2020年9月20日 (日)

尾崎亜美コンサート2020(京都)

 9月18日は京都・烏丸一条の府民ホール・アルティで尾崎亜美コンサート2020を観てきました。私は過去に四条寺町の都雅都雅とか岡崎公園の京都会館で亜美さんのライブを観ていますが、ここは初めて。それもそのはず亜美さんも初めてとのことでした。ここは東京公演の会場とは違い公共ホールなのでドリンクは付きません(^^) 

 コンサートの詳細はまだ千葉公演が残っているので伏せときます。先週の東京公演と同様周辺情報と雰囲気だけ。
 入場時の対応は東京とほぼ同様。サーモグラフィーで検温があり、席番・氏名・住所・電話番号を記載した用紙を提出しましたが、体調に関する問診項目はありませんでした。係員はマスク着用でしたがフェイスシールドまではせず。このあたりはプロモーターやハコの考え方の違いですかね。東京の物々しさよりは少し柔らかい感じがしました。

 観客に対しての諸注意としては、マスク着用、公演中に声を出したり座席を移動したり立ち上がるのはNGなど。東京ほど事細かではなかったかな。座席配置は東京と同様で市松模様でした。

 京都は亜美さんの出身地ですが長らくソロコンサートがなく、数年前からやりたいとリクエストを出し続けてようやく叶ったとのこと。それもこの新型コロナ禍で出来るかどうか気をもむ状態で、出来ることになったときに本当に嬉しかったと話していました。客席には高校時代の軽音楽部の仲間などもいらしたそうで、先週の東京とはまた違う、より温かなコンサートになりました。亜美さんのトークが換気対策の関係もあって多めだったのですが(歌ってないときは扉を開放していたらしい)、京都時代の話題も多くて客席の笑いの反応も東京より多めだったかな。そして客席に「京都で歌ってくれてありがとう We Love AMII」なんて横断幕が出たりとか、ジャニーズやK-POPのファンがやるようなメッセージ付きの団扇を掲げたりとか。諸注意の制約で声援が送れないなか、亜美さんにメッセージを伝えたいということだと思いますが、こんな光景を見たのは初めてでした。横断幕を見た亜美さんは「そんなん出されたら泣くやん」と言いつつ、目じりに指をあててました。

 東京はフルバンドの豪華編成でしたが、京都はギターとベースのみ従えた、亜美さんの言うところの「水戸黄門スタイル」。でも、これはこれで3人のアンサンブルが心地よかったです。それに東京にはなかったグランドピアノ、それもスタインウェイでの演奏もあったし。やっぱり響きが違いますよね(^^)。雰囲気も含めいいコンサートでした。

<ミュージシャン>
尾崎亜美(Vo,Key,Pf)
是永巧一(Gt)
小原礼(Bs)

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2020年9月13日 (日)

尾崎亜美コンサート2020(東京)

 きのう9月12日は東京・六本木で尾崎亜美コンサート2020を観てきました。場所は東京のEX THEATER ROPPNGI。初めて入る会場でしたが、設備はコンサートホールと変わらないものの、ドリンクが付くので運営はライブハウスっぽいです。演劇とかもやるみたいなのでライブハウスとは言わないのでしょうが、法規制の緩い飲食店の扱いで営業するためですかね(^^;

 さて亜美さんのライブは私にとっては1月の沢田知可子さんとのジョイント以来ですが、亜美さん自身にとっては2月26日に松山で開催されたジョイントコンサート以来、実に半年と半月ぶりとのこと。この間、予定していたコンサートが次々に延期や中止となり、ようやく開催できたということで喜びいっぱい、そして感情の高まりが感じられるコンサートになりました。

 このあと京都・千葉でもコンサートがあるのでコンサートの具体的なレポは伏せときますが、周辺情報だけ。

 まあ、このご時世ですので、いろいろ物々しかったです。入場に際しては非接触型体温計による検温と手指の消毒、そして「新型コロナウィルス感染症拡大予防チェックリスト」なるものに記載して提出。内容は体調に関する問診、氏名、住所、連絡先電話番号、メールアドレス、座席番号でした。これはプロモーターのキャピタルビレッジが求めたもので、個人情報の塊ですが保存期間はどのぐらいなんでしょうね。ハコの係員は全員フェイスシールド装着で、機動隊かよ、みたいな。切符の半券は自分でもぎって箱へ投入。

 観客に対しての注意事項としてはマスク着用、ロビーや客席での会話は控えるように、公演中に声を出したり座席を移動したり立ち上がるのはNGなど。声出しやスタンディングに関しては公演中に亜美さんからもたびたび言及があって「声はいつもの音量を10としたら2か3で」とか「この曲は盛り上がる曲だけど総座りで」とか。一緒に盛り上がって欲しいけど「どうしたらいいの」というもどかしさを亜美さんも隠さなかったです。目の前に観客が居るのに拍手や手拍子以外に反応を確かめられない・・・。それは客席も同様で、最初のうちはゆるふわトークに笑ったりもしてなくて、どこまでOKなんだろうと距離感を図りながら、みたいな感じでした。後半になってくると笑いぐらいは出るようになりましたが。

 座席は左右に対して一つおき、前後に対しては前の席を空席として、つまり市松模様みたいな割り付け。これで政府指針の定員の50%ですね。座席数を勘定すると924なのでその半分は462。目視ではほぼ埋まってました。亜美さんも「この状況でこんなに来てくれるとは思わなかった」と感激してました。ホールに半分しか入ってないのは通常だと寂しいものですが、このようにバラけて座ると様になりますし、前が見やすく隣が気にならないという利点はあります(微笑)。隣に大柄な人が座ったりすると窮屈だったりするんですよね(^^;

