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2004年6月13日 (日)

アンプ変われば音変わる

 私がふだん河合奈保子さんを始めとする音楽を聴くときに使っている真空管アンプ類はサンバレーさんのキットを組み立てたものなのですが、そのサンバレーさんのアンプの試聴ができるということで6月12日、東京に遠征して「MJ春のオーディオフェア2004」という催し物に行ってきました。なにせ狭い集合住宅なのでスピーカーはしょぼいしセッティングもあったもんじゃないという環境ですので、一度きちんとした場で真空管アンプの実力を聴いてみたいなと思っていたわけです。
 会場はホテルで、各部屋が出展社の試聴室になっています。早速お目当てのサンバレーさんの部屋に入りましたが、さすが人気店だけあって場内大入り。で、試聴のほうなんですが、プリアンプ、メインアンプ、スピーカーを切り替えながら試聴して音の違いを感じてもらうという大変に実験的な内容でした。驚いたのが、大して耳の肥えていない私でも、ものによってははっきりとその違いが判るほど音が変わるということです。もちろん、判別が付かないようなものもあるのですけど(^^;。
 特に面白かったのは、同じ300Bというオーディオファンの間で重用されている銘柄真空管を出力に使ったアンプでも、回路構成(前段との結合方法とか、前段で使う真空管の種類とか)によって音が変わるんですね。どう音が変わるかって?表現が難しいんですが、どっしりした感じだったり抜けが良かったりという違いがあるんです。単に周波数特性の違いじゃないの?と言われるとそうかもしれませんが、それだけではない何かがあるような気がします。なにか質感が違うんですよ。
 そしてもうひとつ面白かったのが、スピーカの違いですね。Aというスピーカーでアンプの聞き比べをして、「あのアンプの音は自分はあんまり好みじゃないなあ」と思っていたのが、Bというスピーカーでは「あれ、なかなかいけるじゃん」となったり・・・。説明されていた責任者の方も会場でお話になっていましたが、アンプとかスピーカーを単体では評価できない、アンプはスピーカーの伴侶と考えてスピーカーに合うアンプを選んでいただきたい、ということだそうです。
 あと、試聴用のソースはクラシックまたはジャス、それに女性ボーカルでしたが、ソースによっても向き不向きがあるようにも感じましたね。クラシックでいいなと思ったアンプとかでも、ジャズになるとそれほどでも、といったことがあります。またソースとしてCDのほかにレコードも使いましたが、きちんとしたシステムで聞くとCDに劣らぬ感動が得られます。例のプチパチは避けられませんけどレコードの実力は侮れません。
 聴いていて思ったのですが、この試聴環境で奈保子さんを流したらいいだろうなあ。。。ライブ盤だときっと会場の臨場感と生き生きとした歌声が再現できるのではないかと。アルバム「engagement」なんかも歌唱の良さがさらに増しそう。まあ、真空管でJ-POPを聞いている人は少数派なんでしょうけど、絶対いいですよ。奈保子さんの声には・・・

 しかし、なんですねえ、音に関して言葉で伝えるのは難しいものです。ですからインターネット専業のアンプ屋さんとうちのような音楽サイトは似通ったところがありますね。実際に聴いてもらえば判っていただけるという点が。。。

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