしようかと考え、Dプログラムはゲストでコーラスが参加していることと、「ドッペルな感じの日」というよくわからないタイトルにひかれて行ってみました。通常のソロコンサートではコーラスがないようなので・・・。セットリストと進行はこんな感じ。

(オープニング)
 意味なしアリス
(“ありえない”少女のでてくる歌)
 SAKANA-GIRL
 悲しみの時計少女
 七角錘の少女
(コーラスがないとできない歌)
 花園の子守歌
 赤い靴
(モンティパイソンのカバー)
 偉大なる作曲家
 フィンランド
(不思議の国のアリスから)
 公爵夫人の子守唄
 ハートのジャックが有罪であることの証拠の歌
 ウミガメスープ
(台詞の入った歌)
 そっくり人形展覧会
 山猫おことわり
 本日は雪天なり
(新作CDから)
 かおのえき
(エンディング・今日のテーマ曲)
 ドッペル玄関
(アンコール)
 テルーの唄

 冒頭、浩子さんが「優しい感じの歌を聴きたいとか、癒されたいと思って来た方、ごめんなさいっ」とアナウンスしたのに場内爆笑。「ドッペルな感じ」とはつまり、そういうものの対極らしいです。確かに独特の世界観で充満してました(笑)。
 コーラスのゲストは鈴木あかねさん、金子森さん、平川瑞穂さん。3人とも「歌える」役者さんなんだそうで、これを生かして芝居仕立てのものがあったりして楽しかったです。台詞の入った曲を集めたコーナーでは、CDそのままの台詞を演技とともに完全再現!そしてエンディングの「ドッペル玄関」。コンサート会場のアンケートによるとあまり好きでない方も中にはいらっしゃるそうですが(本人談)、私は好きですね。私が観た2日間のなかで唯一、手拍子で盛り上がった曲でした。アンコールの「テルーの唄」はCプロでもリクエストで歌われたのですが、アニメ「ゲド戦記」に使われている曲だそうで、この日唯一「優しい感じ」の歌。ということで浩子さんも気持ちを切り替えるのに時間を要してました(笑)。


 2日間を通して、尾崎亜美さんのコンサートとはまた違った楽しさにあふれていて、行ってよかったです。スタンディングで盛り上がるということは無いけど、トークでは笑いと拍手が絶えないです。歌詞はシュールだったりしますが(笑)。こうなると、他のプログラムが気になります。来年どうしようかな。
 それから客層が普段見ている亜美さんのコンサートよりも若いですね。主力は私と同世代から少し上ぐらいでしょうか。さらに若い20代の方も結構いるようです。NHKみんなのうたやアニメとの関わりも多いからなのかな?亜美さんのコンサートにももっと若い人が来てほしいな、なんて思ったのでした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年9月20日 (水)

再び「懐かしのアイドルソングの巻」

 2006年8月27日に「懐かしのアイドルソングの巻」というライブイベントを観てきたことは以前綴りました。で、正直なところ、もう行くチャンスは無いかもしれないと思っていたのですが、縁あって9月18日にまたまた行ってきました。
 つまり、このイベントは原則月曜開催のため遠隔地居住の身としてはそうそう行けるものではないのですが、9月はたまたま祝日開催だったということで行けるチャンスが生まれたというわけです。加えて、8月は特別版ということで普段とはかなり装いが違うらしいことから、通常のステージを観ておきたいということもありました。場所は8月と同じく東京・四谷ライブインマジックです。

 8月は出演者てんこ盛りだったわけですが、今回は出演者を4人(組)に絞ってその分一人ひとりの歌を長くということだったようです。オープニングでまずは全員、メドレーを歌って登場。ちょうど8月の後半で夜ヒット風味の進行がありましたが、そのオープニングに近い感じでしたね。
 その後はそれぞれ30~40分程度の持ち時間でソロコーナー。MCを挟みつつ歌っていくというシンプルな演出・進行でした。MCの際の立見席からの突っ込みは相変わらずですが、8月よりは柔らかかったような。19時にスタートして終わりが21時半、途中休憩なしで曲もてんこ盛りでしたがあっという間に感じましたね。

