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2005年3月22日 (火)

ラジオ誕生80年

 きょう3月22日は日本でラジオ放送が開始されて80年。去年は「放送記念日」という記事で「どうも影が薄い」などと書いていたのですが、さすがに今年はメモリアルということで19日からNHKがラジオとテレビで特別放送を編成しており、一般の方の認知も高まったことと思います。

 面白そうな記念番組は片っ端から録音していますが、貴重な音源の数々が聞けて面白いですね。高齢化の進む日本の深夜放送をリードする(笑)「ラジオ深夜便」も一部時間帯で総合テレビと同時放送されていて、ラジオスタジオの様子が見えて興味深かったです。初めて斉藤安弘さん(元ニッポン放送アナウンサー)のお姿を見ることができたのが私にとっては貴重だったり。愛川欽也さんはNHKとかラジオ深夜便とか関係なくいつもどおりのマシンガントークをされていてこれまた面白かったです。

 さて、NHKといえば受信料不払い問題の拡大に伴い、一部では罰則の導入も必要ではないかという議論が出ているようです。世知辛い世の中だなあと思いますが、実はラジオ放送開始当時、許可なくラジオを聴くと刑罰が課せられていたということなんですね。
 この刑罰は受信契約をしていないとか受信料(当時は聴取料)を払っていないということとは別に「国に無断でラジオを取り付ける」ことを対象としたもの。嘘のような話ですが、ちゃんと監督官庁の警告ポスターも残っています。
 
 ラヂオ
 取り付ける前に
 先づ許可をお受けください
 無届で聴かれますと
 一年以下の懲役または
 千円以下の罰金に処せられます

 すごいですね、昭和初期の千円は大金ですし懲役刑まで準備されていますから結構重罪扱いです。しかし、ポスターが出来るぐらいですから実際には無届で聴いていた方が大勢いた模様です。でもどうやって摘発したんでしょうか?
 なんでこんな扱いになっていたかということですが、どうも当時は家のラジオも無線局の扱いになっていたようです。私も随分昔に放送博物館で見たことがあるのですが「聴取無線電話局許可書」(記憶不確か)なるものが残されています。電波を出す装置ではないラジオを無線局の扱いにした理由はわかりませんが、もしやスパイ行為を恐れてだったりして(笑)。

 なお、現行の電波法では総務大臣の許可を受けずに無線局を開設し、又は運用した場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられますのでどうぞご注意を。もちろん単なるラジオは無線局にはなりませんが。

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