2024年6月18日 (火)

ありがとう道新ホール 尾崎亜美コンサート

 16日は札幌・道新ホールで「ありがとう道新ホール 尾崎亜美Concert2024」を観てきました。ありがとう~となっているのは、今月末で閉館する道新ホールのさよなら公演のひとつになっているためです。私は2022年10月の亜美さんのコンサートで初めて道新ホールに行きましたが、2度目の来訪がさよなら公演になってしまいました。亜美さんも思い入れがあるようで、また配偶者の小原礼さんも「音の良いホールが無くなるのは寂しい」とSNSで発信してましたので、ミュージシャンに愛されたホールなのだと思います。

 今回の出演はいわゆる水戸黄門スタイル(尾崎亜美:Vo,Key・小原礼:Ba・是永功一:Gt)にAisa(Cho,Gt,Mand,Perc)を加えた4人編成。客席は満員御礼で、大入袋が出たそうです。では曲目を。

1.Recipe For Smile
2.My Song For You
3.マイ・ピュア・レディ
4.初恋の通り雨
5.VOICE
6.悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズのカバー)
7.泣きたいような気分で
8.あなたの空を翔びたい

9.FOR YOU
10.メッセージ~It's always in me
11.Lady Madonna (ビートルズのカバー)
12.フードウォーリアー
13.グルメ天国
14.純情
15.伝説の少女
16.Smile
17.オリビアを聴きながら

ec1.天使のウィンク
ec2.Will You Love Me Tomorrow? (キャロルキングのカバー)

 全体は2部構成。1部は白い衣装、2部は黒い衣装、アンコールも着替えて黒い衣装でしたが、自らMCで「白亜美、黒亜美」と言っていたのには笑ってしまいました。衣装はだいたい白か黒の組み合わせが多いのですが、そんなこと言うのは初めてでしたので。進行はほぼ1曲ずつ区切ってMCを挟むかたちで、亜美さんのホールや曲にまつわる思いを語ったり「要らんこと」をしゃべったり。要らんことが多いのをお詫びしていましたが、それがなかったら亜美さんじゃないような気がします(微笑)

 1は意外で、そう来たかという感じ。最近は名刺代わりに2で始めることが多いですので。「私は晴女だけど昨日は晴れで明日も晴れの予報なのに今日だけ雨なのはこの曲を入れたからかもしれない」といって始めたのが4。確かに午後は結構強い雨でしてまさに曲の情景のような感じだったのでした。この曲は自然と手拍子が湧いてくることが多い曲なので私も最初から地味に手拍子していたのですが、周りはあまりついてきてくれず(^^; でも亜美さんが「手拍子嬉しい」と拾ってくれて大きな手拍子になりました。6は映画「トノバン 音楽家加藤和彦とその世界」の公開に絡めて。7はお久しぶりの選曲でした。この曲は天文台でほぼ作ったといったことを。

 2部のスタートは9から。これは亜美さんひとりでやる予定にしていたところ急きょAisaさんにもコーラスで入ってもらうことにしたそうで、息ぴったりでした。Aisaさんは他の曲でもコーラス、ギター、マンドリン、パーカッションと大活躍でした。10は母が亡くなって曲が作れなくなったときの話を絡めて。11はコロナ禍でのStayHomeMusicの活動と絡めて。12と13は食いしん坊コーナー。札幌にくると美味しいものを連想するということで、それをパブロフの犬のようなと言っていましたが、何かを見て唾液が出るみたいなのは何て言うんだっけ?と自ら振っておいて答えが出ず(^^; 今思えば条件反射と言いたかったのだと思いますが、私もその場で言葉が出なくて助けて差し上げられなかったのは悔いが残りました(笑) 14は最近サブスクで外国でよく聞かれているという話題と絡めて。亜美さん自身も好きな曲なので嬉しいと言っていました。16はぜひ会場のみなさんも一緒にという恒例のパターン。アンコール1曲目はスカっとスタンディングで盛り上がりました。最前列にいたので実は後方の様子がよくわからないのですが、次の曲に行く前に着席指令が出たときに振り返った感じでは多分総立ちに近かったのではと。

 で、あらためて曲目を見てみると、4月に行われたビルボードライブ横浜・大阪での曲目に曲を足した拡張版のような感じですね。これから外国曲のカバーを組み込んだものが定番になるのかな?カバー曲が聴けるのはライブならではですが、もっとオリジナルを聴きたいという気持ちもあり、正直悩ましいところではあります。

