2022年5月 7日 (土)

「丸の内ミュージックフェス」を振り返る

 大型連休の後半、5月3日から5日は先月紹介した「丸の内ミュージックフェス」を楽しんできました。有料のメインコンサートは各日の午後公演を観たので計3公演。その前後で、周辺の商業施設や路上で行われた無料のエリアコンサートをいくつか観ましたが、天気にも恵まれて実に心地よい3日間でした。

 いちおうクラシック推しのフェスですが、メインコンサートの午後公演はジャンルは様々。一番盛り上がったのはホーン隊が吠えまくった初日の「SUPER BRASS STARS XXL EDITION」かな。3日目の「ピアノと砂のファンタジー 星の王子様」は、物語の朗読にピアノ演奏とサンドアートを合わせる趣向で印象深い公演でしたが、なにぶん物語が切ないのでファイナルコンサートとしてはしんみりという(^^; サンドアートは初めて見ましたが、OHPのフィルム面に砂を撒いて絵を描いていくようなもの(OHPは使ってません)。物語の進行に合わせて次々とライブで描き出される絵にびっくりでした。

 メインコンサートの会場は東京国際フォーラムのホールC。東京国際フォーラムはコロナ前に開催されていたラ・フォル・ジュルネ音楽祭の会場だった場所ですが、地上広場はケータリングカーもテーブル席もなく閑散。通常のコンサートと同じ扱いで祝祭感には乏しかったですね。ホールCのロビーの喫茶コーナーも営業してなくて、公演前にちょっと飲んだりということもできず。

 では、気分がアガらなかったかというとそんなことはなくて、無料のエリアコンサートを渡り歩くのが楽しかったです。特に歩行者専用になった丸の内仲通りは、歩道に並木が続くなかテーブル席が用意され、ケータリングカーも出ていてみなさん思い思いに過ごされている中、野外ライブが行われているという、実に良い光景でした。商業施設内の会場も華やかさがあってよかったです。丸ビルとTOKIAビルの会場で使われていたピアノは昨年も登場した河合楽器製のShigeru KAWAIで、河合奈保子ファンとしては名前を見るだけでアガりますネ。

 プロモーションに関しては、なんでだろうと疑問に思うところもあります。メインコンサートとエリアコンサートのウェブサイトが独立していて、連携が乏しいのです。現地で配られていたガイドブックは一冊で全部網羅しているのに、勿体ないですよねえ。。。

 それにしても3年ぶりに大型連休の丸の内に音楽が戻ってきたのは嬉しいことでした。新型コロナの脅威が去ったわけではなく、実際、メインコンサートのうち5日午前の部は、関係者に濃厚接触者が出たという理由で中止になってしまう影響もありましたが、とにかく開催にこぎつけた主催者には感謝しかありません。一昨年、昨年は自宅で配信にへばりついてましたが、やっぱりリアルなライブにかなうものはないです。とはいえ配信には空間と時間を超えられるという良いところもあります。今年はリアルと配信の併用で、一部はアーカイブも公開予定とのこと。私も現地で観たものは限られるので、アーカイブ配信も視聴したいと思います。

丸の内ミュージックフェス エリアコンサート(ピティナ)

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2022年5月 4日 (水)

祝・日本国憲法施行75年

 きのう5月3日は憲法記念日。大日本帝国憲法の規定に従った改正手続きにより成立した日本国憲法の施行から75年でした。あらためて、憲法に示された理念のありがたさを感じます。日々の暮らしに憲法は直結しています。好きな音楽を聴いたり好きな芝居を観られたりできるのも。

 いま社会不安を背景にした憲法改正論が浮上していますが、政府を縛る最高法規が、空気に左右されるようなことがあってはならないと思います。「空気は、読まない」。東京新聞のキャッチコピーですが、こんなときこそ冷静に考えたいです。

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2022年4月30日 (土)

谷山浩子さんのデビュー50周年記念コンサート

 きのう29日は「谷山浩子デビュー50周年記念コンサート~5人でオールリクエスト」を観てきました。会場は東京国際フォーラム・ホールC。5月の風物詩だったラ・フォル・ジュルネ音楽祭で何度も行ったホールですが、今回割り当ての3階席は初めて。いやー、急傾斜で高いうえにステージが遠い。(^^; すり鉢の底を見下ろすような感じでのライブ鑑賞になりましたが、音は良かったのでまあいいかな。。

 このコンサート、副題にオールリクエストと入っているとおり、アンコールを除き当日の演奏曲は客席のリクエストで決めるスタイルです。で、半券の裏にリクエスト曲を書くようになっていたのですが、うかつにも書き忘れて入場してしまうという失態。。ああ、ばかばか。改札係員がコロナ対応で半券の裏に名前と連絡先電話番号を書くように注意喚起していたのですが、リクエスト曲については言及がなかったんですよね。。。まあ、入れていたとしても1500人収容のホールですからそうそう当たるわけはないのですけど。

