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2004年7月28日 (水)

ゆとりーとラインに乗る

 「ゆとりーとライン」と聞いてどんな交通機関かわかる方は名古屋近郊の方か、事情通ですね。7月24日は尾崎亜美さんのコンサートを観に可児にいたことはお話しましたが、開演が19時なのでそのまま1泊。翌日、時間がありましたので名古屋の新交通「ゆとりーとライン」に乗ってみたというわけです。
 ゆとりーとラインとは愛称で、正式名は「名古屋ガイドウェイバス」といいます。ま、簡単にいうと専用の高架道路を走るバスで、一般道路もそのまま走れるというのがミソ。渋滞の多い地区は高架を走ることで鉄道なみの定時性が確保でき、郊外地は一般道を走ることで一般のバス同様の需要に応じた柔軟な路線設定ができるというわけです。そしてもうひとつの大きな特徴は、高架区間では運転手のハンドル操作が不要となること。これは仕掛けがあって、高架区間では走行タイヤとは別に案内車輪が出て走行レーンの両脇に設置されたレールをなぞるようになっています。
 ゆとりーとラインの都心側ターミナルは大曽根駅。
oozone.jpg

新交通システムばりのかなり立派な駅舎で、改札口も設けられていますがどうやら平日のラッシュのみ使用のようです。のりばに上がってみると、往年の阪急電車梅田駅を彷彿とさせるようなドーム屋根のついたホームが印象的。
oozone_2.jpg

これは各駅共通でした。バスの見た目も車内も至って普通。乗車して動き出してみてもそう普通のバスと変わりませんが、運転の様子だけは不思議な感じですね。ハンドル操作が不要なので、運転手さんは両手が手持ち無沙汰な様子です。
gwb_unten.jpg
何も知らない人が見たら態度悪そうに見えるかも(笑)。もちろんカーブでは、自動的にハンドルが回りだします。高架区間は15分ほどで終わり、その先は一般道へ降りますが、高架の出入り口にはゲートが設置されていて一般車の誤進入を防止しています。このゲート開閉の時に案内車輪の出し入れをしているようです。
 日本初(今でも唯一)のガイドウェイバスですが、日曜の午前中ということもあって乗客は少なめ、駅も閑散としていてこれで大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいました。そもそもターミナルが大曽根っていうのがどうなんでしょうねえ。大曽根は名古屋市東北部の交通の要衝ですが、結局は地下鉄なり名鉄なりで栄町なり名駅へ行くことになるわけで・・・もう少し都心側に伸びていると違うような感じがするのですが。
 なお、ガイドウェイバスの高架区間は、対応車両専用の走行路であるということで「軌道法」(路面電車を想定した法律)を根拠に運行されており、れっきとした「鉄道の仲間」です。そこで乗り場は停留所ではなく「駅」を名乗っています。これは以前ご紹介した無軌条電車(トロリーバス)と同じですね。ただ、困ったことにこれが原因で、高架区間と一般バス区間の運賃は別建てになってます。鉄道とバスの運賃は通しで設定できないそうで、またがって乗ったときの割引措置はあるものの割高感は否めません。ハード(車両)は直通できるのにソフト(運賃)が直通できないなんて、なんだかなあと思いますねえ。
 というわけで久々の旅行記でした。奈保子さんの話題は週末にでも(笑)

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