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2005年9月30日 (金)

紅白初出場の奈保子さんを観る

 24日に堀ちえみさんのコンサートに行ってきた話を綴りましたが、そのとき、ついでに横浜の放送ライブラリーに寄ってきました。放送ライブラリーで河合奈保子さんが出演している番組を見たという情報をあるサイトで得たものですから・・・。

 で、情報に基づき視聴した番組がNHKの「栄光の舞台の記録 紅白歌合戦この10年の裏表」。1982年12月25日放送のものだそうです。
 内容は紅白歌合戦のリハーサルや本番の舞台裏の映像に出場歌手のコメントなども交え、ステージの模様も織り込みながら10年を振り返るというもの。区分としては音楽番組ではなくドキュメンタリーのようです。ということで、奈保子さんについては番組の最後のほうに1981年の初出場のときの様子が記録されています。
 まずはリハーサルでスタジオ入りする様子をカメラが追っているのですが、これがものすごい着膨れ状態。だるまさんみたいです。ま、真冬ということもあるでしょうし、このときはNHKホールでの転落事故から復帰したばかりでまだコルセット着用だったこともあるかもしれませんね。
 つづいてリハーサルの様子。当然歌は「スマイル・フォー・ミー」ですが、リハーサルでも歌唱が安定してますね。歌っている目の前で大勢のカメラマンが写真を撮っているのは、はじめからそういう設定(報道陣向け公開リハ)なんでしょう。で、1コーラス目が終わったあたりで大晦日の本番の様子に繋いで2コーラス目を最後まで。舞台裏がちょっとだけ垣間見えて興味深かったです。リハよりも本番のほうがテンポが速かったような・・・。

 奈保子さんが出場している紅白歌合戦は、82年から85年までが「NHKアーカイブス」で、86年が「放送ライブラリー」で公開されていて、初出場の81年が公開されていないのですが、ちがう形ではありますが映像が公開されていたことが確認できて収穫でした。

 ということで、既にお気づきの方もいらっしゃるでしょうが本館の「奈保子さんを観よう」を更新しております。なお、この番組では残り10分ぐらいのところで奈保子さんが映りますが、だからといってくれぐれも早送りしすぎないよう。巻き戻しができませんので・・・。当時の様子がわかって面白いので素直に全編ご覧になることをおすすめします。

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2005年9月25日 (日)

青春の忘れ物

 24日は22日とはがらっと変わって(笑)堀ちえみさんのソロコンサート「青春の忘れ物」へ。特にファンではないのに行ってしまったというのは、ベスト盤レベルの初心者ながら猫森Cプロに行ってしまったのと同じぐらいの無謀さがあります(苦笑)。それでも行ってしまったのはもちろん新作CDで河合奈保子さんの「夏のヒロイン」をカバーしていただいたからに他なりません。それと、私は80年代のアイドルコンサート会場には全く行ったことが無いので、その雰囲気を少しでも後追いで体験してみようという思いもありました。

 会場は東京・有楽町のよみうりホールでしたが、7Fのホール入口前に全くスペースがなく、開場待ちの列は階段伝いに2Fまで・・・。コンサートの入口では普通、ホールの公演チラシなどをたくさん配られるものですが、きょうはアンケート用紙1枚と小さな封筒だけ・・・。なにかと思って開けてみたら、ちえみさんの写真が入っていました。MCによるとこの写真、一枚一枚すべて違うカットだそうです。同じようなポーズでも表情が違うんだとか。

 会場に入ると、おぉ、いらっしゃいます、親衛隊の方々が・・・。早くも景気付けでしょうか、コールを始めています。2階席からは横断幕も3枚。本部は関西なんですね。お揃いのピンクのタオルを掛けた方も多数いらっしゃいます。定員1100人の会場はほぼ満員、でも定員の割りにはこじんまりとした感じでステージとの距離感が近かったです。

 開場が遅れ気味だったことと客入れに時間がかかり、予定より20分遅れでスタート。最初から1階席はほぼ総立ち状態で盛り上げていました。最初のメドレーが終わって開口一番
「18年間、長い間お待たせしてすみませんでした・・・」
この一言でちえみさんとファンの間は通じ合えたのではないかと思います。

 ステージでは歌いながらダンサーを交えた踊りやらタップダンスを披露したりとなかなかに盛りだくさんで動きのある構成。演奏も生バンドであり、歌のほうもアルバム曲を多く取り上げていて、「この際なのでちょっとライブやってみました」なんて安易なものじゃなく、真剣さが伝わってくる良いステージだったと思います。それに応えるように1階席は一部の曲を除きずっと立ったまま。親衛隊のコールも時々こだましていましたが基本的に曲間のみでこれも好感が持てましたね。