 いきなりテンションが下がってしまいましたが、始まってしまえば楽しいライブでした。今回のサポートミュージシャンはいずれも過去に猫森集会のオールリクエストで谷山さんに調教された手練れのミュージシャンばかり。
 石井AQ(Syn)
 斎藤ネコ(Vl)
 渡辺等(Bs,Mand)
 山口とも(Dr,廃品打楽器)

 谷山さんが抽選箱に入った半券を引いて曲が決まりますが、みなさん軽い打合せで華麗に演奏。譜面係がスタンバイしていて過去に演奏したことのある曲はそのときの譜面も準備されていはいたものの、リハなしで合わせるのですからすごいものです。特に経験の少ない山口さんはほぼ歌詞カードだけの状態からの演奏で、それできちっと決まるのですから神業です。

 今回の曲目は谷山浩子オフィシャルサイトに掲載されていますが、見事なまでに世間的に知られている曲が出なかったという(^^; 私も半分ぐらいは初めて聴く曲でしたが、打合せを兼ねた楽曲解説があるので楽しめました。オールリクエストで黒系の曲がほとんどないのは珍しいような気がします。猫森集会の場合だと、まず半券でリクエストできる人を選んで曲はその場で出してもらうので、その時の流れで何をリクエストするか考えられますが、今回は事前に書いたリクエスト曲を抽選で引くだけという違いが影響しているのかも。。

 それにしても、節目の記念コンサートをオールリクエストにしてしまうなんて谷山さんぐらいでしょう。谷山さんらしい楽しいコンサートでした。秋に猫森集会の復活も考えているということなので、こちらも楽しみです。

 そして、今回のライブは配信もされました。5月5日までアーカイブが視聴できますのでよろしければ。

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2022年4月25日 (月)

祝・1周年

 シャンソンを歌う3人グループ「銀座deシャンソン」がこの4月で結成1周年ということで、記念ライブを4月22日に東京・東新宿のPetit MOAで観てきました。

 銀座deシャンソンは、キャンディ・アイ(きゃんひとみ)、ソワレ(シャンソン歌手)、メイリ―・ムー(星屑スキャット)の3人によるグループ。ソワレさんを推しているので結成当初から知っていて、これまで諸事情でライブは配信で観ていたのですが、ようやくハコで観ることができました。「濃ゆい」3人が繰り広げるパフォーマンスの楽しさは配信で十分知っていましたが、やっぱりハコで生で観ると音が違いますね。3人の中で本職のシャンソン歌手はソワレさんだけですが、1月恒例の「新春シャンソンショウ」もですが、あえてシャンソンをメインとしていない人を引っ張り込んでシャンソンを広めたいという意図が感じられます。聴くほうも敷居が低くなって好都合です。知らない曲もたくさん出てきますが、それでも楽しいですし、ソワレさんが作ったオリジナルも良いです。今後は毎月1回はライブをやっていくようですが、5月は生のライブはお休みらしい...きゃんひとみさんが放送協会の連続テレビ小説に出演されている関係でスケジュールが取れなかったそうです。

 1周年ライブは配信もされていて、5月6日までアーカイブがこちらから視聴できます。大型連休に如何でしょう。どーですかお客さん。

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2022年4月21日 (木)

大型連休の東京・丸の内の今年は

 新型コロナ禍になる前、東京・丸の内の大型連休の風物詩といえば、クラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」(以下LFJ)でしたが、20年、21年と開催中止が続き、今年も中止に。しかも、公式ツイッターによれば「国際的な音楽イベントを取り巻く未だ厳しい状況と、2年に及ぶコロナ禍の影響を受け、LFJ2022以降の開催を暫時見合わせる」と発表しています。つまり、コロナの状況が落ち着いたとしても、当分の間は開催はないということ。一方で、本家・フランスのナントでの「ラ・フォル・ジュルネ」は今年1月30日から5日間の日程で開催されています。フランスで出来ることが日本では出来ない。。。もちろん出演アーティストの大半が欧州在住であるLFJでは、防疫措置でアーティストの来日がネックにはなるのでしょうが、もう金銭面で開催が難しくなっている・・・なんてこともあるのかなあと想像したり。だとしたら残念ですね。日本の国力が落ちているということで。

 そんな状況なので、今年の大型連休はまた音楽配信のイベントで過ごすことになるのかなあと探ってみたら、なんと丸の内でクラシックコンサートを開催するというではありませんか!

お子様から大人まで楽しめるクラシック音楽コンサート「丸の内ミュージックフェス メインコンサート」開催
(丸の内ドットコム)

 東京国際フォーラムのホールCを会場に3日間で全6公演。LFJと比べればごくごく小規模ながら、配信でないコンサートが復活するのは喜ばしいです。無料で見られる街角のコンサートもあるというので、ちょっとだけLFJのような香りを味わえるかも。これで大型連休の楽しみが出来ました。

 これ、検索で見つけましたが、LFJが公式サイトも公式ツイッターもこの情報を出していないって、どうしてかなあ。主催者は毎年LFJに連動して街角コンサートをやっていたところなのにねえ。。。

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