梅花祭
毎月25日といえば京都では「天神さん」といって北野天満宮に縁日が立つ日でありますが、2月25日は「梅花祭」とう祭典が執り行われる特別な日であります。
祭典の日ではありますが、やはり人目を引くのは祭典そのものより上七軒の綺麗どころが総出で奉仕する野点ですね(^^; もちろん有料で事前に切符が必要らしいのですが、わたくしみたいなツテのない一介の旅行者が御茶屋へ行けるわけが無いので、本物の芸妓さんの接待を受けることができるこの機会は一度経験してみたいですね。
野点の経験はありませんが、この時期に公開されている梅苑へはかつて行ったことがあります。これも有料で、野点ではないですが一応茶菓子付きだったはず。ちょうど見ごろだった記憶がありますが今年はどうでしょう。花見というと桜が連想されることが多いですが、なかなかどうして、梅の花見もいいものです。白梅、紅梅入り乱れて綺麗ですし、香りも良いですし。それに梅の場合、桜と違い「ドンチャン騒ぎ」はありませんので、落ち着いて鑑賞することができます。
帰りは縁日に出ている骨董品なんかを見ていると、これがまた結構面白かったりします。まあ私は古道具や陶磁器の価値はわかりませんのでただ眺めるだけですが、古い真空管ラジオなんかが出ていたりすると俄然目の輝きが違ってきたりします(笑)。こういうところに出てくる場合、ラジオ専門商なんかより値付けが安いことがあり食指が動くのですが、なにせガタイが大きな物件が多いので旅行者にはもてあましてしまい、結局購入見送りになるんですけどね。だったら見なきゃいいのにって思うのですが、やっぱり見てしまうんだな、これが(^^;
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