 例によってセットリストは主催者兼出演者のいまのまいさんの発表を待つとして・・・ってまた他力本願ですね。でも80年代後半以降の曲は認識率がガタッと落ちるので、正直メモれないんですよ(苦笑)。加えて竹田眞弓さんのように「マニアックな選曲」(本人談)だと、もう訳わかりません。。。ただ、選曲に際して、よく考えている(練っている)ということは伝わってきました。つまり、季節感や旬の話題にちなんだ選曲、ということです。

で、そんな中、河合奈保子ファンとしてビビっと反応する曲がありまして・・・

 ひとつは永遠の17歳を標榜する(笑)、あさくらはるか17 with Seventeensの皆さんによるオリジナル曲「デビュー」。永遠の17歳というだけで、永遠の25歳(本館用語集参照)を宣言?した奈保子さんを連想してしまいますが、「デビュー」というタイトルも“おおっ”と思いますね。もちろん奈保子さんの「デビュー Fly Me To Lve」とは無関係なのですが、実はこれ、歌詞が80年代アイドルのデビュー曲のタイトルをふんだんに取り入れて作ったものなんですね。それでそれなりの文章ができてしまうことに驚いたのですが、その中にちゃんと奈保子さんの「大きな森の小さなお家」も入ってました。いや~、ここで見放されてたらちょっとショックだったかもしれないです。よかったよかった。(大げさ)

【9/27追記修正】
 タイトルの正式表記は「デ・ビュー」とのことでした。ご本人のブログにそう出てましたので・・・。

 そしてもうひとつは・・・主催者いまのまいさんの歌った「ムーンライト・キッス」。いや~盲点でした。季節が秋ということで、もし奈保子さんの曲を歌うとするなら「ラヴェンダー・リップス」あたりかなあ、なんて思っていたのですが・・・。確かに、出だしのメロディーは秋っぽいとは言えませんが、歌詞を吟味すると「秋の気配が~」っていうことで、まさに晩夏と初秋の狭間の「今」の時期なんですね。恐れ入りました。
 考えてみると、こうしたライブで女性ボーカルによる奈保子さんの曲を聴いたのは私、初めてなんですよ。
 (ソワレさんは何度か聴いていますが・笑)。
 後追いの私は奈保子さんのライブ経験も無いですから、ちょっと感動してしまいました。ただ、なんか足りないなあ、と思ったら・・・カスタネットが無かったのね(笑)。

 そんなわけで、終演後はまたまたずうずうしくまいさんにご挨拶。上に書いたようなことをお話させていただきました。どうやら来月も奈保子さんの曲を候補のひとつにしてるらしいです。さあ、秋の曲、何が出るんでしょうね。まいさんは歌唱がすばらしいので、奈保子さんに限らずどんな曲でも安心して聴けますよ。っていうことで来月は10月9日だそうです。え、また祝日じゃん。どーしよ。。。

【2007.6.28追記】
 公式ブログによる当日のセットリストはこちら
 そして、主宰者いまのまいさんのメッセージはこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月15日 (金)

奈保子さんの旧譜リリース情報

 すでに当店本館TEAROOM☆NAOKOでお伝えしておりますが、河合奈保子さんの旧譜を掘り起こしたCDがリリースされる情報がありますのでこちらでもご紹介します。

■「デビューアルバムに針を落として…」80年代アイドル編
 ポニーキャニオン,PCCA-02331,売価2100円
 2006年9月20日発売

 アイドル歌手のデビューシングルをコレクションしたコンピレーションアルバムは過去にありましたが、これはファーストアルバムのA面1曲目をコレクションしたもの。収録歌手は、岩崎良美、河合奈保子、林紀恵、伊藤つかさ、松本伊代、三田寛子、堀ちえみ、早見優、石川秀美、浅沼友紀子、森尾由美、小林千絵、宇沙美ゆかり、岡田有希子、菊池桃子、斉藤由貴、芳本美代子、本田美奈子 (収録順・敬称略)。各歌手のアルバムの作り方の一端が垣間見えて興味深いと思います。
 奈保子さんはもちろん『LOVE』から「プロローグ」が収録されています。『LOVE』はあーる盤による復刻対象ではないため、現状では新品のソフトで入手不能であり、その意味で貴重な音源と言えましょう。もちろん、できることならアルバムごと復刻してほしいところですが・・・。それにしてもこのコンピ、半分以上が他社音源なんて珍しい存在だと思います。
(9/17追記:他社音源は半分ということです。それでも珍しい!)

