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2004年10月11日 (月)

タンゴ・ロマンティック

 実は生れてこのかた、演劇というものを自腹で見たことがなかったのです。小学校のときに授業の一環でミュージカルを見た(見させられた?)ことがあるぐらいで、我ながら文化芸術方面には疎い生活だったなあとあらためて思う次第です。そんな私ですが昨10日、天狼プロダクション第16回公演「タンゴ・ロマンティック」の楽日を見てきました。
 ストーリーも、メインとなるキャストの方々のことも知らずに出かけたその訳といえば、“タツノコ座”座員のヴァイオリン奏者・カジカさんが出演されているという、ただその一点のみであります。補強材料としては、この公演が昨年の再演ということで、きっと評判の良い公演なのだろうということもあります。
 客席に入ってみると、女性のお客様がとても多い!なんか浮いてしまった感じですが、芝居が始まってみて納得。主役の石原慎一さんがかっこいいいいんだわ。これが・・・。歌も上手いしねー。物語の舞台は戦前の上海のジャズクラブということで歌や踊りが満載。そして上海という設定から主役の相手役である花木佐千子さんをはじめ女性キャストはチャイナドレスでの芝居が多く、その華麗な踊りを一層華やいだものにしていたのですが、時に目の遣り場に困ることも(笑)。で、お目当て?のカジカさんは公演の演奏担当なのですが、ジャズクラブの楽団員という役どころも兼務しております。もちろん、チャイナドレス着用です(^^)。←あ、それを見たくて行ったわけではありません。誤解なきように・・・少しは興味ありましたが(^^;。
 河合奈保子さんのDVD-BOXを取っ掛かりとし、尾崎亜美さんのコンサートを通してライブの音楽に少し目覚めてしまった私ですが、今回タンゴ・ロマンティックを見て、観劇もいいなあと思ってしまいました。純粋に芝居だけではなかったのでとっつきやすかった面もあるのですが、プロの役者の生の演技の迫力にすっかり見入ってしまいました。しかも劇中の音楽は生演奏ですからね、なんとも贅沢な2時間でした。
 抗日運動が湧き上がる上海事変前夜という時代背景のため、ストーリー自体は大変物悲しい結末を迎えて、何とも言えぬやるせなさを感じてしまったのですが、心にしみる芝居でした。もしかしらた音楽を通して想いは通じたかもしれない、いや通じかけていたのに時代がそれを許さなかったということでしょうか。好きな音楽を好きなだけ聴ける、歌えるということの幸せ、平和の大切さを、あらためて思ったのでした。

※企画制作した天狼プロダクションのHPはこちら
(「タンゴ・ロマンティック」の筋書きは「思い出の舞台」からご覧になれます)

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