 コンサートは換気も考慮して途中休憩のある2部構成でした。終演後はロビーの混雑防止のため係員の誘導で後ろの列から順次退出。CDはベスト盤中心に色紙つきで販売されてましたが、いつもあるTシャツなどの物販やサイン会はありませんでした。んーちょっと淋しいかも。でも以前はサイン会がないのがデフォルトでしたからね。

 少々窮屈に感じたりもしましたが、こうやって生で音楽が聴ける嬉しさのほうが勝りました。サポートミュージシャンも豪華で音も良かったし。亜美さんも時に涙ぐんでたりしましたが、こういう生演奏の場は本当に大切にしたいです。今の環境で出来うる限り最高のパフォーマンスを届けようとしてくれた亜美さんに感謝です。

<ミュージシャン>
尾崎亜美(Vo,Key)
鈴木茂(Gt)
是永巧一(Gt)
小原礼(Bs)
佐藤準(Key)
林立夫(Dr)
Aisa(Gt,Perc,Chor)

 

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2020年9月12日 (土)

米軍放送の75年

 きょう9月12日で、米軍放送のAFNが開局75周年なんだそうです。先週、東京新聞が記事を出しています

 太平洋戦争の敗戦後すぐ、占領軍が日本放送協会の施設を接収して始まったいわゆる進駐軍放送は、記事にもあるように日本の音楽文化に大きな影響を与えたことは間違いありません。戦争中、ラジオから流れる音楽は軍歌、戦時歌謡と同盟国のドイツのクラシック音楽ぐらい。そこに進駐軍放送がジャズを流し始めたことで、「ジャズ屋」と言われるミュージシャンが生まれ、そうした人たちの生み出す音楽が戦後の歌謡シーンを彩っていくわけで。

 この進駐軍放送のことを、当時聴いていたミュージシャンはWVTRと表現することがよくあります。これは放送局のコールサイン。内幸町にあった放送会館の玄関にJOAKと並んでWVTRが掲げられていた写真が残っています。アマチュア無線家などはすぐにピンとくると思いますが、このWで始まるコールサインはアメリカの無線局に対してアメリカの政府が発給するもの。電波が「占領」されたようなものです。

 そして驚くべきことに、75年たった今も、AFNは日本政府(総務省)の免許を持たずに放送を続けています。ですから日本のコールサインがありませんし、総務省の無線局のデータベースにも存在しません。公共の財産とされる電波を利用するには、電波法により総務大臣から免許を得なければなりませんが(無線LANや特定小電力トランシーバーなど例外はあります)、AFNはその電波法の「枠外」になっている。こんなところでいまだに占領状態が続いていることには、言いようのないもやもや感を感じます。

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2020年9月 6日 (日)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展を観る

 東京・上野の国立西洋美術館で開催中の展覧会「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を観てきました。ロンドン・ナショナル・ギャラリーはこれまで海外に所蔵品を貸し出したことがなく、これが初の国外展示。これを逃したらもう二度と観られないかも、という感じでしたので、新型コロナの影響で開幕が延期されたものの会期変更で開催できたのは喜ばしいことです。

 新型コロナの影響で、多くの展覧会が来館者の集中を避けるために日時指定制の切符を発売するようになりましたが、本展も日時指定です。これで極端な混雑にはならないはずですが、できるだけゆったり鑑賞したいので9月4日の夜間開館を狙って切符を買い入場。落ち着いてゆっくり鑑賞することができました。

 出品数は61作品。それほど多くないように感じるかもしれませんが、とても見応えがありました。ロンドン・ナショナル・ギャラリーは「西洋絵画の教科書」とも呼ばれているそうで、イタリア、オランダ、スペイン、フランスなどを中心に、まさに年代ごとの「教科書のような」絵がずらっと並んでいました。ちゃんと解説を読み込めば西洋絵画の歴史の要点がわかるようになるのかも。といいつつ観ているときはわかったような気になるのですが、しばらくすると忘れちゃうんですよね(^^; (→そのために図版も買いましたが) 「わかりやすい絵」が多いのも私にとっては良かったです。昔の西洋画は神話や聖書の逸話を描いた宗教画が多く、観ても何だかわからないことも多いですが、肖像画や風景画など背景がわからなくても絵として楽しめるものが多かったです。ルネッサンス以前の古典・バロックはなく、近代絵画もポスト印象派ぐらいまでなので、絵画の変遷のすべてがわかるというわけではないのですが、美味しいところがわかるといった感じでしょうか。展示のラストを飾っていたのはゴッホの「ひまわり」でしたが、現存する6作品のうち2つがいま日本にあるって、すごくないですか(1つは東京・新宿のSOMPO美術館が所蔵)。と言いつつも私は「ひまわり」にそんなに心惹かれないんですけど(^^; ヘタウマ的な絵よりもきっちり描き込んでいる絵のほうが好きですね。これはあくまで個人の好みの問題ですが、私が河合奈保子ファンであることも影響しているかもしれません(^^) 

 東京では10月18日まで、その後は大阪に巡回しますので、西日本の方もぜひ。詳細は公式ページでどうぞ。全展示作品を画像つきで確認できます(これ、とても珍しいです)

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2020年9月 3日 (木)

97年前の教訓

 9月1日は防災の日でした。そして関東大震災から97年の日でした。

 阪神大震災、新潟県中越地震、東日本大震災など記憶に残っている大災害に比べて、100年近く前の災害は顧みられることも少なくなりましたが、今でも教訓にすべきことはあると思います。流言飛語への対応です。関東大震災では、災害そのものではなく流言飛語が元で犠牲になってしまった方も出てしまった。なぜそんなことをしてしまったのか顧みることは大切なことではと。新型コロナ禍が進行中の今、そう思います。

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