 休憩除きで正味約2時間のコンサートは温かくて楽しいものでした。盛り上がるところはきっちり盛り上がったし!良いコンサートでした。700席で1フロアというハコの大きさも一体感のある温かさに良かったかもしれません。期せずして閉館さよなら公演に立ち会うことになりましたが、観られて良かったです。

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2024年6月16日 (日)

プチモアの2つのライブ

 この1週間で東京・東新宿のライブハウスPetitMOAで2本のライブを観てきました。記事タイトルではカタカナにしたのは英小文字が英大文字に強制変換されてしまうため。ココログのイケてない仕様です。。。

 まずは6月8日は「PetitMOA 5th Anniversary Live」。5年前のプレオープン日を記念したライブで出演は共同オーナーであるシャンソン歌手ソワレさんとKayaさん。さらにLokiさん。ソワレさんは河合奈保子さんの「スマイル・フォー・ミー」をイメージした衣装で自作のオリジナルをメインに、Kayaさんはシャンソンをメインに歌唱。Lokiさんは安全地帯のカバーをメインに。ソワレさんがオリジナルをたくさん歌うライブは久しぶりな感じです。私がソワレさんを知ったころに通っていたライブを思い起こしました。Kayaさんはおなじみですが、Lokiさんは初見。艶のある良い声でした。ライブの後はバー営業でパーティー気分。思い思いに歓談などしていましたが、コロナ禍を潜り抜けて5周年を迎えたということで感慨深いものでした。ますますの盛業をお祈りします。

 そして6月12日は「越路吹雪avec日生劇場CD-BOXリリースパーティ」。生誕100年に合わせて企画・リリースされた8枚組CD-BOXの発売記念ライブでした。越路さんの生誕100年ということでソワレさんはたいへん張り切っていて、今年は越路さんに全精力を傾けると宣言していましたが、その企画のひとつとして日生劇場のロングリサイタルの音源のデジタル化が出来たことを喜んでいました。ただし今回リリースされたのは60年代のもの。まだ70年代が残っており、それは今回のBOXの売れ行き次第・・・みたいなことをおっしゃってました。会場でユニバーサルの方が即売をしておりましたが、私はタワレコで注文してしまったのでパス。。
 ライブの出演はソワレさん、Kayaさんに加えてフルポア(樋口祥久さん、咲花莉帆さん)のお二人。ソワレさんは越路さんの衣装をパクった衣装で、越路さんモード全開。歌唱曲はみなさんBOX収録曲中心ですが、シャンソンだけでなくオリジナルやミュージカルナンバーもという盛りだくさんな構成でした。ライブはツイキャスのプレミアム配信でアーカイブが観られますのでよろしければ。そしてこの日はソワレさんのバースデー。ということでセレモニーもありましたが、以前のバースデーライブのようななりきり奈保子さんは登場せず(^^; ただ、嬉しいお知らせがありました。7月24日に河合奈保子ナイトをやるそうです。詳細はいずれPetitMOAのHPに載るでしょう。平日ですが、盛り上がりたいですね。

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2024年6月10日 (月)

劇団扉座「ハロウィンの夜に咲いた桜の樹の下で」を観る

 きのう9日は劇団扉座の新作「ハロウィンの夜に咲いた桜の樹の下で」を観てきました。会場は扉座のホームと言える東京の座・高円寺。小ぶりなハコでステージが近く、客席に傾斜もあって見やすいのがいいですね。

 扉座の芝居に外れはないというのが私の経験ですが、今回の作品は理屈抜きで面白いです。ハロウィンの夜に記憶を無くすほど泥酔して帰った自宅で起きるあれやこれやを描く言ってみればドタバタ劇なので、キャストの見た目とかキャラクター設定とか展開がいちいち面白いのです。そして、いくつかの手がかりから断片的に記憶を取り戻して、ハロウィンの夜に何があったのかを解き明かしていくという、謎解きの要素もあります。そして単なるドタバタ劇に終わらないのが扉座、というか主宰の横内謙介さんで、人生の転機を迎えた中年世代の悲哀なんかも盛り込まれています。ラストにほのかな希望のようなものが見えてくるのも横内さんらしいかな。

 まあ、私がごちゃごちゃ書かなくても、すでに演劇のサイトがレポを出していますので、そちらを参考にしてもらったほうが良いかなと。ネタバレ度・小ならステージナタリー、ネタバレ度・大ならシアターテイメントNEWSですね。

 今作は主役がテレビドラマ「相棒」でおなじみの山中崇史さん。上記のレポの写真にもありますが、テレビでは決して見られない姿が見られます。扉座初心者、というか演劇初心者にもオススメです。ぜひ劇場へ。6月16日までです。公演情報は扉座のサイトでどうぞ。

