2025年5月20日 (火)

今さらLFJ2025を振り返る(1)

 「Memoires・音楽の時空旅行」をテーマに開催されたクラシック音楽フェス「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025」の閉幕からもう2週間以上経ちましたが、今さら今年聴いたものを振り返りたいと思います。公演番号は公式サイトと照合いただければ。(例年通りの手抜き・・)

初日(5月3日)

◆公演114 パリ、ニューヨーク 2大都市を彩る華麗なブラス

 これはシエナ・ウィンド・オーケストラの公演で、絶対楽しそうと思って切符を取りました。そしてやっぱり楽しかった!「オリエント急行」では汽車の音が聞こえてきました。ラストの「星条旗よ永遠なれ」はシエナお得意の聴衆参加型で、事前告知の上で楽器を持った方はシエナと一緒に演奏しましょうという趣向。5000人収容のホールAでしたが、楽器を持った聴衆がステージの上にこれでもかという程にどんどん乗ってすし詰め状態で演奏スタート。大迫力の演奏に客席も手拍子で参加して盛り上がりました。シエナの聴衆参加には私も過去、ホールCで「宝島」でパーカッションを持ってステージに乗ったことがあり、今回も検討したのですが吹奏楽版の「星条旗よ~」だとパーカッションが明確に入っているところがなく、断念(^^; それでも楽しかったです。

◆公演115 20世紀初頭のパリに集う才能の煌めき

 このタイトルだと何のことやらな感じですが、ラヴェル、デュカス、ドビュッシーのプログラム。会場配布のオフィシャルガイドに5月3日の聴きどころとして紹介されていたので当日券で入りました。ラヴェルの「ツィガーヌ」は、こんな野趣あふれる曲がラヴェルにあったの?とちょっと驚き。ラヴェルといえばきらびやかで美しい音が特徴だと思ってましたが、会場配布のプログラムの解説を見たらロマ音楽を題材にしてるとのことで納得でした。ドビュッシーの「海-管弦楽のための3つの交響的素描」はドラマチックな構成で楽しめました。初日の締めとして良いプログラムでした。

ということで2日目に続きます。(たぶん)

 

 

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2025年5月12日 (月)

FMおだわらで「デビュー45周年!河合奈保子特集」放送へ

 というわけでNHK-FMみんなのうた特番では少々もやっとしたところもありましたが、それを吹き飛ばす番組が予告されています。

 毎週木曜21:00-22:00にFMおだわらで放送されている「まいのアイドルメモリーズ」が5月29日の放送で「デビュー45周年!河合奈保子特集」を放送します。(再放送:6月2日(月)22:00-23:00)

 そして番組ではリクエストを5月15日(木)24:00まで募集中です。リクエストフォームはFMおだわらの公式サイトにあります。少々わかりにくいですが画面上部の「番組へのメッセージ」をクリック、番組名「まいのアイドルメモリーズ」を選択し、ラジオネーム、メッセージ本文、リクエスト曲などを記載して送信ボタンを押すと完了です。常連リスナーですとリクエストのバッティングを考慮してか、何曲か列記して「この中からどれか」みたいなリクエストをされる方もいらっしゃいますが、私はいつも1曲入魂です。そのあたりはお好みで。

 また、番組のキャッチコピーは「メジャーからちょっとマニアックなところまで」ですので、シングルA面に限らずB面・アルバム曲でも基本的にはOKです。(市販音源入手困難曲は無理ですが)

 パーソナリティのいまのまいさんは私も長年追いかけていますが、80年~95年のアイドルソングを愛をもって歌い伝道している方ですので、奈保子ファンに限らず楽しめる60分になると思います♪ ただし、同じFMおだわらで「午前0時の歌謡祭」のオーガナイザーを務める濱口英樹さんと違って奈保子ファンというわけではありませんので、そこはお手柔らかにお願いしますね。

 FMおだわらは神奈川県小田原市のコミュニティFMですが、FMおだわら公式サイトから全国で聴取することができます。ブラウザで聴けますので特別なアプリは不要です。また番組自体は録音放送ですが、同時間帯にいまのまいのSHOWROOMで「一緒に聴きましょ配信」があります。こちらはラジオの副音声的な生配信でエピソードを補足したりチャット欄の書き込みに応えたりしていますのでこちらもよろしければ。2音源を聴くことになるので耳が忙しいですが(微笑)

 本放送は6月1日のデビュー45周年記念日の前祝い的に楽しみましょう♪

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2025年5月11日 (日)

みんなのうた特番、流れましたが。。。

 というわけで大型連休後半の5月3日から5日はクラシック音楽フェス「ラ・フォル・ジュルネ東京」にかかりきりだったので、5日にNHK-FMで放送された「みんなのうた放送100年100曲SP 64年間の名曲大放出」についてはリアルタイムで聴けておりませんでした。SNSでは河合奈保子さん歌唱の「雨のてん・てん」が流れたという情報が出ていましたので、らじる☆らじるの聞き逃しサービスで確認しました。聞き逃し期限が12日に迫っているためまずはフリーソフト「らじれこ」でサクッと録音。で、聴いてみましたが。

