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2006年6月22日 (木)

ネット世界における引用

 ネットの世界では「引用」が頻繁に行われておりますが、久々に引用って怖いなあと思う出来事がありました。

 当店リンクサイト「河合奈保子音楽夜話」では、奈保子さんがiTunesMusicStore限定で新作をリリースしたことに関して「新生nahokoがデビューした(再デビュー)と考えたい」という論を展開しておりますが、その流れの記事のなかで、そうした根拠の一つとして奈保子さんがJASRACと信託契約したことを挙げて、当店雑記帖の記事を引用していたのです。
 その記事の中では、当店記事の引用を次のように綴っています。

 『河合奈保子さんのこれまでの自作曲は一部を除き
 芸映音楽出版や日音といった
 著作権管理を代行をする出版者がJASRACに信託
 河合奈保子さんの新作はJASRACに著作権管理を信託
 (著作権管理を代行する)出版者は登録がありません
 既存の音楽業界に頼らずに新譜をリリースすることに
 なった結果、著作権管理も自らJASRACに信託した』

問題なのは最後の2行です。この部分、もともと私はこう書いていたのです。

既存の音楽業界に頼らずに新譜をリリースすることになった結果、著作権管理も自らJASRACに信託した、ということになるのでしょうか。あるいは音楽創作活動の本格再開への布石、なのかな。』

 私は「どうなのかな?」と疑問を投げかけているにすぎないのですが、音楽夜話で引用された文章を読むとあたかも私がそう断定したかのようになってしまっています。リンクと言う形で元記事を紹介していただいてはいるものの、引用部分があえて大文字で記述されていることも合わせて、ある種の作為を感じずにはおれないです。

 確かに、著作権法による引用の要件として「引用は必要最低限であること」とはなっていますが、あまりに削りすぎて意味が曲げられてしまうのでは本末転倒で「改変の禁止」にも抵触するものと思います。とてもとても、残念な引用でした。

 なお私の立場を説明しておきますと、再デビューという解釈自体については細かい根拠は別として大枠で異論ありません。この件については近いうちに、本館談話室で綴ってみたいと思います。

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コメント

引用をしなおしました。。
作為的と言われれば返す言葉もありませんが。。

投稿: santaro | 2006年6月23日 (金) 02:14

■santaroさん
内容確認いたしました。。

投稿: MARU | 2006年6月25日 (日) 00:47

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