■「河合奈保子ベスト」
 コロムビア,COCP-34024,売価3,500円
 2006年12月6日発売予定

 詳細不明ながら複数のCD通販サイトに情報が出ていますし、予約受付も始まっています。タワーレコードの情報によると2枚組コンプリート・シングル・ベストとのことで、「ベスト・セレクションI/II」と「JEWEL BOX」の中間的な位置づけになりそうです。
 ただし昨年に当店が実施した国勢調査によれば、ファンの「JEWEL BOX」所有率は約8割とかなり高いので、そういった層へのアピールは難しそうですね。何かボーナストラックなりブックレットなりの特典があれば別ですが・・・。やはり狙っているのはライトなファンや何かのきっかけで興味を持った方なんでしょう。つまり今までなら「ベスト・セレクションI/II」を買っていたような層です。「ベスト・セレクションI/II」(各1835円)を両方買うよりも安くてかつ曲数が多いとなれば、割安なこちらの購入を検討する方も多いのではと思います。そうなれば、中後期に一段と成長した抜群の歌唱力や自作曲の魅力にも気づいてもらえる人が増えるのではないか、なんてことも期待できるのではと。


 ということで、どちらもコアなファンにしてみれば即買い!というものではないのかもしれませんが、暖かく見守りたいと思います。こうした作品が伸びれば、今後の旧譜掘り起こしにも結びつくかもしれませんしね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年9月12日 (火)

亜美さん情報続々

 当店第二本館TearoomAmiiのトップページで情報更新しておりますが、秋から冬にかけての尾崎亜美さんのライブ・イベント情報が続々(というほどでもないか?)出てきました。やっぱりライブ情報が多いと嬉しいですね。

 詳細は第二本館をごらん頂くとしてざっとこんな感じです。

 2006年10月29日(日) 三重県志摩市
 合歓の郷 野外ホール
 『合歓フェスティバル2006 Part2』

 2006年11月11日(土) 静岡県富士市
 富士市文化会館ロゼシアター
 『ロゼフォークプラザ2006』

 2006年11月29日(水) 東京都江東区
 江東区文化センター
 『尾崎亜美デビュー30周年記念コンサート「三重マル」IN江東』

 2006年12月9日(土) 群馬県前橋市
 前橋市民文化会館大胡別館「シャンテ」
 『尾崎亜美デビュー30周年記念コンサート「三重マル」』

 2006年12月23日(土) 神奈川県横浜市
 大さん橋ホール
 『ブレッド&バター』ライブゲスト出演

 30周年記念コンサート「三重マル」を見逃した方はぜひこの機会に・・・。耳馴染みの懐かしい歌から最新の歌までてんこ盛りの内容で楽しいですよ。

 そうそう、「合歓の郷」といえば、かつて河合奈保子さんがバースデーコンサートの前に合宿をしてたとこでしたよね。今も当時のままなのかな・・・。
 ということで、亜美さんを追いつつも奈保子さんのことと結び付けてしまう私です。私にとって本籍あるいはホームルームのようなものですから・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 9日 (土)

民間放送というレトリック

 きょう9月9日放送の「永六輔の土曜ワイド」(TBSラジオ)を聞いていたら、久米宏さんがゲスト出演してました。久米さんといえばかつてその土曜ワイドを担当していた時代があるわけで、ひさびさに「戻ってきた」という感じでしょうか。

 さて、永さんとの話を聞いていて、うーん、それはどうなの、と思ったことが。永さんはもっぱらTBSラジオのみの出演で、他のラジオ局から出演依頼があっても「TBSに出てますので」といって断ってしまうのだとか。これに対して久米さんは「民放みな仲間」みたいな感覚があって民放ならどこでも出ると言い、その理由を「民放はみな戦後になってできたでしょ。だから戦争中の大本営発表をやってない。僕のなかでは(NHKと)違うんですよ」と説明してました。

