2025年4月20日 (日)

ビッグバンドと神野美伽さんのコラボを観る

 きのう19日は「あの頃の、ビッグバンドとブギウギと」というコンサートを観てきました。会場は東京・・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール。去年、尾崎亜美さんがゲスト出演した鈴木康博さんのコンサートを観た場所ですね。出演はGentle Forest Jazz Bandと神野美伽さん。演歌がメインフィールドの神野さんとジャズの組み合わせは意外に思えるかもしれませんが、だいぶ前に桑山哲也さんとコラボでタンゴやファド、シャンソンを歌っているコンサートを観てとても良かったので、ジャズもきっと良いに違いないと楽しみにしていたのでした。そうそう、会場には桑山哲也・藤田朋子さん連名でお花が出ていました。

 コンサートは2部形式で、1部はGentle Forest Jazz Bandがジャズのスタンダードやオリジナル?を演奏。いい音を出しつつ、かなりエンタメ性の高い構成で時に笑いも取りつつ、とても楽しいステージでした。バンドリーダーで指揮のジェントル久保田さんは演奏中、踊る踊る(笑)。私はリアルタイムでは存じ上げませんがスマイリー小原さんってこんな感じだったのかなと思わせるようなエンターテイナーぶりでした。曲によってはボーカル隊のGentle Forest Sistersが加わって素敵なハーモニーを聴かせてくれたのも良かったです。

 2部からは神野さんが白のシャツに黒のパンツというスタイルで登場。もともとショートヘアーということもありこの格好だと演歌歌手には全く見えないですネ。Gentle Forest Jazz Bandの演奏で笠置シヅ子さんが歌ったブギをエネルギッシュに歌ったりジャズナンバーをしっかり聞かせたりと、期待に違わぬさすがの歌唱でした。演歌は1曲だけ「りんご追分」をGentle Forest Jazz Band によるジャズアレンジで。このとき出だしはアカペラだったのですがマイクを通さずに大ホールに声を響かせてました。神野さんは終始楽しそうでめっちゃ弾けてましたね。ジェントル久保田さんとの掛け合いも楽しかったです。

 約2時間のコンサートはとても楽しかったです。ビッグバンドっていいなあと思いましたし、神野さんの異種交流も素敵でした。こんなコンサートがあったらまた観たいです。

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2025年4月14日 (月)

「みんなのうた」特番放送でリクエスト受付中

 すでにご存じの方も多いかと思いますが、NHK-FMが5月5日に「みんなのうた」の特別番組を放送するにあたり、これまで放送された楽曲リストの中からリクエストを4月25日まで受け付けています。

 みんなのうた 放送100年100曲SP 放送決定!リクエスト募集中
 (放送協会のサイト)

 みんなのうたは放送開始64年なのに放送100年100曲SPとはこれ如何に?ですが、今年はラジオ放送開始100年に絡めてなんでも特番にしてしまうようですね(^^; せっかくの特番ですから当店としては当然、河合奈保子さん歌唱の「雨のてん・てん」を推したいところです。(尾崎亜美さんの「キャンディの夢」も推したいですが・・・)。私の記憶では、みんなのうた関連のラジオ特番(例えば「今日は一日みんなのうた三昧」)で雨のてん・てんは流れたことがないように思います。今回も100曲の中に入るのはなかなか厳しそうですが、一票を投じたいと思います。私の場合、残念ながら85年の初回放送時を知らないので曲に対する思い出やエピソードがないんですよね。。。メッセージ欄をどう誤魔化すか、悩ましいです(^^;

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2025年4月 9日 (水)

亜美さんのビルボードライブ再び

 4月に入りビルボードライブでの「尾崎亜美 CONCERT 2025」のツアーが始まっています。そのうち、まず7日開催の大阪を観てきました。ビルボードライブは東京と横浜には行ったことがありますが、大阪は初めて。西梅田の、阪神電車の再開発地区の地下にありました。ちょっと調べたらビルボードライブって阪神電車のグループ会社の運営なんですね。ビルボードと阪神の取り合わせが意外というか。

 ツアーは4日の横浜が初日で、25日の東京が千秋楽。よって曲目については黙っておきます。昨年の春のツアーと比べて今年は東京が増えて全3か所なのですが、大阪でのMCによると昨年のライブが好評だったそうで、それで1か所増えたのかな、とのこと。結構なことです♪ 今年は大阪が最速で売り切れたとのことで、私は1部を観ましたが満席でした。2023年と24年は秋のホールライブが東京だけの開催となり関西方面でのライブが無くなってしまったので、需要があるのだと思います。また秋に大阪でもライブをやってくれるといいですね。

 ライブは盛り上がりました!客席とステージが近いし、東京や横浜ほど天井が高くなくて一体感が出やすい環境であることも手伝っているのかな。あ、でも横浜を観た方によると横浜も盛り上がってたそうなのでやっぱり内容かな。ビルボードライブは2部制ということもあり一般的なホールライブよりも公演時間が短く、大阪の1部は1時間20分ぐらい。あっという間でした。曲数も抑え目でしたが、これでも予定より押したとのこと。トークでの「要らんこと」が多かったか(微笑)。でも要らんことトークは亜美さんの魅力のひつとでもあるので、これからも続けて欲しいです。

 ということで、詳しいことは東京の後に。

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2025年3月31日 (月)

デイリー新潮に亜美さんの素敵な記事

 音楽マーケッターの臼井孝さん(T2U音楽研究所 )がデイリー新潮に「記録と記憶で読み解く 未来へつなぐ平成・昭和ポップス」という連載を持っていて、Spotifyの再生回数などを切り口にアーティストのインタビューで読み応えのある記事を書かれているのですが、この度「TWIN-SONGs」発売に絡めて尾崎亜美さんへのインタビュー記事全4回が3月25日から31日にかけて公開されました。

第1回「杏里「オリビアを聴きながら」や松田聖子の名曲たちを生んだ尾崎亜美が語る制作秘話「『天使のウィンク』は明日までに作詞・作曲をお願いと言われ……」

第2回「尾崎亜美が昭和アイドルのなかでも岡田有希子と河合奈保子を大絶賛する“納得の理由” 松本伊代の「可愛すぎる」突撃エピソードも明かす

第3回「尾崎亜美のアルバム曲「純情」が令和に海外で人気沸騰、昭和のヒット作で味わった“生みの苦しみ”や入院先での“身バレ”も懐古

第4回「尾崎亜美、14歳の観月ありさに提供した難曲や、薬師丸ひろ子が歌う“謎の歌詞”を解説 「“1回で覚えられない曲を作ってほしい”と言われて……」

 各回が3ページありますので合計12ページ分という、たいへん読み応えのある記事になっています。触れられたエピソード自体はコンサートのMCやテレビジョン出演時のトークなどで既出のものも多いですが、そのときの亜美さんの心情・心境も添えられたりしていて興味深く読みました。中にはファンになってから20年の私も知らなかったことも(^^; 亜美さんはコンサートのトークで本題から逸れた「要らんこと」をちょいちょいしゃべるのですが、要はサービス精神が旺盛なんだと思うんですよね。臼井さんはそういうのを引き出すのが上手いなあと。楽しそうですし。読んでいると亜美さんの声で脳内再生されるような文体もグッドです。ファンにとって嬉しく、そうでない人が読んでも亜美さんがどんな人が伝わるのではないかと思います。

 そして、今回も亜美さんは河合奈保子さんをベタ褒め♪ 過去にベタ褒めされているのでそれ自体は今さら驚かないですが、ここまで具体的に細かく語っているのはなかなかないんじゃないかなあ。“セルフカバーで『微風のメロディー』を歌うとき、最初はかなり戸惑っていました(笑)”というのも、2019年の大阪のコンサートのサイン会で私が直接亜美さんに伺った話とおおむね符合しますので、あれは私に対するリップサービス(亜美さんは私が奈保子ファンであることをご承知くださっています)ではなかったんだなと確認することができました(微笑)。

 ちなみに亜美さんはインタビューを受けた日のことをブログで綴っています。2時間がんばったそうですので(たぶん臼井さんに乗せられていろいろお話しになったのではと想像)ぜひデイリー新潮をお読みいただければと思います。

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2025年3月26日 (水)

セルフカバーつきの尾崎亜美提供作品集発売

 先週20日にも綴りましたが、2枚組コンピ盤「TWIN-SONGs~尾崎亜美作品集」がきょう発売となりまして、さっそく私も入手しました。目玉焼きのジャケ写がかわいらしいです。ジャケ写やCD盤面に豚のイラストがいくつも踊っていますが、これは亜美さんの作。以前から豚好きを公言している亜美さんは会報やグッズによくお手製の豚のイラストが登場するのです♪

 CDの中身は上記タイトルのリンク先のとおりで20日にも綴ったので省略。音源的にレアなものは特にありませんが「オリビアを聴きながら」のセルフカバー音源はアルバム「lapislazuli」のもの。ベスト盤によく収録されているバージョンですが、たぶん一般には耳なじみがないのではと思われます。アルバム「MERIDIAN-MELON」収録のほうが世間的なイメージに合うんじゃないかなあ、と思ったりします。
 河合奈保子ファンとしては「微風のメロディー」にも触れておきたいです。この曲は奈保子さんのオリジナルと亜美さんのセルフカバーでは歌詞が一部違うわけですが、ブックレットの歌詞はどうするのかと思ったら色を変えて併記していました。オレンジ色が奈保子さん、緑色が亜美さん。それぞれの色がクレジットに紐づいていてどちらのバージョンかわかるようになっているという仕掛け。そう来たか、と思いました。

 欲を言えばブックレットに楽曲解説がついてたら更に良かったなあと思いますが、亜美さんの提供作を提供先のオリジナルと亜美さんのセルフカバーそれぞれで楽しめる趣向が面白いコンピ盤ですのでよろしければ。

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