 だた・・・私にとっては不完全燃焼というか消化不良というか・・・。だって歌って頂けると思っていた「夏のヒロイン」がなかったのです(泣)。なんだか「歌の大辞テン」でランクインしなかったときの気分(苦笑)。今回のコンサートはポニーキャニオンのホームページを見る限りCD発売との連動企画なので、当然その中から多数選曲されるものと思っていたのですが、歌ったのは「渚のライオン」(早見優)と「抱きしめたい」(松本伊代)の2曲のみ。「夏のヒロイン」は客席との掛け合いが可能なので、こういった場にはうってつけと思っていたのですが・・・まあ、以上は私の勝手な思い込み・・・。冷静に考えれば、18年間も待ち続けたファンにしてみれば、そりゃカバー曲よりは持ち歌を聴きたいですよね。でも、私のような動機付けでコンサートに来た人もいたんだということはアンケートでしっかりアピールしておきました(笑)。
 その代わりといっては何ですが、特別ゲストで中村あゆみさんが登場して「翼の折れたエンジェル」が聴けたのはまったくの予想外で収穫でした。ホールに花が届いていたので何でかな?とは思っていたのですが・・・。直前が前述のカバー2曲で、心なしか会場のテンションが下がっていたのですが、一気に盛り上がりましたね。

 ステージ終盤、そしてアンコールでは客席からの大合唱が起こり、会場全体がとても温かい雰囲気に包まれていました。MCではさばけたトークを展開して客席を沸かせていたちえみさんも途中何度か感極まっていましたね。やりたかったことを心から楽しんで出来たのだと感じられて素直に良かったと思いました。アンコールが終わり客席の明かりが点いても手拍子が鳴り止まず、終了アナウンスが流れてようやく鳴り止むといった状態でした。

 ちえみさんは今回、ピアノに挑戦したかったけどどうしても出来なくて(クラシックは習っていたが、ポップスで使うコードが難しいとのこと)それは次回に取っておくとおっしゃっていました。そのときには、ボイストレーニングも併行していただけるとさらに良いと思いますが、いかがでしょう。何はともあれ、貴重な体験ができた2時間でした。

 ☆

私、セットリストは殆ど判らなかったので(苦笑)、こちらのブログを参考にどうぞ。

 「青春の忘れ物」堀ちえみ
    ~SUNDAY MORNING BLUE
 堀ちえみコンサート「青春の忘れ物」
    ~オタクじゃないのよマニアは
 

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2005年9月23日 (金)

楽しかった~猫森集会(Cプロ)

 22日は「河合奈保子さんへの提供作家にも見聞を広げよう」ということで、谷山浩子さんのコンサートへ初参加してきました。
 『猫森集会2005』と名づけられたこのコンサートは、なんでもこの時期に毎年企画しているものだそうで、4プログラムを2日間ずつ、計8回分の公演が2週にわたり続くもの。で、私が選んだのは無謀にもCプログラム。Cプログラムというのは「オールリクエスト」でして、つまりは会場のお客さんからリクエストを募りその場で歌ってしまうというもので、22日はその初日。
 会場の全労済ホール「スペース・ゼロ」に入ってみてまずビックリ。なんと客席がホール真ん中に設けられた舞台の四方を取り囲んでいるではありませんか!そう、大相撲のイメージですよ(笑)。客席によっては浩子さんの背中しか見えないという、なかなかスリリングな会場でしたが、幸いに私は正面側の席でした。10列目でしたがステージとの距離感が近くて良かったです。客層は自分と同じか少し上、といったところでしょうか。

 コンサートは浩子さんと、石井AQさん(シンセ)、斎藤ネコさん(バイオリン)の3人で進行。リクエスト曲が出るたびに係りの方が譜面を探し出してくるのですが「あー、歌詞しか書いてないや」とか「あー、コードだけだー」とか「これ打ち込み入ってたっけ?」なんていいながら、即興感覚で演奏していきます。スタートしてから「コードが違う!」なんていって戻ったり・・・なんかリハーサルと本番を一緒に見ている感じです。で、皆さんのリクエスト曲は、やはりというべきか、私が知っている曲は1つもありませんでした(笑)。そりゃそうですよね・・・。ちなみに曲目は

 遠い夏~津軽によせて~
 少女は・・・II
 紙吹雪
 冷たい水の中を君と歩いていく
 テングサの歌
 ドッペル玄関
 月のかたち
 ひとみの永遠
 王国
 なおちゃん

 当店の常連の皆さん、いくつわかりましたか?(笑)。でも、知らない曲ばかりですが浩子さんが歌う前に1曲1曲丁寧に解説(これが笑える)して下さるのでとっても楽しめましたよ。曲も世間的には暗いといわれそうなものから跳ねた!ものまで結構バラエティに富んでました。歌い方も含めて、独特の世界感が広がってますねえ。
 ちなみにリクエストは直接会場のお客さんから受けていたのですが、そのお客さんの決め方がまた面白かったです。3択クイズやじゃんけんで勝ち残った人とか、いま話題の『電車男』にちなんで主人公に近い人を探したり(10の設問に答え○が多い人)とか、ゲーム感覚でした。単純に席番で抽せんというのもありましたが。私は上のリストを見えてもらえばわかるとおり今回は残念ながらチャンスが訪れず。

 ちなみに浩子さん、トークとか仕草とか「かわいい」です。詞も含めて、尾崎亜美さんよりも少女の心をもった方かもしれません(笑)。 

 楽しいトークとゲーム?、そして素敵な歌であっという間に2時間と少しのコンサートは終了。リクエスト選びにけっこう時間がかかって曲目は少なかったですがとても楽しかったです。最後のほうで「いつもこんなコンサートをやっているわけではありません。もっとちゃんとしたコンサートやってます(笑)」とおっしゃっていましたが、はい、今度はそのちゃんとしたコンサートに行ってみようと思います。

 ☆

参加された方のブログをご紹介。
 猫森集会 ~hasumi-diary
  曲目について、昔のものが多かった、とのこと。
 猫森集会2005 Cプログラム ~Check Bouquet
  リクエスト決定方法ほか詳しくレポートされてます。

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2005年9月19日 (月)

十六夜といえば

 昨夜が中秋の名月、ということは十五夜だったわけで、今夜は十六夜。となると連想されるのはやっぱり河合奈保子さんの「十六夜物語」ですね。旬の話題ならw-inds.の「十六夜の月」なんでしょうが、そこはそれ、ここは「TEAROOM☆NAOKO」の雑記帖ですから(笑)。

 十六夜物語を最初に聴いたとき、実はそんなにすっと入ってこない感じだったんですよね。メロディがそれまでの奈保子さんに対して持っていたイメージと少し違う、和風な感じだったので。
(この曲が“和”をテーマにしたアルバム「JAPAN」からのりカットだと知ったのはその後)
でも数度聴くうちにすっかり好きになってしまいました。綺麗な旋律に凄みすら感じる熱唱、本当に聞き惚れてしまいます。
 私は好きな歌は自分で歌いたくなる悪い癖(笑)があるのですが、十六夜物語もカラオケで時々歌います。残念ながら“記憶的ヒット曲”のため一緒にいる方がご存知ない場合が多いのですが、奈保子さんの曲、それも自作ということを教えると大抵驚かれますね。その様子が面白くてまた歌ったりするのですが(笑)

 ここまで綴っていて、はて前にも同じようなこと書いたかな?なんて思ったのですが・・・まあお許しください(^^;


(追記)
 やはり十六夜から十六夜物語を取り上げてらっしゃるお仲間発見!やはり好きな曲ということです。
 十六夜月 ~cross_nana_point

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2005年9月17日 (土)

「熱狂の日」のそろばん勘定

 5月に「ラ・フォル・ジュルネ」熱狂の日音楽祭に行ってきたことは以前綴りましたね。で、主催者のホームページはそのまま残っていたので、来年にむけた動きのチェックも兼ねて時々覗いていたのですが、そこで興味深い広報資料が発表されていました。

 「経済効果は推定約41億円!」

 来場者の食事代やら交通費やら宿泊費やら土産代やら・・・アンケート結果を基にしてモデル化し諸々あわせるとそういう推定が出来る、ということで結構な数字ですねえ。やはりクラシック界の事件と言えるのかな。
 しかし、それよりもっと興味深かったのは、その資料で示されたイベントそのものの収支。
 
  ・チケット販売額=約2億円
  ・イベント開催経費=約6億円

 あらら、チケット収入は支出の1/3に過ぎないじゃないですか・・・。イベントの収入構造って、大体こんなもんなんでしょうか?正直驚きました。となると、仮に収支均衡だったとして、約4億円はスポンサーとか補助金でまかなっているということになるわけで、これもまた驚き。あれだけ安い料金で公演を見られたことにあらためて感謝!
 すでに来年はモーツァルトをテーマに開催することが決まり、先行予約の特典がある会員募集も近く始まるということで、また盛り上がりそうです。ん、ちょっと気が早いかな(笑)