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2024年6月 3日 (月)

いまのまいバースデーライブ2024

 きょう3日は私が日ごろ推しているいまのまいさんのバースデー。おめでとうございます。そして2日は毎年恒例のバースデーライブがあり観てきました。昨年はいろいろな意味で節目にあたり派手に大きなハコでやりましたが、今年は近年のホームグラウンドといっていい東京・四谷のDoppoで。しかし盛り上がりというか客席のテンションは昨年以上のように感じました。というのも、1日にも触れましたがゲストで北岡夢子さんが登場!会場は受付スペースを外に出して増席したのに満員札止めで、そして客席にはふだんのまいさんのライブでは見かけない方もそこそこいらしたり。

 主役のまいさんは自分が歌いたい曲を中心に選曲した結果マニアック上級者むけの曲をガンガン歌い、早着替えで衣装も変えていって楽しそう。そして中盤で夢子さんを呼び込んで歌とトークコーナー。なんと人前で歌うのは約30年ぶりとのことでした。しかも現役当時はキャンペーンでは歌っていたもののコンサートのようなものはあまりなかったということで。。。今回出演して歌うに至った経緯の話もあり、まいさんのバースデーをお祝いしたいということと、昨年10月の昭和とらいあんぐるの大阪でのライブのとき客席にいて楽しそうだなと思ったこと、だそうです。休業していた夢子さんを歌う気にさせた昭和とらいあんぐるってすごくないですか? 10月には新たなお知らせができそう、という今後の活動本格化を匂わせる話もありました。そんな展開を聞くと、1日にも書きましたが「羨ましい」となるわけです、河合奈保子ファンとしては。実際、駆け付けたファンと思われる方、とても楽しそうでしたし。夢子さんは4曲歌いましたが、歌はなかなかのもの。ボーカルがバンドの音に負け気味でしたが、声が出ていないのではなくマイクロフォンの使い方が慣れてないかなという印象です。マイクが口元に近いときは十分聞こえてましたので。
 終盤はまいさんが締め、アンコールではバースデーセレモニーもあり、最後はまいさんと夢子さんが一緒に歌ってお開き。その後は物販タイムへとなだれ込んでいきました。

 ライブはツイキャスプレミア配信が行われ、アーカイブの視聴もできますのでこちらからどうぞ。(6月16日まで) 演奏はいつもの昭和とらいあんぐるスペシャルバンドが担当していてかっこいいですし、夢子さんがびっくりするぐらいかわいらしかったことも付け加えておきます。写真撮影はできたのですが自分で楽しむだけにしてくださいということでしたので、当店には出せません m( )m

 それにしてもまいさんは真璃子さんのこととい夢子さんのことといい、急展開な一年でした。ますますのご活躍を。

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2024年6月 1日 (土)

デビュー満44周年!

 きょう6月1日は河合奈保子さんのデビュー記念日。満44周年になります。おめでとうございます。

 この1年、作家の周年記念コンサートで代理の歌手により奈保子さんの「デビュー ~Fly Me To Love」が歌われたり、その関連CDが発売されたり、あるいは映像付きのDJナイトが開催されたりといった周辺の動きはありましたが、ご本人に関する動静はまったく聞こえず。。。まあ、そんなことをもう何年も繰り返してますから慣れっこになってはいますが。

 でもねえ・・・私が推しているいまのまいさんの関連で一時休業していた真璃子さんのライブを思いがけず観ることになったり、明日はそのまいさんのバースデーライブにこれまた休業していた北岡夢子さんが出演して歌われるというし、あるいは奈保子さんと同じオーディションに出場していた小林千絵さんがソロライブを開催したりとか、奈保子さんよりも前から活躍していた伊藤蘭さんとか石川ひとみさんが現役バリバリで歌われているという情報に接したりとか、そういうものを見聞きしていると、もう羨ましくてたまらないのです。ああ、なんで奈保子さんは・・・ってなってしまいます。もちろん音楽活動の再開を無理強いは出来ませんし、奈保子さんのお気持ち次第、それを温かく見守るというスタンスではありますが。

 そんなことを思いつつも、奈保子さんの音楽の魅力に遅ればせながら気づけたことで音楽の楽しみ方が広がって今の私になっているのですから、私にとって奈保子さんはホームルームのような存在です。デビューしてくれなかったらこうなっていなかったでしょう。本当にありがとうございます。そして私が気づいた魅力が多くの方にも伝わることを願います。

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 恒例の(代り映えのしない、ともいう)メッセージボードを本館に特設しました。6月いっぱいの予定です。

 

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