 久米さんの話、さらっと聞くとそれらしく聞こえるのですが、さて本質を突いているといえるのでしょうか。確かに民間放送は戦後になって誕生してます。しかし、その民間放送の大部分は、各地の新聞社を母体に設立されているのです。
(東京の文化放送やニッポン放送など、例外的に新聞社母体でないものもある)
その新聞社は戦争中、さんざん大本営発表をやっていたのですから、民間放送が手垢にまみれてないとは言い切れないと、私は思います。

 さらに、民間放送という表現からは、その対語として国営放送が想起され、よくNHKのことを(某国営放送)などという人もいますが、そもそも日本の放送史上、国営放送は一度たりとも存在していません。
 戦前の日本放送協会だって社団法人であり、資本も人材も民間で構成されていたのです。ただ、当時の政府方針として、ラジオは公益性が高く商売の対象とするにはなじまないとの考え方により、免許は公益法人に限っていたことから株式会社(営利企業)による経営にならなかっただけのことです。
 もちろん、放送協会は当初から国(逓信省)の監督下に置かれていたし、戦争中は陸海軍の検閲があったのは事実です。しかし、戦争中の検閲は通信社も新聞社も同じことで、先にも触れたとおり放送協会だけが政府主張を垂れ流していたわけではありません。

 戦後、放送協会は民間の任意団体から放送法を根拠とした特殊法人に改組し、公正中立を旨とした公共放送として再出発していす。公共性という観点から予算の承認等で国会が関与していますが、国営ではありません。

 長々書き連ねてしまったのですが、要は民放、民放といってことさらにNHKとの違いを強調するのは、私の認識では合わないのです。それが、久米さんの話を聞いていて違和感を感じた理由です。

 別に私はNHKびいきでも関係者でもありませんが、これは放送の歴史認識にかかわることですからちょっと触れてみました。民間放送については他にも思うところがあるので、また日を改めて綴ってみたいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年9月 2日 (土)

ラジオ、持ってますか?

 きのう9月1日は関東大震災に由来する防災の日。各地で防災訓練が行われたようです。しかし、阪神淡路大震災以降、やや影が薄くなった感は否めませんね。テレビ各社の特集番組も殆どなし。
 しかし、関東のラジオ各社は通常番組のなかに特集コーナーを設けたり特別番組を編成したりと、毎年お馴染みの対応をしていました。それだけ「災害にはラジオ」ということを自身がよくわかっているからなんでしょう。

 ラジオと災害は、スタート当初から深いつながりを持っています。そもそも、関東大震災でデマが飛び交い市民が混乱したことが日本におけるラジオ放送開始機運を大きく後押ししたのです。その後の、災害時におけるラジオの活躍例は枚挙にいとまがありません。

 しかし・・・、携帯ラジオを持ってないという人が、私の身の回りでも案外いるのですよね。携帯ラジオが高級品だった時代ならいざ知らず、ディスカウントストアで千円も出せば実用的な携帯ラジオが手に入るこのご時世にもかかわらず、です。

 なにも災害は地震や風水害だけとは限りません。記憶に新しいところでは、先月東京周辺で起こった広域停電事故。このとき、テレビが見られず何が起きているかどうにも情報がとれなかったという話があったそうです。ラジオはあるにはあったが電池がなくて聴けなかったとか・・・。
 携帯電話があれば何とかなる、という考えもあるかもしれません。しかし停電が長期化すれば携帯電話の基地局だっていずれダウンするでしょうし、その前に携帯電話の電池がなくなってアウトです。パソコン&インターネットの組み合わせも停電時はどうか・・・ノートPCなら暫くバッテリーで動かせても、ADSLモデムは電池で動きますか?

 乾電池で長時間聴くことができ、サービスエリアも広いラジオは、結局のところ一番実用的に情報をキャッチする手段なのです。しかも持ち運びが容易で、価格も安い。これを持たずして何を持つというのでしょうか。
 ということで、皆さん携帯ラジオを備えましょう。決して損にはなりませんよ。

 そしてラジオ各社には、災害放送を売りにするだけでなく、ぜひ通常放送の充実も合わせてお願いしたいところです。それがラジオの愛聴者を増やし、結果としてラジオの所持率が増えて防災につながるのですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »