レッツゴーヤングを観る(2)
NHKアーカイブスの公開番組に河合奈保子さん出演のものが追加されましたので、先週末、視聴してきました。
場所はいつもの東京・放送博物館です。実は博物館のある愛宕山は隠れた桜の花見スポットでして、愛宕神社の境内と博物館駐車場は桜が満開。駐車場ではビニールシートを広げて弁当を食べたりするグループも。風がちょっと強くて、桜吹雪が舞っていましたから、来週末は葉桜でしょうね。
さて今回追加された番組は「レッツゴーヤング」で86年1月26日放送のもの。出演者(登場順・敬称略)はシブがき隊、石川秀美、河合奈保子、石川ひとみ(司会兼務)、松村雄基、中山美穂、高橋真美。メインゲストは都合4曲歌ったシブがき隊で、会場は女性が多かったですね。
オープニングは奈保子さんは白のパンツスタイルで登場。髪はセミロングですね。そのままメドレーに入り、秀美さんの「愛の呪文」では美穂さんとともにサポートで参加。自分のパートでないときでも、マイクは離しつつもちゃんと歌っていて、なんとも律儀です。その後、美穂さんと秀美さんを従えて「ジェラス・トレイン」を1コーラス熱唱。といっても振り付けも簡易版?でちょっとおとなし目だったかも。さらにメドレーの最後、シブがき隊の「スシ食いねえ」にもバックで参加。自分のパートのときちょっとだけ笑ってしまっています。まああの歌詞ですからね(笑)。
奈保子さんのソロは、ラスト3曲のトップ(表現、変ですか?)で「THROUGH THE WINDOW」。黒のパンツスタイルに衣装替えしての登場です。そしてバックの演奏は当時コンサートのサポートをしていた「NATURAL & MILK」の皆さん。そういえば、84年8月5日放送分の「コントロール」でもバックは持ち込みでしたね。残念ながら1ハーフの短縮版ですが、歌唱の良さは十分わかります。女性が多い会場ですが男性陣から結構声が掛かってました。
サブタイトルの「月に降る雪」にちなんでか、曲の途中で紙吹雪が舞う場面があったのですが、これが半端じゃない量。北島三郎さんも真っ青というぐらいの横なぐりの「猛吹雪」が奈保子さんの顔を直撃し、紙テープ捌きはお手の物の奈保子さんもたじたじ(笑)。(NAYAさんのレポートによると口に入ってしまいたいへんだったそう)
純粋に奈保子さんの出番だけを追うとごく短時間になってしまうのですが、この頃の音楽番組は通しで見ていても楽しいですね。サンデーズの中に長山洋子さんがいまして、演歌転向前、それも「ビーナス」でブレイクする前の映像が見られて貴重でした。ソロはとってなかったですが。
いつもはアーカイブスだけ視聴してそのまま帰ってしまうことも多いのですが、今回は博物館全体を一通り見てきました。というのも、放送開始80年に合わせて館内展示が一部リニューアルされたということで、奈保子さんの写真が飾ってあったコーナーがどうなっているか気がかりだったのです(^^;
2003年のリニューアルはテレビ放送開始50周年に合わせて行われたためテレビの歴史が充実しており、紅白歌合戦のコーナーに奈保子さんの写真がありました。しかし歩いてみると展示内容がテレビからラジオにシフトしておりいやな予感。そして写真があった3F常設展示室の紅白歌合戦のコーナーは跡形もなく・・・。
うう、残念!と思いつつ見ていくと、展示室出口付近の一角、マイクロホンの展示コーナーに健在なのを発見!「良かったー。」心底そう思いました(笑)。純粋に紅白の歴史ではなく、マイクの歴史の解説パネルだったことで命拾いしたようです。86年の紅白でピアノ弾き語りをする奈保子さんの写真、美しいです。
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