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2005年9月11日 (日)

「夏のヒロイン」のカバーを聴く

 6月25日の雑記帖で話題にしました堀ちえみさんによるカバーソング集『'80s IDOL SONGS COLLECTION』をさっそく入手しました。もちろん関心は河合奈保子さんが歌った「夏のヒロイン」がどう生まれ変わったのか、にあるわけですが。
 で、手にとってみたら・・・あらら、曲順が当初発表と大幅に変わってまして、「夏のヒロイン」は2曲目から10曲目に変わっています。11曲目(ちえみさんのシングルス・メドレー)はボーナストラック扱いですので、実質最終トラックですね。本来なら最初から通しで聴くのが礼儀なのですが、とりあえず10曲目から聴いてみると・・・。

 なんて表現したらいいのでしょうかね、ちえみさんの歌唱が声質もあるのでしょうがとても落ち着いた感じになってます。ちえみさんの当時の歌唱については音源を持ってないので、どう変わったか、あるいは変わってないのかということは言えないのですが・・・。
 もうひとつの注目点だった作曲者・馬飼野康二さん自身による編曲ですが、“サンバ調”という大枠は変わっていません。ただ音作りはだいぶ違っていまして、歌唱にあわせたのか低音中心で落ち着きがあります。ギター+リズムがメインで、すこしだけハワイアンの香りもするような・・・この辺は人によって感じ方が違うでしょう。
 なお最後の「チャンスチャンス」のあたりから子供のコーラス(ご子息なんでしょうか?不明)が加わりますがこれは人によって受け止め方がだいぶ違うかも。楽しい雰囲気を出すことには成功していると思いますが。

 とにかく、これで奈保子さんのナンバーが歌い継がれ新しい命が吹き込まれたたわけで、私はとても貴重な機会だと思ってます。ただ、ブックレットには各曲毎の収録の状況がご本人の手で綴られているものの、誰のカバーなのかという解説がないのはどうかなあと思います。まあ主な購入者は80年代アイドル全盛期を共有した人という想定のもとに、説明は不要と判断したのかもしれませんが、後々残るものですからね、そこは配慮いただけるとありがたかったです。

 なお、ブックレットには今回の録音を終えてのご本人の随想も綴られています。なぜ引退してしまったのか、再びマイクを握ることにしたのか、など興味深いです。ちえみさんって本当に歌うことが好きで、歌いたくて仕方がなかったんですね。河合奈保子さんも同じようにいつの日かそんな想いから・・なんてことになるのでしょうか。読みながらそんなことを思ったのでした。

 ☆

80年代のカバー情報を集めているというブログを見つけました。夏のヒロインもちゃんと情報入っていますね。

河合奈保子 JEWEL BOX DISC1 ~80'S FAVORITE MUSIC

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2005年9月 4日 (日)

総選挙に思う

 ここしばらく、テレビのニュースやワイドショーを見ないようにしています。正確にいうと「総選挙がらみ」の話題について見ない、のですが。
 テレビというのは「絵になるもの」を追いかけるのが宿命。言い換えると絵にならないもの、なりにくいものは取り上げられない傾向にあるわけです。で、そんなメディアを見ていては今回の選挙について正しい判断ができないな、と思うのです。とにかくパフォーマンス好きのかたが多いですからね。
 これに対してラジオは概してクールな報道で割と安心して聴いていられます。絵が無い分、ヘンなパフォーマンスに惑わされない。そして政界関係者の発言も「生音」ではなくアナウンサーの読みに置き換えられることが多く、声の調子だとかの味付け部分を廃して受け取ることができます。
 新聞も「見出し」に惑わされないよう気をつけなければならないけど、テレビよりはいい。

 そしてこの際ぜひともひとこと言いたい。
 争点は政党が決めるものではない。有権者が決めるものです。
 意図的に政党が争点をひとつに絞り、それで選挙に勝ったとしても、それ!とばかりに争点にしなかったこともバンバン推し進めるんでしょう。そのとき「そんなこと聞いてないよ、賛成なんかしてないよ」と言っても後の祭り。どうせ「だから最初から言ってたでしょう」と開き直られるのがオチです。つまりあれですよ、契約書とかに読めないほど小さな字で不利益なことをこちょこちょ書いといて、文句つけたら「ほらここに書いてあるでしょう」というのと同じです。

 とにかく大事な選択をする機会なのだから、判断は誤りたくないものですね。もちろん、その機会を自ら放棄するなんて論外です。

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