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2006年7月22日 (土)

三信ビル、地階閉鎖へ

 ビル所有者により解体の方針が決定している東京・日比谷の名建築「三信ビル」の動向を追っかけている当店ですが、7月8日の記事に頂いたコメントの件を確かめるべく昨日21日、東京出張のついでに三信ビルへ立ち寄ってみました。

Sanshin_kokuchi


 はい、これが「来館者の皆様へ」という告知文です。8月1日より地下1階を閉鎖とのこと。つまり通行は前日の7月31日(月)限り、ということです。「防犯、防災上の理由」だそうですが、1階の閉鎖理由(店舗閉鎖)と異なるのはどうしてなんでしょうね・・・。
 1階アーケードに比べると地味な地下1階ですが、エレベーターホール周りの柱がいい雰囲気を出してました。地下が閉鎖されると、いよいよ入館できるのは喫茶店「ニューワールドサービス」のある1階アーケード東半分だけ・・・。ということは当然エレベーターも運行停止ですよね。あの「チーン」という音を立ててドアが開く優美なエレベーターに乗れるも残りわずかということですか。

 ちなみに「ニューワールドサービス」は2006年7月21日現在も淡々と営業中でした。本日のスペシャルは「ポークカピタ」。店内には、そんなビルを取り巻く動向とは無縁のような時が流れていました。

※ニューワールドサービスと三信ビルの動向はこちらに集積しております。

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コメント

 この流れでいくと、恐らく上半期の終わる9月末時点で資産としは除却、3月末までに解体を終了したいと言うことでしょう。
 地下の閉鎖については、もう店舗もなくなったし、テロその他保安上の対策でガードマンを雇うのも馬鹿らしいから、ということでこれは当然の流れでしょう。地下鉄出入り口の封鎖は、地下鉄側が通常3週間程度の周知期間を取っているようですから、8月末くらいまでには行われるのではないかと思われます。

 閉鎖区域では既に、重機で破砕する前に除去すべき石綿などの調査が行われているのではないでしょうか。今は解体工事をやる場合に、「解体工事のお知らせ」として事前に作業予定の概略と石綿の存在の有無、また存在した場合には、除却の方法や作業場の留意事項について事前に知らせなければなりません。

 「解体工事のお知らせ」がいつ出るかでおよそのスケジュールが見えてくると思います。

投稿: KIRIN | 2006年7月23日 (日) 03:28

■KIRINさん
おっしゃるように、企業である以上、費用処理の観点から会計年度と決算を考慮して諸々動いていることは想像に難くありません。本来なら今年3月の閉館を狙っていたのでしょうしね。
ただ、警備員の件についてはどうなんでしょう。1Fアーケードは引き続き開けるのですから警備員は残すはずで、地下を閉鎖してもたいした負担軽減にはならないような気がします。エレベーターを運行停止にできるのは有利なのかもしれませんけどね。

投稿: MARU | 2006年7月23日 (日) 23:03

エレベーターは思いの他電気食いますし、地階の営業がなくなった以上不要でしょう。
 警備員の事については、やはりお隣の霞ヶ関駅が地下鉄サリン事件の舞台になっただけに、ビル管理者としては、無人・無監視の状態で地下通路を放置する事はできないと言う事だと思います。テロでも起これば通路の管理上体について責任を問われるのは間違いありません。ましてここのところの北朝鮮がらみの事案を考えれば、テロは意外に身近なところで起こるかもしれない、ということは充分に考えておく必要があります。相手は「先軍政治」を標榜する軍事国家、パルチザン闘争を旨とするテロ集団であることをよく理解しておくべきです。

 管理企業としては解体することが決定した「廃棄物」に余計なコストをかけたくないのは当然ですし、景気が上向いてきつつある中、諸物価が高騰する前に改築を終わらせたいと言うのもあるだろうし、何よりテロの舞台で使われるような事があってはたまらないですから、一刻も早く解体したいところでしょう。

 このビルが明治生命館や東京駅と異なるのは、「貸事務所」であることです。明治生命や東京駅ならば、古い建物そのものの魅力が商売にもなりますが、貸しビルの場合、使い勝手が悪ければ誰も借りません。IT化に対応できないようでは「貸しビル」としての商品価値は無いわけです。
 民間会社の私有物件である以上、これは大事な事ですね。このビルは誰かが管理するからこの場所から三井さんは出て行ってくれ、などとは間違ってもいえないはずです。貸事務所としては立地が大きな商品価値なわけですから。

投稿: KIRIN | 2006年7月24日 (月) 00:52

 ちょっと間があいてしまいました。2006/07/26の報告。
 ニューワールドサービスは依然平然と営業中。ニューワールドサービスはまだまだやりますとのこと。
 本日のメニュー。昼間に本日のランチ(チキンカツでした)、夕方に連れと行って本日のスペシャル・チキンソテーとナポリタンを食べました。夕方のデザートはカシスケーキ。これ一個しかなかったのだが、誰かスタッフのおやつを取り上げてしまったのではないかと(=^_^;=)。
 店舗オフィス一覧看板に残るものはニューワールドサービスのみとなっていました。一部では既報ですが、7月いっぱいで地下を閉鎖との告知看板が掲出されていました。ついでですが別口の情報で、隣のビルは3年後をめどに解体という予定らしい。ううむ。

投稿: 猫が好き♪ | 2006年7月27日 (木) 01:19

■KIRINさん
まあ、ビジネスライクに徹すればそうなんでしょうけどね。。。
なお、三信ビル保存プロジェクトでは、三信ビルのもつ空間的価値を容積率の転移という形で隣接ビルに移し再開発することで収益の確保と保存活用の両立を図る提案をされていますので参考まで。

