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2005年2月11日 (金)

震災におけるラジオの役割

 きょう、新聞のラジオ欄を見ていたらラジオNIKKEIで「震災におけるラジオの役割」という特別番組があるのに気づき、慌てて短波ラジオをつけました。気づくのが遅れたたので、1時間ほどは聞き逃したのですが(^^;
 内容は民放各社が一堂に会した「ラジオフォーラム」の録音中継で、地震や水害などの災害報道を経験した社(新潟放送、FM鹿児島、東北放送など)や来るべき災害に備えている社(静岡放送、TBSなど)がパネラーとなり、それぞれの経験や取り組みを語っておりました。司会役は当然というべきか、ラジオ関西でした。
 当事者によって語られる内容は大変聴き応えがあり、最初の1時間を逃したのが返す返すも残念でした。内容を聞いていてラジオならではの強みと感じたのは、リスナーから情報が寄せられて災害報道が進んでいくという点。報道部を持たないFM鹿児島が災害放送を続けられたのはリスナーの力だったそうで、これはテレビでは絶対にまねが出来ないと思います。背景には電リクの受付番号が浸透していてリスナーが電話をかけやすいということがあります。また、マニュアルがあっても想定を超えるような事態が発生し、それこそが災害なのだということを話していた社がありました。言われて見れば確かにそうでしょうね。ラジオ関西では地震発生時に読み上げる定型の原稿(落ち着いて云々とか・・)を事前に準備していたそうですが、あの阪神淡路大震災ではスタジオが非常灯のみのため暗く、その原稿がとても読みづらかったとのこと。その経験を踏まえ、原稿は文字を大きくしているそうです。
 話題は放送中断への対応、リスナーの要望の受け止め方、取材体制、他社との連携など多岐に渡りましたが、各社とも災害のときリスナーとどう向き合い、どうすればリスナーの命を救うことができるかを考えており、とても心強く感じました。そして最後はラジオ関西が次のように締めていました。

『ラジオは大災害の直後だけスポットライトが当るメディアであってはならない。ラジオ自体の魅力を高め、ぜひともセッツ・イン・ユース(全局聴取率)を高めることに業界を挙げて取り組む。その中でいざと言うときにいちばん頼り甲斐のあるメディアという位置づけにつなげよう』

 その意気があれば大丈夫。ぜひラジオの活性化に向けてがんばって欲しいと思います。

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