 確かに16時55分ごろに「雨のてん・てん」流れていました!クリアな声で温かく包み込むような歌唱!これまで「みんなのうた」関連の特番で流れた記憶がないので、これはこれで画期的だとは思いました。が、扱いが。。。

特番での曲の流し方は大きく分けて次の3つのパターンでした。
(1)ヒット曲・話題曲扱いでリクエストと紐づけずフルコーラス流す
(2)リクエストメッセージとともにフルコーラス流す
(3)リクエストのラジオネームのみ紹介してワンコーラスだけ流す
「雨のてん・てん」は残念ながら(3)のパターンでした。そのコーナーの曲はみな同様の扱いなので「雨のてん・てん」だけ扱いが悪かったわけではないのですが、ちょっと残念な気持ちです。というのも(3)のパターンだと歌手名の紹介すらないのです。

 水無月の少女さん他のリクエストで「雨のてん・てん」

 曲紹介はこれだけ。いくら時間が限られているからといって歌手名まで省略することはないでしょうに。。。これは他の曲にリクエストした方も同じ気持ちではないでしょうか。もちろん(1)(2)のパターンのときは歌手名の紹介がちゃんとありました。

 そもそも5時間弱の番組で100曲紹介しようという企画は時間的にかなり厳しいです。100曲をこなすために曲数稼ぎの(3)のパターンを作ったことは想像に難くありませんし、曲数を絞って聴きたい曲が流れないのとどっちが良いのだと問われると難しいところではあるのですが、大事なことまで省略しないでよ、と思います。流れて嬉しい反面、ちょっともやもやも残る放送になりました。

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2025年5月 6日 (火)

ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025 終わる

 東京国際フォーラムで開催されたクラシック音楽フェス「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025」は5日、3日間の会期を終了しました。今年も3日間通して観ることができました。天候に恵まれ会期中ビール日和だったのも良かったです(微笑)

 今年観たのは、有料公演は夜を中心に5つ。有料公演の合間とか昼間は地下ホールEや地上広場の無料公演などを観たり腹ごなししたり。以前は気楽に聴けるクラシックはこの機会しかないとばかりに公演を詰め込んだものですが、歳を重ねてゆったり観る方向になってきました。それは他のお客さんも同じなのかなあ、、、会期中ずっと会場の東京国際フォーラムは賑わっていましたが、かつての人の渦のような混雑ぶりはなく、程よいにぎわいといった感じ。以前使用していたホールB7を使わなくなって公演数(=販売席数)が減った影響ももちろんあるでしょう。公演の合間も椅子に座って休めることが多くなって(以前はまず座れなかった!)これでこのフェスが持続可能ならこのぐらいがちょうどいいように思います。

 今年は都市とその時代をテーマに据えたこともあってニューヨーク=ジャズやジャズとクラシックの融合を取り上げた公演も多く、ファイナルコンサートをガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」で締めたのが象徴的でした。私が観た公演もジャズ寄りが多め。普段着でクラシックとジャズが聴ける楽しいフェスでした。個別の感想は追々書くかもしれません。誰のため?はい、自分の備忘録です(微笑)

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2025年5月 4日 (日)

ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025 始まる

 大型連休の恒例イベントであるクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025」(以下LFJ)が3日から東京国際フォーラムで始まり、さっそく有料2公演を聴いてきました。コロナ禍で開催が中断したとき以外は初開催時から毎年通っているLFJですが、今年の規模感は昨年と同程度ですね。収容力の大きなホールA、ホールCと小空間のホールD7、G409の4会場が有料公演。無料公演は地下のホールEキオスク(要・有料チケット半券)と地上広場キオスクの2か所。様々なしつらえが簡素になって祝祭感はコロナ禍前には及びませんが、地上広場のネオ屋台村もあって多くの人で賑わっています。

 今年のテーマは「Memoires(メモワール)~音楽の時空旅行」。ある時代の都市で活躍した音楽家の楽曲を集めてプログラムが組まれているようです。クラシックフェスながらジャズの公演(アメリカの都市)もあります。

 5日までの会期中の公演チケットは小空間のホールF7、G409は売り切れ。ホールCにも売り切れ公演がありますが、5000人収容のホールAはまだまだ買うことができるので、時間が空いていてちょっと気になっているという方はぜひ一度足を運んでいただければと思います。無料公演も組み合わせれば低予算で充分楽しめます!なお会場にもチケットオフィスが特設されていますが(ホールD1)稼働している受付台が6か所ですので時間によっては行列が長くなっているかもしれません。確実に買うにはあらかじめコンビニ(チケットぴあ)で買っておくことをお勧めしますが、現地チケットオフィスは発券手数料がかからないのが魅力ではあります(微笑)。公演情報は公式サイトで。気軽に、気楽に楽しめるのが魅力です。

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