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2004年10月20日 (水)

適正露出

 そういえばカメラの話を是非、なんてリクエストを以前頂いていましたので、ちょっと書いてみましょうか。
 トラックバックを頂いた「河合奈保子音楽夜話」のura-yawa-wordpress「時が止まる空間 円通寺比叡山借景」から題材を・・・。

 『暗い室内から明るい遠景の比叡山までを一挙にカメラにおさめるのは素人の腕では思うに任せない 肉眼でみるようには決して記録できないのである』

 そう、旅先で撮影して、戻ってきてDPEに出すと「あれ~、こんなだったっけ」と思うことは結構ありがちですね。
 フィルムにはちょうどよい明るさ、「適正露出」があります。なのでいまどきのフルオートカメラは光量を測って適正露出になるよう絞りとシャッタースピードの組み合わせを変えて明るさを制御するわけですが、カメラは「こう写って欲しい」という人間の気持ちが分かりませんので(笑)フレーム内のどの部分を適正露出にするかはあらかじめ決められたルールにより制御します。で、暗い部屋から外の庭園を写す、みたいなときは一般的に画面の中央かつ大部分をしめる「外の庭園」が適正露出になるように制御するので、暗い部屋はより暗く何が写ってるか分からない、ということになります。肉眼で見たようには写らない、というわけですね。
 これを避けるために「露出補正」を掛けて、極力撮影者の意図する明るさに写すこともできるのですが、一般的な撮影で使われる「ネガフィルム」では必ずしも効果が出ない場合も多いです。というのは、ネガで撮影した場合、印画紙へのプリントという「もうひとつの撮影」があり、この段階で明るさはいかようにも変わるのです。たいていのラボでは自動機でやってますので、ネガでせっかく補正をかけても、プリントの段階で自動機が明るさを「自動補正」してしまい、思ったような仕上がりにならない、ということももままあるのです。
 素人だから上手く写らないという面もなくはないのですが、案外と「ラボが曲者」ということもあるのです。お店によって仕上がりが違うのに驚くことがあります。思ったような写りでないことが多いと感じるときは、カメラを買い換えたりする前にラボを変えてみる、というのも手ですのでお試しを・・・。ちなみにセミプロみたいな方だと、自家現像・焼付けを敢行して自分好みに仕上げておりますね。私も環境が整えば一度やってみたいものです。

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