■猫が好き♪さん
毎度情報ありがとうございます。平然と営業中というところが、らしくていいですね。きっとこのスタンス、いつかは訪れる営業終了まで変わらないんでしょうね。

投稿: MARU | 2006年7月29日 (土) 00:57

日比谷通り側の閉鎖された出入口には、「解体を前に調査・・・」云々の張り紙が掲出されています。実際には、解体作業に影響する石綿の調査などを行いつつ内装の解体を行っていると思われます。テナントの募集が数年前から止まっていることを勘案すれば、その時点で会社の方針は決まったようなものだったでしょう。

70年以上も経過した老朽建築物である上に、事実上解体の方針決定した以降は最低限の補修しかなされていないはずです。現実に所有者が認めている通り、外壁や天井の崩落も発生していて、現状のまま長期間放置すれば、それほど大規模でない地震などでも周辺に予想外の被害を及ぼすことも十分考えられます。
久しぶりに都心部の地価や家賃も上昇に転じたわけですし、老朽ビルの改築には絶好のチャンスがやってきたわけですから、三井さんがこれ以上このビルに金を掛けることはありえません。テナントも残り一軒ですから、早急に立ち退いてもらい、速やかに解体するのが地域の安全にとっても大事なことだと思います。仕事柄、あの近くはよく通るのですが、やはり何かあった時の不安と言うのはありますね。地下通路は今月から閉鎖になりましたが、誰もいないゴーストビルはテロの温床にもなりかねませんし。
東京駅や三井本館と違って、所詮は貸しビル、本当はもっと早く改築したかったのでしょうけれど、今回の不景気で先送りせざるを得なかったと言うことは容易に想像できます。

結論として解体することにしたのならば、中途半端な状態で放置せずに速やかに解体するべきです。

投稿: KIRIN | 2006年8月 5日 (土) 02:31

■KIRINさん
保存プロジェクトの提案内容をご覧の上でのコメントではないようなのが残念です。

投稿: MARU | 2006年8月16日 (水) 22:01

 やや報告が遅れてしまいましたが、三信ビルのその後。8月21日に行ってきました。
 一階部分、閉鎖区画の壁がエレベータホールの西側から東側に移動し、エレベータホールが閉鎖されました。もうあの局面を描いたエレベータホールには入れなくなりました。階段部分も閉鎖されています。
 また、すでにあちこちで既報の通り、地下も閉鎖。日比谷線側も三井ビル側もシャッターが閉まっていました。
 新たな出来事としては、地下鉄駅A11出口の閉鎖予告が掲出されていました。9月1日から12月末日までの予定で、「三信ビル解体準備のため」という理由だそうです。解体のため、ではなく解体準備のため、だそうですが。12月までは解体そのものは行われない、ということなんでしょうかね。
 ニューワールドサービスは・・・あいかわらずで何も変化なし。ビーフカツレツと、なぜかこれまで見落としていたハンバーグを食べてきました。ハンバーグ、基本なのにねえ。デザートはコーヒーゼリー。
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 というわけで、ニューワールドサービスも12月くらいまでは、ほんとにがんばれちゃいそうな気がしてきましたよ・・・どういう展開になるんだろう。

投稿: 猫が好き♪ | 2006年8月29日 (火) 18:28

■猫が好き♪さん
実は私も先日、三信ビルに寄りました。ますます痛々しく残念な姿になってましたね。こんなことなら、いっそ今年3月時点で全館閉鎖のほうが良かったのではと思えてきます。反面、淡々と営業中のNWSにも愛着があり思いは複雑なわけですが。

投稿: MARU | 2006年8月29日 (火) 23:22

地下鉄通路の閉鎖が4ヶ月間と言うことで、この間に解体すると思われます。跡地に何を建てるかまだ書いてないので、ビルだけ解体した後、須田町の地下鉄ビルの跡地のように出入り口だけは取りあえず復活させるのでは?

あの程度の建物ならば4ヶ月もあれば大体解体出来そうですし、取りあえず地下鉄出入り口の側から進行すれば閉鎖期間も短くてすみますね。もう少し規模の大きかった新丸ビルなんかも解体作業はあっという間に完了してました。

ということで、最近行われていた「調査」がやはり解体作業で問題になる石綿関係だった、ということになるでしょうかね。恐らく9月には要ると足場の組立や仮囲いの設置と内装撤去、下旬頃から躯体の解体にかかるとみました。
 12月から解体着手ではどう見ても年度末には終わらないし、年度をまたいでやると思いにくいので。あの出入り口は結構使っている人もいるので、メトロとしては閉鎖期間を短くしたいと言うこともあるでしょう。

投稿: 通行人 | 2006年8月31日 (木) 18:49

 えーと、告知には「解体準備のため」と書かれていて「解体のため」と書かれていたわけではありません。ということをおれは明記したと思うのだが。

投稿: 猫が好き♪ | 2006年9月 3日 (日) 01:28

通行人さん、お名前もしくはハンドル名を入れてないのは、なにか不都合でもあるのですか?
現地は見てらっしゃいますか?猫が好き♪さんご指摘のとおりで、9月4日現在、解体作業に取り掛かる旨の掲示類は出ておりません。この状況で9月下旬から解体工事というのは考えにくいです。所有者の既定方針が解体であるにせよ、もう少し冷静にご覧になったほうがよろしいかと思います。
なお、近日中に続編をアップ予定ですので、これにてこの記事へのコメントはクローズ致します。

投稿: MARU | 2006年9月 7日 (木) 23:43

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