6月9日の「歌の大辞テン」
というわけで、冷却期間を置いたところで6月9日放送の「速報!歌の大辞テン」について書いてみます。
昭和57年6月のトップ10ということでしたが、「夏のヒロイン」は20位にも入らないという、昨年の昭和57年「夏」のトップ10のときと同じ結果となりました。しかし、NaokoHomeBBSにおけるscarletさんの情報によれば、『6月はちょうど「夏のヒロイン」が出た時期だけどベストテンに登場したのは7月から』だそうで、であればランクインしなかったのもやむを得ないかなと思った次第です。発売後、じわじわ売れてランクアップしていったという時代だったんですね。当時とりたててファンというわけでなかったのでチャートも追いかけておらず、この辺の事情は良く判ってなかったです。
そういう点ではこの雑記帖を書くに当り冷却期間を置いて本当によかったです。多分、観終わってそのまま書きだしていたら感情のままに「何でランクインしないんだ」って感じになっていたでしょう。
まあ、淡い期待もむなしく肩透かしをくらったことは今に始まったことではありません。今回も私自身が予告の時点で「期待薄」と書いたのですが、でもそのとおりになってしまうとやっぱり残念なんですよね。
そもそも、あの番組のランキングは確たる根拠に乏しいということは以前から指摘されていることであり、今更ランキングについて不公平だおかしいだナンだと愚痴を言ってもしょーがないという面もあります。ですから「そんなに売れてたっけ?記憶にないけど」っていう歌もありましたがそれをどうこう言うつもりもありません。しかし、ランキングにさしたる根拠がないのならば、尚のことたまには河合奈保子さんを取り上げてくれてもいいのではないか、とも思うのであります。番組のHPにはアンケートコーナーがあります。『あなたが見たい昭和40年~平成3年までの曲を入れて下さい!』という欄がありますので、地道に投票を続ければもしかしたら取り上げてもらえるのかもしれませんね。
ただ、これだけは言っておきたいのですが、ランキングを紹介するときに回すスロットでちらっと見せる曲はきちんと精査していただきたいです。今回は「愛をください」が出ていましたが、これは3月発売の前作ですよ。ランクインの可能性からいっても明らかに6月発売の「夏のヒロイン」であるべきです。どーせ視聴者はそんなところまでチェックしないだろうって手抜きしているんでしょうが、ファンはしっかり見ています。こういうところからも番組の制作スタンスが疑われることを日本テレビ放送網関係者は認識すべきです。ま、「ランキングはテキトーにつくってますよ」という証明としてやっているのならば、それはそれで実に高度な演出ということで拍手を送りますが(笑)。って相当嫌味ですかね(^^;
【追記】
「音食珈房ほっとたいむ」でも、「夏のヒロイン」を82年7月のヒットとしています。
→こちら
やはり7月が妥当みたいですね。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- あ、気持ちが(2019.04.23)
- 阪神淡路大震災から24年(2019.01.17)
- 年末の大型音楽番組は(2019.01.06)
- 正しいキャッチフレーズ(2018.05.26)
- CS放送でのレッツゴーヤング(2018.05.01)
最近のコメント