夏・長崎から
今年もまた、この季節がやってきました。昨日は8月6日、言わずと知れた広島原爆忌でした。テレビ番組はというと、関東では民放さんはニュース枠での対応だけだったようですが、NHKはいくつか特番を組んでおりました。
そのひとつが衛星第二の「2004 夏・長崎から さだまさしコンサート」生中継でした。「さだまさしコンサート」となってますが、実際にはさださんはホスト役であり、呼びかけに賛同してくれるアーティストを招いての「野外イベント」に近いものです。「広島原爆の日に長崎の地から歌うことで、その時間だけでも平和について考えるきっかけになればってくれれば」ということで回を重ねて18回目。あえて9日(長崎原爆忌)でないのは何かのこだわりなんでしょうか?。毎年のように訪れるかたも多いそうですね。私はテレビを通じてしか知りませんが・・・
中継は20時からですが、コンサート自体は17時開始なのですでに終盤に近い雰囲気。で、山崎まさよしさんの演奏中から始まりましたがすぐにさようならで、あとはさださんが締めということでアンコールも含め歌い続けておりました。曲は最近の社会情勢を反映して重めの内容のものが並んでいましたね。強い危機感があるようです。いつもの「落語の枕話」並みのトークもやや控えめのような気がしました。出演者全員で歌ったラストソング「祈り」にはおもわずこみ上げてくるものが・・・。
ちなみに、コンサートの模様はいずれダイジェスト版が地上波で放映されるはずですので、興味のある方はご覧になってみては・・・。ダイジェスト版はゲストの映る比率が高いのでさださんが苦手なかたも見られると思います(笑)。
ところで、中継を見ていて「たいせつなひと」はいまの河合奈保子さんに似合うんじゃないかなあなんて思ったりしました。映画「解夏」のテーマ曲ですが、ぐっと大人になった今、こうしたスケールの大きな歌を歌っていただけたらなあ、なんて・・・。ご本人は休業中なのにこんなことを考えるのも変かもしれませんけどね。
そして、仮に歌手活動を再開されるならば、こうしたステージに立つのも似合うのではないかなあと思ったりしたのでした。そのときは持ち歌で参加ということで、ネ。
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